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夢を叶える人は何が違うか

うっかり胡散臭いビジネス書みたいなタイトルを付けてしまいましたね。こんにちは。

仕事柄、経営者の方とお話しする事が多いのですが、彼らは夢を叶えた側の人たちだとすると私のような一般人と何が違うのだろう?と常日頃より考えていたんです。

今日は夢を叶える人とそうじゃない人は何が違うのか。についてお話ししていきましょう。

調べる量が圧倒的に違う

学生の起業支援を行っているとある経営者の方にお話しを聞いたところ、起業で成功する学生さんは情報の調査力がずば抜けて高いそうです。

例えばラーメン屋をオープンしたい!として、まず何から始めるでしょうか?
メニューは塩ラーメン?しょうゆラーメン?とんこつラーメン?
外観は真っ赤な壁にして龍の絵を描いてデカデカと「本格ラーメン」の文字を看板に記して、、、
平日は近所のオフィスからサラリーマンが次々やって来て、、、、になるといいですよね。

しかし実際にはこうはなりません。
何故ならばユーザー側の目線が強すぎるからですね。

経営側から改めて見てみる

しょうゆラーメンを出そう!

→出店エリアにラーメン屋は何軒あるのか、そのうち、しょうゆラーメンを提供している店は何軒あるのか。エリアに無い場合、なぜ無いのか。しょうゆラーメン一杯作る為の原材料、および人件費、時間コストはどの程度かかるのか。

外観を決めよう!

→外装と内装では施工会社が違う事が多いな。だとするともっとコストを抑える方法はないか。
30人以上の収容なら防火管理責任者が必要だな。

と、一見文章にすれば「なんだそんなことか」と思うかもですが、これができる人って意外と少ないらしいです。

実際に今書いたことってググれば5分で分かることなんですが、その手間を熱意で押し切ろうとする人が多いんですね。
例えばあなたが投資家だとして

①「お金はまだありませんが、絶対に東京で1番美味いラーメン屋を出します!!!どこの誰よりも根気強い自信があります!」

②「お金はまだありませんが、試作品のラーメンを10パターン想定してみました。これを1,000人のユーザーで調査をすればターゲティングをするには充分です。自己資金は300万円ですが、初期投資と運転資金で800万円が一年以内で必要です」

の2人があなたの元に来た場合、今はどちらの店主もお金が無いとしても、投資したくなるのは後者ですよね?
要するに、ちょっと調べれば分かる手間を惜しまない。自力で調べられる事はとことん調べる。

本気度というのは目に見えないので、それを第三者に伝えるのって案外難しいです。
そこで、調査量というのは本気度のひとつの尺度として有効なんだな、とまた一つ学んだ出来事でした。

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