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愛とか夢とか心とか。現実で辛いことがあるとき、それを共感し合える人がいるということは、いくばくかの救いである。辛いね、と言うと、辛いねと言ってくれる人がいる。直截的な解決手段ではない、明けない夜が明けるわけではない。それでもわかってくれる人がいると思うだけで、人生にはほんの少し、ぬくもりが宿る。それが大切な人であればあるほど。

ただ、もし「相手の支えになりたい」という気持ちが強くつよく浮かび上がってきたなら、まずは自分をいたわったほうがいいかもしれない。辛いさなかにひとを支えてあげたいと考える、それは自分の心が「支えて」と言っているサインであるからだ。支えてあげようと身を投げ打つよりも、自分が自分を支えて立っている姿こそが、相手を支える希望になる。すこやかに、折れることなく、持続可能なかたちで。

人間は強くて弱くて、思慮深くて浅はかだ。だから理性がはたらくときばかりではないにしても、覚えておきたいと思う。大切な人にしてあげたいことは、自分がして欲しいこと。傷つき打ちひしがれているその人の姿は、実は自分なのだよね。


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