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やっぱり砂丘、鳥取砂丘よき。

2023年も残り僅かの年の瀬に鳥取砂丘へ。鳥取と言えば必ずと言って良いほど名前の上がる鳥取砂丘。その圧倒的な知名度に恥じぬほど迫力と想像を絶するほど広大な景色が来る人を魅了する。

そんな鳥取砂丘でも鳥取県民で足を運ぶ人は少ない。そこにあるのが当たり前でいつでも見に行ける鳥取砂丘の魅了は褪せて見えるかもしれない。

自分は自宅から車で十数分もすれば砂丘に辿り着く。それほど近所であり馴染み深い場所。さらにはお仕事でウエディング撮影で年に何度も訪れるのだからずっと身近な存在なのが鳥取砂丘だ。

鳥取の写真家、植田正治も愛した鳥取砂丘。天然のキャンバスと評された風光明媚な丘陵地帯が写欲を掻き立てる。いつきてもそこにあるのは砂丘だが一度として同じ光景は無い。

砂丘の稜線越しに見える海と空はいつ見ても美しい。

そこに佇む人々とのハーモニーが織りなす光景は非日常を演出し異世界に迷い込んだような錯覚を覚える。朝昼晩、春夏秋冬で表情を変える砂丘はいつ来ても美しい。

写真は定期的に撮る場所があると変化が楽しめる。その変化は場所そのものだけでなく、自分自身の内面の変化さえ写る。今まで気づかなかったような視点や感じなかった魅力。そのひとつひとつが確実に更新されていることを感じる。

捉え方を変えればそれを成長と呼ぶのかもしれない。

それに気づかせてくれた砂丘は今でも大きな存在で、一度行ったから良いではなく次はどんな出会いがあるのだろうとワクワクする。

だから鳥取砂丘は自分にとって魅力的。

やっぱり砂丘、鳥取砂丘よき。


SUBARU(マカベ スバル)
鳥取県在住 / なにげない日常をテーマに写真を撮っている / 出張撮影 / 写真イベント企画  / 鳥取のPR活動も行なっている。

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