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スターウォーズ古参とニュージェネレーション

オビワンの新しいドラマ記念で、開催されたイベントに(こ、これは良い作品を作ってもらう為の投資なんだ!!)と息子に取って欲しいと懇願されたルーク&R2のツムツムをツムツムしてしまった自分に若干呆然としているのでした_φ( ̄ー ̄ )

これ以上はやってはいけない一線はなんとか超えず、最後の一回で出てきてくれたルーク!!!フォースと共にあらんことを。

変な導入をしてしまいましたが、スターウォーズに関してエピソード789が始まってからの古参の批判で、ずっと思うことがありまして今回思いの丈を文章にしてみようと思いました。

まず、最初に私も40代半ばの古参枠に入る人間なので、ep789への批判や落胆の気持ちはわからないでもありません。

なんだったら、私のスターウォーズはエピソード456が至高であってという「あ、ちょっと古参の中でもやっかいな方?!」とされてしまう部類かもしれません。

そして、その私の「子供時代の永遠」なスターウォーズはさておき、エピソード7が、
息子が小学校上がりたての頃に公開されました。

私がエピソード45を金曜ロードショーなどで体験したのと同じ年頃です。
初めてのスターウォーズ、息子と一緒にスクリーンで観ました。

観終わった後の、息子の興奮とキラキラの目。息子はスターウォーズが大好きになりました。

そしてあのエピソード8。勿論公開日に劇場で観て、息子は大満足。そのあと5回足を運ぶことになりました。Blu-rayも発売日に購入して何度も繰り返し観ておりました。

しかしです。息子はYouTube動画やSNSに当たり前のように触れる世代です。

そしてスターウォーズが好きであるからこそ、色々と調べてしまうわけです。
そこで新シリーズに対するとんでもない辛辣な数々の批判、罵倒を目にしてしまうことになりました。

それから息子は新シリーズに対して気まずそうにするようになりました。

そして純粋な鑑賞が出来なくなって、古参の意見を伺うようになりました。

私は「これはいかん!!」と思ったものです。

正直言って、エピソード5帝国と逆襲、今では傑作とされてますが、その当時の新聞映画批評で散々にこき下ろされてた記憶が私にはあります。

それはエピソード123もしかり、「もうスターウォーズはジョージルーカスだけのものではない!!」など騒動になり、今のディズニー傘下のスターウォーズが出来た経緯まであるわけです。

しかし、当時そんな批判を目にしても、私はノーダメージでした。
「どこかの遠いところにいる遥か銀河系の彼方の遠い星のおじさんがなんか怒ってる」
くらいの距離感で、私の好きな「スターウォーズ」が侵されることはなかったのです。

でも、息子は違いました。

私も使用しているから、余計に感じるのですがネット界隈が形成する集合的な意識は距離感無しにダイレクトに入ってくるのです。

「どんなときもどんなときも、好きなものは好きと言える気持ち抱きしめていたい」
by マッキー

好きだからこそ、思いの丈を思い切りぶつけてしまうこともあるでしょう。

でも、より他者の意見が容易く飛び込んでくる時代になったから「自分はこう思う。
貴方はどう?」こいう姿勢はより大事になっていくんじゃないかと思うのです。

息子も色々乗り越えて、自分のスターウォーズを作り上げて行ってくれると信頼してますが、やっぱり批判するにしても昔の新聞欄とは心の遠さがかなり差があるのではないかというのが私の意見です。

エピソード789が、今後どうなっていくかはわかりませんが、子供と一緒に原体験出来たスターウォーズとして私の中では奇跡のようなものです。
(もっとカッコいいルーク、レイア、ソロ達が観たかったという気持ちもありますよ。
でもそれは、それ)

それでは、冒頭のジョーク的なものではなくて
フォースと共にあらんことを。

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