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私の武器・・・・



普通より、ちょい下の

平凡な


能面づら。



背も小ちゃくて

声も、高い


こんな私の武器は

なんなのだろう。


私の武器は。

「変貌性」なのだと

思う。



美人が「美人」に見えることなんて

当たり前。


でも、ステージや表現で面白いのは

覆(くつがえ)せることだ。


普通に見える人が

舞台の上では「絶世の美女」のように思える。


もっともっと、大きい何かに「変貌」することが

できる。


そこには、気が弱く、


うじうじする私なんぞ

カケラもない。のだ



あぁ、なんて

素晴らしい世界なのだろう。





魔法にかけられたような

誰を見ているのか。



自分がどこに立っているのかを忘れてしまうような

そんな淡い日照りの昼下がりの匂いがする


ノスタルジックな空気感に触れられる。




それは、とてもとても儚い生命。


とっても、とっても

尊いひととき。



一刻の、夢


一瞬の、夢






自分の答えは

常に自分の中にあることを

今日も


自覚できる世界に



私は




生きている。









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