Make Your Own Ball Day Japan Office

Football charity project / アメリカ・インディアナ州を拠点と…

Make Your Own Ball Day Japan Office

Football charity project / アメリカ・インディアナ州を拠点とするNPO法人団体 / 子どもたちが持ち寄った素材でサッカーボールをつくり、プレーする。発展途上国の子どもたちの気持ちを学び、集めたボールを彼らに届けます。ボールで世界を繋ぐプロジェクト。

最近の記事

new partnership w/樫本学ヴ先生

New Partnership 締結のお知らせ: この度、有限会社スタジオカッシー様とパートナーシップを締結致しました。 このパートナーシップを通じて、私たちの活動を広げていくこと以上に、樫本学ヴ先生の作品を知ってもらい、一人でも多くのこどもたちが笑顔になれるようなビジョンの実現を目指します。 パートナーシップ締結のきっかけ: 樫本学ヴ先生の作品に私(樫本芹菜)が出会ったのは、小学生のころ。 コロコロコミックを毎月欠かさず購入していたなかでも、一番印象に残っているの

    • Special Interview: 服部哲也氏(サミット株式会社)

      Q: Make Your Own Ball Dayの活動へのご協力を申し出ていただけた理由とは何でしょうか。 会社的な視点と個人的な視点と両方あって。会社的な視点で言うと、我々が取り組んでいることと親和性がある企画だと思ったので、「これは応援するしかないね」ということですね。 今取り組んでいることとして、例えばSDGsやESG投資などは世界的な話であって、ものすごく大きな感じに見えます。いろいろな会社が言ってるけども、そもそも「会社としてこうやっていこう」みたいな話が中心

      • ボールに魅せられて

        今年は予定通りにシーズンは開幕、また心が揺さぶられる日々が始まっている。試合に勝ってみんなで喜び、負けたら落ち込んだり、頭を悩ませてみたり。側から見ればボールを蹴るだけのこの競技、なにが私たちの心を掴んで離さないのか、練習中のふとした瞬間たまに思うことがある。 こどものような笑顔で駆け寄る瞬間も、冷静に目の前の問題を解決しようとする時間も、90分のなかに同時に存在する。サッカーはこどもを紳士・淑女にするなんて言葉があるけれど、その逆もまた然りで、そんな矛盾がピッチ上では許さ

        • 国際女性デーに考える

          3月8日の今日は国際女性デーです。 この手のトピックは考え始めるとあちこち思考が飛びまくって頭が痛くなる。 向き合うべき課題、文章をつくる一つ一つの言葉選び、考えることは本当にたくさんあり、話したいことも山ほど溢れて頭の中は洪水状態。 元々スポーツは男性社会のなかで発展してきた歴史を持つことから、スポーツをする女性たちは”一般的な”女性たちが当てはまる枠から弾き出されてきました。(女性らしくない、女がスポーツなんて、など。) 競技の完成度や美しさを競うもの、ネットを

        new partnership w/樫本学ヴ先生

          主観と客観のバランスを決めるセンス

          "神様を信じるか?"と聞かれると、答えは"ノー"なのだけど、たまに神様のような存在がうまく人生をデザインしてくれているような、そんな感覚に陥ることがあります。 うまくいく期間もあれば、"調子に乗るなよ"と言わんばかりにまた試練のときが訪れ、でもそれを乗り越えらればまた大きな成功体験が得られる。暗闇のなかを突き進んでいるときに振り返る余裕なんてもちろんないけど、抜けてみて改めて考えると確かに必要な時間だったと思える。だから、今回もきっと”お前センスないよ”って言われてたんだろ

          主観と客観のバランスを決めるセンス

          個性輝くボールで繋ぐ世界

          "クラブで依頼を受けたイベント、樫本さんの企画でいきたいと思います。" 年明けすぐに連絡をいただき、計画を練り始めました。MYOBDのイベントがついに日本で実現する!内心ではわくわく半分、日本の子ども達の反応の想像がつかないどきどき半分といったところでした。 このような状況下での開催に伴い、特に感染対策視点での準備には敏感になって進めてきました。運営側主要メンバーによる事前打ち合わせを1か月前に行い、当日の流れ、スタッフによる感染対策の確認。それからもイベントな細かな部分

          個性輝くボールで繋ぐ世界

          人生をデザインする

          サッカーが楽しい、学校も楽しい、友だちもみんな大好き。 アメリカでの生活は順風満帆のようでしたが、その終わりはある意味私らしいというか。単刀直入にいえば、最後の試合は膝の怪我で出場は叶わず、リハビリ期間中に原因不明で半年近くも膝が曲がらなくなりました。 卒業後を見据えて、ドラフトに名前をいれ、シーズンにスムーズに入っていけるよう卒業も冬にずらし、ヨーロッパのチームも考えてフロリダで行われるコンバインにもエントリーしていた矢先の出来事でした。 ドクターによってまったく違う

          人生をデザインする

          多角的なレンズを通して見るスポーツ

          私はインディアナ州にあるButler Universityという学校を卒業し、最初の2年間は教育学部(スポーツサイエンス専攻)、そこから卒業まではリベラルアーツという学部で勉強しました。 Butlerでスポーツサイエンスを専攻する学生は非常に少ないため、クラスメイトや先生とは深い関係を築きやすく、英語が苦手だった私にとってとても居心地の良い場所でした。 そんな場所をでてまでリベラルアーツに移ろうと考えたのは、Indivudualized Major という、個々の目的に沿

          多角的なレンズを通して見るスポーツ

          当たり前は誰にとっての当たり前?

