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国際女性デーに考える

3月8日の今日は国際女性デーです。

この手のトピックは考え始めるとあちこち思考が飛びまくって頭が痛くなる。

向き合うべき課題、文章をつくる一つ一つの言葉選び、考えることは本当にたくさんあり、話したいことも山ほど溢れて頭の中は洪水状態。

元々スポーツは男性社会のなかで発展してきた歴史を持つことから、スポーツをする女性たちは”一般的な”女性たちが当てはまる枠から弾き出されてきました。(女性らしくない、女がスポーツなんて、など。) 

競技の完成度や美しさを競うもの、ネットを挟む競技などと異なり、フィジカルコンタクトごりごりな女子サッカーはよりその側面を際立たせる特性があります。

そんなことを大学の授業で学びながら純粋に思ったことは、「スポーツ社会学的に”女性という枠”から離れた存在であるはずの女子サッカークラブや選手たちが、その存在を認められて、数多くの人たちに応援してもらえてるのってすごくない?」と。

ある意味ユニークな立ち位置にいる私たちだからこそ、フェミニズムとの矛盾問題と直面してきた"女性らしさ"を売りとするような魅せ方とはまた違うアプローチができると思う。

自分の心が一番納得できるあり方こそ、その人が最も美しく輝けることに繋がり、無理やり着飾ろうとしたところで、それは違和感でしか伝わりません。そういった意味では、私たちが考えるよりもっとシンプルに素のままでもいいのかもしれません。

客観的思考を持って自分を分析するというと、真面目に自身に足りないことや改善点などを探そうとするかもしれませんが、個人的にはもっと自身の強みだったり、得意なことに目を向けてほしいなと感じます。

そこに気付ければ余裕が持てるようになるだろうし、余裕が持てれば自身のなかだけでなく、社会に存在する自分という大きな括りの中でのあり方をより意識できると思います。

実際にそうやってきらきら輝いている人はたくさんいるし、そういう人たちが求めるのであれば発信の場であったり、そこを目指す人たちの勉強会などをゆくゆくはやれればと思いますが、それにはまず私自身が力をつけること。

もっといろいろな価値観に触れて、頭を柔軟に、大きく長い視点を持って。まだまだ考えるべきことは山積みです。


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