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小関裕太さんが教えてくれた"人間力"

アミューズ所属の俳優・小関裕太さん。

https://artist.amuse.co.jp/artist/koseki_yuta/

(アミューズのホームページより)


2019年10月〜2020年3月放送のNHK「旅するイタリア語」に出演されていて、イタリアでの旅を通じてイタリア語を学んでいました。

私は趣味でイタリア語を勉強していて、それで前からこの番組を見ていたのですが、
失礼ながら小関さんの存在はこの番組で初めて知りました。
(天てれのてれび戦士など、子役時代から活躍されていたんですね!)

そして3月、この番組が終わる頃
私は小関さんにすっかり魅了されていました!

それは小関さんが語学学習者として、そして人として見習うところが多いからだと思います。

そこでいくつか小関さんの素敵ポイントをまとめました。

***
①意欲的に学ぶ姿勢
語学学習者が上達するための個人的最大ポイントだと思います。
小関さんは本当に意欲的にイタリア語を勉強されてました。

学んだ単語やフレーズを別の場面で実際に口に出して使っていたり、
「これはなんて言うの?」「○○ってイタリア語でなんて言うの?」とよく質問していました。
また、細かい文法が間違っていても、現地の人たちに積極的に話しかけていました。

そうして最終回ではほとんどすべての場面においてイタリア語で会話されてました。

「旅するイタリア語」は半年間の放送でしたが、実際は2ヶ月間ほどの撮影期間のようでした。(番組内テロップより2019年5〜6月に撮影されていたようです)

そんな短期間でしっかり定着させるなんて本当にすごい!
カメラが回っていない時にも勉強されてたんだろうな〜と思わせる上達っぷりでした。


②素直で明るい
番組を見てると小関さんはよく
「Ottimo!! (最高!)」「Che bello!!(なんて素敵!)」と言っています。
他にもインタビューやインスタライブ等を見ていると、小関さんが何か褒められた時に即座に「わぁ嬉しい!」と口にする場面をよく目にします。
誰かが何かをまっすぐ称える姿や、嬉しい時に素直に喜ぶ姿って、見てて清々しく思えます。

それから市場でレモンを見つけて
「あ〜レモン〜!」と駆け寄ったり、
レストランを経営してる方について行く時に軽くスキップしていたり、
チェファルという町で岩山・ロッカに登った時、元気に階段を駆け上がったり…とにかく明るい小関さん。
見てて元気をもらえます。


③物怖じしないでトライする
蜂蜜を作ってる養蜂家を訪ねた回で、小関さんは小さな箱に出会います。
その箱の中に取り出せる網がいくつか入ってて、そこにミツバチがいっぱい住んでいます。
そこで小関さんは(もちろん防護服は身につけてましたが)、養蜂家のおじさんと同じようにその網に顔を近づけていったんです…!

養蜂家のおじさんが毎日やってることからも分かるように、正しく近づけば刺されないんだと思います。
でも小関さんは毎日ミツバチと暮らす養蜂家ではありません。それなのに物怖じせず、ミツバチに顔を近づけていました。
「慣れてないだろうによくトライしたなぁ〜!」と、衝撃を受けつつも感心していました。

新しいことに果敢にトライする小関さん。
私も何かちょっとしたトライをする時には小関さんを思い浮かべることが多くなりました。


④200点の心遣い
番組の最終回では小関さんが、それまで一緒に旅をしてイタリア語を教えてくれていたマッティーア・パーチさんにプレゼントを渡していました。
それはファヴィニャーナ島に行った時に撮った、マッティーアさんの写真をプリントして作ったTシャツだったんです。

その写真を撮った当時の回は最初天気が悪かったんですが、ボートで島に向かってからは天気も回復。最終的には絶景でした。
そのことが小関さんの中でとても印象に残ったようで、その時の写真をTシャツにしたとのことでした。

今までの旅で印象に残った瞬間がずっと残るように、かつ実用的なTシャツにしてプレゼントしてくれるなんて、もらったらとっても嬉しいですよね。

それから小関さんは最終回の最後、イタリア語のお手紙もマッティーアさんに渡していました。
そこにはマッティーアさんの口癖「Molto gentire, gentilissimo, grazie mille!!(どうもご親切に×2、本当にありがとう)」と綴られていました。

この感謝の言葉、旅をしてる中でマッティーアさんが現地の人にお礼を述べる時によく言っていたそうです。
小関さんはそれを気に入って、マッティーアさんへのお手紙にその言葉を認めたとのことでした。

自分の口癖を使ってお手紙を書いてくれるなんて…このお手紙ももらったら大切にして、何回も読み返しちゃいますよね。


そして最近インスタライブをしてくださってる小関さん。
「このご時世でみんな外にお花見しにいけないから」と桜の枝を買ってきて生けてくれていたり、
料理家・ムラヨシマサユキさんとインスタライブ上でコラボして視聴者の人々と一緒にフレンチトーストを作ったりと、
自粛で制限の多くなった中でも「楽しもう・見てくれる人を楽しませよう」とする心遣いが感じられます。ありがたいですね。

そんな、100点中200点の心遣い、見習いたいです。


⑤美味しそうに食べる
レストランでの食事や市場での試食、カフェでスイーツやジェラートの購入、はたまた現地の方の家庭に赴いて食事をいただく…
旅するイタリア語には食事のシーンがたくさん出てきます。

小関さんはいつでも本当に美味しそうに召し上がっていて、その姿にとっても好感が持てました。
美味しく食べてくれる姿って、食事を作った人にとっては絶対嬉しいでしょうし、いち視聴者の私もなんだか微笑ましい気持ちになって見ていました。
(それから召し上がった感想もとっても上手です。)

***


見てると平和な気持ちにさせてくれる小関さん。

上で挙げたふたつめのポイント以降はモテる要素ばかり、むしろ
老若男女問わずあらゆる人に癒しや元気を与えてくれる要素ばかりだと感じます。

もちろん「どんな人が人として好きか」は人それぞれなので、私が挙げた要素に魅力を感じない人もいると思います。そのことはもちろん尊重したいと思います。
ただ私は、小関さんが持っている要素を自分にも取り入れたいと思うようになりました。

タイトルに「人間力」と壮大な言葉を使ってしまいましたが、「人間力」の定義も人それぞれだと思います。
私の中では「人柄の良さ」や「人としての器」も人間力の一つと考えています。上に挙げたふたつめ以降のポイントも、人間力の構成に必要な要素だと考えています。
その点で言うと小関さんは本当に人間力が高く、見習いたい要素をたくさんお持ちです。

Twitterで小関さんのことを「光属性」ってたとえてらっしゃる方を見て、その通りだなと感じます。


今回、「語学番組を通して好きになる」という初めての経験をさせてくれた小関裕太さん。

実は番組はこの4月から再放送しています。
再び見れることに喜びつつ、今後は小関さんの出演される作品にも注目していきたいと思います。

***

私はイタリアに行ったことがないので(いつか行きたい)、イタリアでなくアメリカ旅行したときの写真をチョイス。

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