          アメリカに渡ってからは、驚きの毎日で、日本の生活で培われてきた常識の概念がぶち壊されていく日々でした。 "日本だったらできる、やってくれるのにな”というようなことが続き、最初はそれがとてもストレスでした。 そんな中で出会ったある一人の女性。彼女は家族と韓国から移住し、私と同じ語学学校に通っていました。 最初はぶっきらぼうな印象でしたが、とても情に厚く、寮を引っ越すときも車を出してくれ、お礼を渡そうとする私の申し出を突っぱね、"私のやることは終わったから、あとは自分でがん

          当たり前は誰にとっての当たり前?

          大切なことは心を届けること

          英語の苦手意識の根底では、伝えようとする心以上に、自信がない、間違っていたらどうしようなどという気持ちが先走ってしまうことがあると思います。 私もその例外に漏れず、誰かと英語で話す度に口から心臓が飛び出そうになり、できることなら人を避けて生活したいと、渡米直後の頃は特に感じていました。 今日はそんな私を変えてくれた、バトラー転校前に所属していた学校でのエピソードをご紹介したいと思います。 アメリカでの初めてのチームは、Lewis and Clark Community

          大切なことは心を届けること

          渡米までの道: 自分を変えたい、変えなきゃ

          渡米のきっかけは、順心での2つの出会い。 一つは今もコーチを務められている、渡邊博尚さん。彼自身もアメリカの学校でトレーナーの勉強をしていた経験をもち、日本人離れした独特な空気感を持たれています。(今では私もチームメイトから外国人と言われますが。笑) そしてもう一人が、私をアメリカへ引っ張ってくれた、エリース・エドワーズさん。エリースはアメリカ、スタンフォード大学の出身で、アメリカ代表候補プールにもはいっていた、まさに文武両道の経歴をもっています。エリスが現役の頃に日本の

          渡米までの道: 自分を変えたい、変えなきゃ

          藤枝順心:言語化の本質

          中学校にあがり、広島女子ユース蹴命FC(けんめいエフシー)という、いかにも仁義なき戦い的な、保護者からは大ブーイングのチーム名で、初の全国大会を経験しました。それからチームは変わって、毎年全国には出場するものの、所属チームがグループ予選を突破することは一度たりともありませんでした。 それもあってか、卒業後の進路の話になった際、母に"あんたは県外行くんじゃろ?"と言われ、私も素直に"あ、そうなんだ"と納得。そのまま進路希望調査票にも県外とだけ記入し、提出しました。 父が藤枝

          藤枝順心:言語化の本質

          ばーちゃん、ドイツ行ったん?

          サッカーを始めたきっかけは?という問いかけに、友達がとか、お兄ちゃんがというのが一般的かと思いますが、私の場合は祖母と答えます。​ 私が小学生のとき、祖母が全国大会で優勝し、ドイツに行って海外のチームと対戦した経験を持つことを始めて知りました。当時の私にとっての世界は完全に未知の領域で、どんなすごい選手やチームの話を聞かせてくれるのかと楽しみにしていたのですが、祖母は試合後のビールとソーセージ以外はよく覚えておらず。(笑) 高校にあがって、アメリカの女子サッカーの環境のよ

          ばーちゃん、ドイツ行ったん?

          Happy New Year 2021

          新年あけましておめでとうございます。 子どもたち向けのイベントをやろう、と始まった2020年が過ぎ去ったいま振り返ってみて、思い描いたいたものからはとても遠く、応援してくださっているみなさんには大変申し訳なく感じています。私の力不足です。 思い通りに事が進まないなかで、活動の大先輩であるマークとは常日頃から細かくコミュニケーションをとってきました。 マークたちの拠点でもあるアメリカでも新型コロナウイルスの影響を受けて活動らしい活動ができていない様子でしたが、そのなかでも

          痛みのなかで見つけた幸せ。MYOBD設立者、マークの想い。

          あなたにとって、サッカーボールとは何ですか。 Make Your Own Ball Day Japan Office事務局です。 Sunny発信でツイッター企画を開催させて頂きました。 非常に多くの反響を頂きました。皆さま有難うございます。 「あなたにとって、サッカーボールとは何ですか。」 一部紹介させて頂きます。 痛みのなかで見つけた幸せ。MYOBDの設立者、マークの想い。 Make Your Own Ball Day の設立者であるマークは現在、インディアナ

          痛みのなかで見つけた幸せ。MYOBD設立者、マークの想い。

          ボールで世界を繋ぐ。Make Your Own Ball Day Japan project

          あなたにとって、サッカーボールとは何ですか。 Make Your Own Ball Day Japan Office事務局です。 先日、私たちのフットボールチャリティープロジェクトを公開致しました。 プロジェクトの公開後に多くの反響を頂きましたので、一部紹介させて頂きます。 私たち、Make Your Own Ball Day Japan Officeの代表を務めます。スフィーダー世田谷FC所属、樫本芹菜より今回のプロジェクトを始動するにあたり、背景、想いを綴っていま

          ボールで世界を繋ぐ。Make Your Own Ball Day Japan project