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やばい、まじやばい!尻の木が存在していた

やばい、まじやばい!
何がやばいって、尻の木が存在していた。それも日本に!

尻の木は長崎県諫早市で発見された。

尻の木の位置→ https://www.google.com/maps/d/embed?mid=1CcCCVCwpUiDKfMYdBcyLpBd-jac&hl=ja&ehbc=2E312F&ll=32.836097%2C130.00409599999998&z=17

最初に発見したのが、近くに住む中村シカさん(95)。
シカさんが毎朝の散歩をしていて発見した。午前6時前のことだった。
シカさんは、尻が道路に落ちているとは不思議なこともあるもんだと思ったそうだ。

帰宅したシカさんの話を聞いた孫娘の吉村塔子さん(38)が、駐在の西田桔平巡査(28)に通報したのが午前6時18分。

通報を受けた西田巡査が現場に駆けつけると、尻の穴をひくひくさせている尻が地面から生えていた。
西田巡査は切断された人体の一部と思い、県警本部に殺人の可能性ありということで通報した。

西田巡査から通報を受けた県警本部から玉木和男刑事係巡査(26)、
澤田義徳刑事係巡査長(32)、所三郎刑事係巡査部長(45)の
3名が現場に駆けつけたのが、午前7時半過ぎ。
現場検証を行った結果・・・ 尻のみが地面から生えていたが、切断された人体の一部ではなく、地面から単に生えている”物体”であり、事件性は無いと判断された。

県警本部から長崎大学に調査要請が入ったのが、午前9時20分頃。
「事件性は無いと考えるが、人体の臀部のようなものが地面から生えているので、見て欲しい」という要請だった。
長崎大学は、理学部植物生態学の永瀬武彦准教授(42)、同大学医学部医学科の西田尚道教授(55)の二名を現場に送ることにした。
二人が長崎市から現場に着いたのが、午前11時30分頃だった。

二人が見たものは、どこからどうみても人間の尻だった。

医学部教授の西田は、尻に一切の切断痕がないことを確かめるとともに、尻の形状、肌触りを確かめたうえ、ひくひくしている尻の穴に体温計を差し込み直腸温度を測定した。
体温は36.2度だった。
西田は、生きている人間の臀部に近いという結論に至った。

一方、植物生態学の永瀬は、地面に根を張っており、そこから尻が生えていることから、栄養分は根を通して接種していること、また尻の穴のヒダによって光合成が行われている可能性が高いことから、形態的には植物という結論に至った。

そして、根と尻の接合部分にわずかに幹ともいうべき樹皮部分があって、その下には薄い形成層があることから、「木」の一種である可能性が非常に高いという結論に至った。

これは世紀の大発見だということになり、ただちに大学に戻り、大学として本格的な調査の実施を要請すべきということで、二人の意見は一致した。

現場を離れる前に永瀬は、このままの状態では風紀的によろしくないということで、警察から渡された女性用の白いパンティを尻にはかせた。

しかしかえって風紀的によろしくない雰囲気になったので、永瀬が連れてきた研究室助手の大学院生長坂俊彦(25)を現場の見張りに置き、西田と永瀬は調査報告と本格調査の要請をすべく午後6時20分頃に現地を発ち大学に戻った。

長坂に見張りを任せたことが間違いだった。

西田と永瀬が大学から現場に再び戻ったのは翌朝午前8時30分頃だった。
大学の説得に一日を要したのだった。

現場に戻った西田と永瀬が見たものは、尻が切り取られた跡だった。
長坂はいなかった。
長坂が尻を切り取り持ち去ったことは明白だった。

県警は窃盗事件として長坂を指名手配し、長坂そして持ちさられた尻の行方を追ったが、長坂も持ちさられた尻もその所在を特定できないまま今日に至っている。

長坂の目的が尻だったのか、パンティだったのか、あるいはその両方だったのか未だ謎のままだ。

尚、尻の木については、わずかに西田と永瀬が撮った数点(1つはパンティ付き)の画像が残っているだけである。


Google map で「お尻の木」を偶然発見しました。  マジバイ

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