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留学3ヶ月目、病み期とホームシック

たまに自分が何者か分からなくなる感覚に陥る

留学に来て、自分が今まで生きてきた世界や積み上げてきた人間関係・信頼を全てリセットして新たな場所で生活を始めた。

それは思っていた以上に負荷がかかることだった。

自分がどんな人間でどんなことが好きでどんなことに幸せを感じるかなんて自分しか知らない。
だけど、ずっと自分を見てくれていた友達や家族にはそれがなんとなく通じていて、私はこんな人間なんだというのを知ってくれているからこその安心感があった。

留学では、言語も文化も全く異なる中で生きていかないといけない。
初めはその違いが刺激的で楽しく感じていた。だけど最近徐々に疲れ始めている自分がいる。

まだ友達も2-3ヶ月しか一緒にいないから全てを理解してくれている!と思えるほど通じ合えているわけではない。
だからこそ、自分がこんな人間なのだということを言葉にして伝えていかなければいけない。
それが最近どうしようもなくめんどくさくて人との交流を絶ってしまう自分がいる。

「他者は自分を映す鏡」というけれど、鏡の中の自分は本当の自分なのだろうか、という不安からどんどん自分がわからなくなってきた

自分は留学先では部外者で、一時的な交換留学生としているだけ。
自分のホームは日本だと心が言っている。

とても帰りたい。
日本の美味しいご飯を食べて親友とたわいもない話で語り合いたい。
自分を肯定してくれる人の優しさにずっと触れていたい。

ここでは何をしていても、自分はアウェーな人間なんだと感じる。
授業でも、街でも、この国は自分を完全には受け入れてはくれないような気がする。

こんな後ろ向きな思考になっているのは疲れているからなのかもしれない。
春の兆しに触れて少しでも心が軽くなるように、散歩に出かけようかな。

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