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自転車泥棒

デ・シーカ監督
映画を変えた名作『自転車泥棒』
40年ぶりくらいに観ました。
あの頃観た主人公はすごく歳をとっていて疲れていると思ったけど、今の私の半分くらいの年齢、若い。
こちらは事実上、歳をとって疲れています。

仕事をするためになくてはならない自転車を初日に盗まれた主人公が、1日かけて子どもと自転車を探し回る話ですが、つらい。本当に。
昔は「そんな父を観るのはつらい」だったのが、
今は、「そんな自分を息子に見られるのはつらい」に変わった。

歳をとったなとしみじみ感じることのできる、リアリズム映画。

#いながキネマ

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