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『今日もあなたに太陽を』

主演パク・ボヨン
主人公ドウンは三年目で内科から精神科に異動になった看護士。
その理由は患者にやさしすぎるから。

明るさと気さくさと、患者への思いやりを持ったドウンは患者たちとの交流の中で成長し、心を痛めている患者たちの太陽になってゆき、恋愛と院内人間関係のアレコレ話、だなと思って観ていたら、途中から雲行きが変になる。 

ある患者の案件から、彼女から笑顔がなくなり、布団から起き上がれなくなり、自傷行為に。
鬱病と診断された。

このドラマは傷んだ人と癒す人という、よくある医療ドラマと違って、その関係にはバリアはなくてシームレスに連続している。心の痛みは看護士にも容赦無くおそいかかり、心の病を負った者は社会的に排除もしくは偏見を持って迎えるというつらい話だった。

私も若い頃、心はコントロールできるものだと思っていた。つらい時も笑い、悪口言われても軽口で受け流す。そんなことをしてきた。
そして、30代の半ばでパニック障害と診断された。電車や映画館や車の助手席にのれなくなり、会社も辞めた。治ったと思うまでに6年かかった。心は思い通りに抑制はできない。

作り笑顔では幸せにはなれないんです。

Netflixで配信中

#いながキネマ

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