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2018年6月 日枝神社「山王祭」ちょっぴり振り返り

2018年6月。赤坂にある日枝神社の「山王祭」にて、初めて御神輿を担がせてもらったときのことを、ちょっぴり振り返り。

この山王祭、江戸の三大祭の一つでして、昔から「神輿深川、山車神田、だだっ広いが山王様」と言われていたそうなんです。それにしても「だだっ広い(だだっぴろい)」って??

この日、朝方7時過ぎ頃、溜池山王の集合場所に向かい、神輿装束に着替えて日枝神社に向かってですね、そこでまずお世話になる町会の御神輿を境内にて担いたんですが、それが終わったら日枝神社から地下鉄銀座線に乗って京橋まで移動したんですよ。でもって、京橋で降りて何するかって言うと、中央通りとか昭和通りなんかを全面封鎖して、何十基もの神輿が一斉に渡御するんで、そこでまた御神輿を担ぐんですね。

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この写真の提灯をよーく見ると、これだけですごい数の町会が集まっていることがお分かりになると思いますが、御神輿や神幸祭の行列が赤坂日枝神社から日本橋、京橋、銀座、日比谷、丸の内、八重洲、皇居、四谷、市ヶ谷、麹町、霞が関とそれこそ「だだっ広い」エリアを巡っていくんです。なので、「だだ広いは山王様」なんですね。

それしても、銀座や日本橋の大通りを御神輿で埋め尽くして「セイヤ!セイヤ!」って言いながら渡御するのは、正直メチャクチャ気持ちイイ!!車を通さず道路を占拠する、この優越感が堪らない(←バカでしょ)

って、こんとき同じ町会の半纏の襟の文字がちょっと気になってですね。だいぶ大人数さんでいらっしゃったんですが、その襟には「郡是」って書かれていたんです。「ん?これってグンゼの当て字か??」なんて、神輿仲間もそう思ったみたいで、その仲間がこっそりとその方々に聞いてみたらしいんです。

そしたら、「そうです下着メーカーのグンゼなんですけど、元の会社名は漢字で郡是だったんですよ!」って仰られて。なんと小学生のときには思いっきりお世話になっていた(子供のパンツ言えばグンゼ)、あの「グンゼ」ってもともとは漢字で「郡是」なんだ〜、って企業の歴史にエラく感心したりなんかした次第です。

それにしても、だだっぴろいエリアには大企業を始め、商店、百貨店などなど古くからその地に根付いて来た方々が多くいらっしゃいますからね。ひょっとすると「郡是」さん以外にも、我々の知らない意外な歴史や謂れなんかがあるかもしれもしれませんね。

ちなみですが、昨日8/2は全国的に「パンツの日」だということで、

『パンツ ⇒ グンゼ ⇒ 郡是 ⇒ 山王祭』っていう連想になったものでして、、、と言う訳で、ちょっぴり振り返りでした(笑)

「グンゼ」の皆様、また機会がありましたらご一緒させて下さい(^0^)         (何のアピール?)