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『落語家になれなんだ男』が帰って来る!!!!!

こんにちわ、劇団超人<正直に言います!>予備校主宰の魔人ハンター<花粉症対策にメガネをかける日々です>ミツルギです。
取り急ぎお伝えいたします。
昨年の11月に『INDEPENDENT:23』で上演いたしました『落語家になれなんだ男』が帰って来ます。

『INDEPENDENT:23』チラシ

最強の一人芝居フェステイバル『INDEPENDENT』に出演したプロの落語家は初めてでした。
役者とは違う役作りに驚かれた演劇人も多数いたことと思います。
ミツルギ作品としては珍しく好評でした。
それから3カ月ちょっとの冬眠期間を経て帰ってくるのです。

『INDEPENDENT:23』のゲネプロ時の写真

今回は『月亭文都独演会』での上演です。
『INDEPENDENT』では文都さんはアウェーでした。
ホームです。
しかし、落語を聴きに来た人ばかりの中で一人芝居をやるのです。
落語家さんの一人芝居は、どこにもホームがないのかもしれません。

『INDEPENDENT:23』のゲネプロ時の写真

場所が国立文楽劇場なのです。
今まで私が関わったことのない劇場です。
観に行ったことはありますが。
ここで私の作品が上演できるのです。

『INDEPENDENT:23』のゲネプロ時の写真

先日、打合せでした。
ワクワクドキドキしながら、東梅田から谷町九丁目で降りて、意気揚々としながら劇場を目指しました。
そして、途中で気づきました。
「あっ、新歌舞伎座目指してる!!!!!」
慌てて引き返し、谷町九丁目に戻りました。
文都さんとの待ち合わせ時間の10分前でした。
国立文楽劇場まで坂を降りればいいだけなのです。
でも、10分で行ける自信が無かったのです。
10秒ほど悩みました。
人生で1番長い10秒でした。
一駅地下鉄に乗ることにしました。
遅れるよりいいでしょう。
さらば190円!!!!!

『INDEPENDENT:23』のゲネプロ時の写真

打合せ、なかなか貴重な時間でした。
会議室でダーッと台本を説明しました。
やっぱり国立文楽劇場のスタッフさんは違いますねー。
いつもと違って、いや違わないのですが、こちらに
「この台本で大丈夫ですか?」
と、いう引け目があります。
正直、自己紹介の時点でドギマギしてました。
「何が魔人ハンターやねん!!!!!」
と、自分をツッコミながらです。

いろいろアイデアをいただきました。
小屋の適性やスタッフさんのこだわりでかなり変わってきそうです。
2ndはほぼ見下ろしの客席でしたが、今回は見上げの客席になります。
これだけでも雰囲気変わりますよねー。

さらに3カ月以上寝かせていたこの芝居を文都さんがどう成長させているかです。
それも落語を2本やった上でです。
『道具屋』という噺は前座さんがやる噺です。
10分そこそこです。
それを文都さんがやるというのが聴きどころです。
『寝床』は大ネタと呼ばれる噺です。
30分ぐらいかかるかな?
かなり激しい噺になると思います。
なので体力との闘いでもあります。

ほんと落語ってコスパのいい舞台なのです。
それなのに今回、芝居を入れたため、いろいろと経費が上がってしまうのです。
が、文都襲名記念興行を昨年から今年の初めまでやってきて、新たな11年目を踏み出すための『落語家になれなんだ男』なんでしょうねー。

前回見逃した人は元より、観た人も楽しめる作品を目指します。
落語会へ行ったことない人、お芝居を観たことのない人、もお待ちしてます。
これが一つの機会になればいいと思います。
観た人にはわかるでしょうが、あの曲が国立文楽劇場でかかると想像するだけで可笑しくてしょうがないです。

たくさんの人に来てもらいたいです。
よろしくお願いします。

チラシ

以下、月亭文都さんのFacebookからの引用です。

吉例 春の独演会「BUNTO FACTORY」vol.16
今回は2部制にして前半はオーソドックスな落語会。文都の『道具屋』と『寝床』、そして弟子の天使、秀都がそれぞれ1席ずつお届け。
後半はガラリ様子が変わり、昨秋ご好評をいただいた文都の新境地=ひとり芝居から「落語家になれなんだ男」(原作・演出 魔人ハンターミツルギ@超人予備校)を再演する。乞うご期待!
◉ 3月23日(土)13時開演
国立文楽劇場小ホール
前売¥3,500/当日¥4,000(全席指定)
お席のご予約 
https://00m.in/factory
みなさまのお越しを心よりお待ち申し上げております。



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