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風の中の牝雞

監督小津安二郎
昭和43年

大陸に召集され、まだ帰ってこない夫を待つ女。二階に間借りして小さな男の子(4.5歳かな?)と暮らしている。戦中戦中の一千倍の物価高、ミシン仕事をしながら着物を売ったりしてなんとか暮らしを立てていた。
しかし、子どもが高熱を発して入院した。熱は下がったが、病院代が払えない。思い余って売春宿に。
数日後に夫が復員し、家族に笑顔が溢れる、のだが・・

世界の巨匠、小津安二郎ということで、みたのだが、なんだこりゃ、でした。自分の暮らす現代と、当時との価値観の乖離に胸が苦しくなるほどです。
「忘れよう」だって?
忘れるわけないだろ、お前の暴力!
って感じに受け取ってしまい楽しめませんでした。

Amazonプライムで観れますよ。

#いながキネマ

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