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select item box "ribbon" 構想

ちょっとふと思い付いたことがビジネス、サービスとして実現したら楽しいんじゃないか?と思ったので全容を備忘録的に書いておきます。ざっくり言えば、「センスの合う人にステキなものを集めてきて贈ってもらうサービス」です。
なんでこんなことを思い付いたかというと、わたしがやりたいからです。元々贈り物をするのがメチャクチャ好きなのですが、その人に似合うものや好きそうなものを予算内で考え抜いて贈る、その機会をもっとたくさん、もっと新しい形で、そして収益化できる形でやってみたいなと。つまり、受け取り手から予算をもらい、その範囲内で目一杯好きそうなものや似合いそうなものを探してきて贈るというサービスです。
これをどうビジネスにすんねんという話ですが、例えばバイヤーやクリエイター、インスタグラマーなど、センスがいい人がいますよね。その人たちに予算内で自分に似合うものって選んでほしくないですか。逆に、センスのある人、人に似合うものを選んで贈ることで喜んでもらえる上に対価までもらえたら、最高じゃないですか。
具体的に作りたいものは、セレクトアイテムボックスを作る人と作ってほしい人のマッチングから取引完了までをサポートするプラットフォームです。ボックスを作りたい人と作ってほしい人がポータルサイトに登録し、ポートフォリオやプロフィールをお互いに閲覧できるようにして、センスの合う人同士の巡り合いを図ります。作ってもらう側のプロフィールには好きなものをなるべくたくさん、普段のスタイル、今ほしいものなんかを楽しみながら書いてもらって、パーソナルカラー診断などとも連携します。
作り手のプロフィールには普段していることや自分の作品集などへのリンクを張れるようにしておき、広報の一貫としても利用できるようにします。ただ、トラブルの発生を防ぐため、作り手の登録には何らかの審査基準などを設ける必要があると考えています。セレクトアイテムボックスはアイテムの種類や数、価格など自由に設定してもらい、そのなかでも新しい発展が起こるようにしたいです。
この内容については、本当に色んな可能性があると思います。アクセサリーデザイナーの新作&セレクトアイテムセット。古着系ファッショニスタのセレクトアイテム&おさがりボックス。本の虫たる書店員にセレクトしてもらった文庫5冊セット。イラストレーターの季節のポストカード組。各々が自分のセンスを箱に詰めて誰かに贈りたいと思いさえすれば、それは商品になり得ます。また、作り手にとっても、誰かのことを一生懸命考えて物を選ぶ経験は貴重で、フィードバックをもらうことで更にセンスに磨きをかけていけるのではないかと思います。
このセレクトアイテムボックス、そしてそのサービスの総称を"ribbon"と名付けました。以前、派遣の仕事で福袋作りをやったことがあるのですが、紙袋ひとつひとつに手作業でリボンをかけていく作業がとても美しかったことを覚えています。かけられたリボンは、必ず誰かが結んだものなのです。誰かのことを思って贈り物を選ぶこと、それにリボンをかけること。誰かにかけてもらったリボンをほどくこと。そういうささやかな幸せが、人生にもっとあればいいなと思います。
さて、わたしの夢物語を聞いてもらってありがとうございます。わたしはエンジニアでもなんでもないのでこのサービスの実現のさせ方が全く分かりません。もし興味と技術をお持ちの方がいらっしゃったらご一報くだされば幸いです。

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