AWS学習|1日1サービス触る

現在、AWSのサービスを1日1つ、実際に使ってみるということにチャレンジしています。
これが案外良いので、共有します。

経緯

先日AWSクラウドプラクティショナーに合格しました。
実務で使うのはEC2くらいなので、あくまで試験合格のための勉強をしただけで、実際に触ったことのないサービスばかりです。
資格合格のための勉強をすれば資格には受かるのですが、実際にサービスを触ってみると知識が「小手先」であることを実感します。
知識が薄れないうちに、上位資格の「ソリューションアーキテクト アソシエイト」を取ってしまおうかと思いましたが、実際にサービスを使って経験値を貯めておく方を優先することにしました。

方法

方法は表題のままですが、1日1サービス触ってみるだけです。
触り方は色々あります。私の場合以下のような感じです。

サービスのトップ画面から

サービスのトップ画面に、Get Started的なボタンがあります。
ここから始めて、画面に従っていけば何かしらデプロイできます。
ただ、画面に従ってやると出来てしまうので、よくわからんかったなーとなりがちです。とりあえず使えれば良いとか、出てくる用語などの意味が分かる場合は良いですが、初見ではあまりお勧めできない方法です。

RDSの例

AWS SDKを通した利用(オススメ)

私はこの方法を一番気に入っています。
自分でコードを書くので、どんな設定項目があって、どのように設定する必要があるのか理解せざるを得ません。
時間に余裕があるなら、これが一番おすすめです。
やったことがソースコードとして溜まっていくので、「積みあがっている感」もモチベに繋がります。
私はPython(boto3 というライブラリ)を使用しています。
私は以下のドキュメントを参照しながら実装しています。

AWS SKILL BUILDERの利用

これはサービスを触るというよりは、テキストベースのお勉強的なものになるのですが、サービスの内容が複雑なものは自分で動かしてみるのが億劫だったりします。
そういう場合は、SKILL BUILDERの講座を受講します。
動画を観ながら自分なりに.mdにまとめたりすれば、理解はできます。
無料のものがたくさんあるので、ありがたいです。

共通事項

まとめ方

どんな方法を取るにしても、自分なりにまとめるのが大事だと思います。
変な日本語訳のドキュメントで理解した場合は、少し認識が誤っている場合などもあります。
それが、ほかのサービスを理解したときに気づけたりする場合もあります。後から気付いて直すことで、自分の脳内もアップデートできた気になって気持ち良いです。
私はNotionを利用しています。
サービスごとのページを作成して、その中にまとめています。

触る順番

どれから手を付けても良いとは思います。私は以下の優先度で触っています。

  1. IAM
    まずはユーザを作るところからなので、IAMでユーザを作成するところから始めました。
    個人的に使っているだけなので、ルートアカウントでやっても良いのですが、AWSのベストプラクティスに沿うと、「ルートアカウントのアクセスキーは作成しない」ということなので、IAMユーザを作り、「最小権限の原則」に基づき、アクセスキーを発行しています。

  2. よく聞くサービス
    EC2、S3など、使用頻度が高「そう」なやつから手を付けています。
    実務で使わないので、実際のところは分かりません。やりたいことによっても変わるだろうし。

  3. Amazon Pollyとか
    管理系のサービスは触ってて面白みがあるものではないので、そのようなものが連続しないように、ちょっと変わった(?)サービスを息抜きに触るようにしています。
    Amazon Pollyはテキストを人間ぽく読み上げてくれるサービスです。
    AWS SKILL BUILDERの日本語の講座の動画のナレーションもこれでやっているんじゃないかと思います。

おっかねえ(お金)話

クラウドサービスは、費用が怖いですよね。
Lambdaでうっかり無限ループしちゃったら何億円請求されるんだろう・・・みたいな。
私は「サービス名 料金」で調べて、出てきた該当サービスの料金ページを見て理解してから触るようにしています。
料金の内容もサービスを理解していないとよく分からないものがあったりしますが、そういう場合はどこかの会社の誰かが発信してくれている分かりやすいサイトで理解するようにしています。
お金というダイレクトに自分の損害になり得るところはモチベーションには最適だと思います。
AWSのサービスで「無料」で説明している部分は無くて(多分)、無料で済むサービスの料金説明では「追加の料金は発生しません」というような書き方がされています(と思っています)。
やや違和感のある説明です。追加の、と言われるとベースの料金は発生するのか?と思ってしまいます。
一応毎日知らないサービスを触っているので毎日料金は確認しています。(料金は翌日に反映されるので、昨日触ったサービスの料金を見る)

おわり

以上私のAWS勉強法でした。
何かを作る場合でもそうですが、少しでも良いので、毎日手を動かすことが大事だと思います。
実は会社で勉強用のIAMユーザを用意してくれていて、それを使ってもよいのですがある程度IAMポリシーで制限されているんですよね。
請求情報は、デフォルトではIAM「ユーザ」では見れない、などもあります。
自分の財布が痛むからこそ本気になれると思うので、これはこれで正しいと思います。
実際に仕事で使うときも、「費用対効果」が一番重要なわけですから!
ご覧いただきありがとうございました。


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