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暮らしのデザイン

私は、「課題の分離」が苦手なほうです。
共感性が高いと同時に様々な事柄を自分ごとのように感じてしまうきらいがあります。

「赤」には見え方が100人いれば、100通りの見え方があるという研究論文があるように
同じものをみたり、聞いたりしていてもそれが「本当に」同じものかというと実は全く違う解釈がなされている場合も充分にあるわけです。

こうなると「普通」とは?「同調圧力」とは?
今、よく話題になることは「赤」の見え方と同じだとも言えます。

「解釈」と違いだとすれば、そこに感情的なものを持ち込まずに「分離」することが重要です。それが、自分自身にとってはとんでもない解釈であったとしても。

人と人とは分かり合えないものなのだ。でも、だからこそ自分ひとりでは辿り着かなかった答えや気付きを得たりすることが出来るのだ。

第一の前提に自分を大事にすることは、すなわち他者に敬意を持つことであってそこに侵入することは自分の形を変えてしまうことにもなります。

課題を分離することは相手に失礼になることではなくて、敬意を表することです。
苦手な私だからこそいつも心にそう留めて置きたいものです。

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