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2021年上半期の星占い 気になる日カレンダー

本コンテンツは上半期181日のうち特に気になる80日の解説を書き下ろした、チャリティコンテンツです。総文字数は2万字以上、日/週といった短いスパンで占いを“使う”ための情報を盛り込みました。長いスパンでの見立ては『2021年上半期 12星座別あなたの運勢』(幻冬舎)をご参照ください。
売上はnoteの事務手数料(15〜25%)を除いた全額を「いのちの電話」に寄付いたします。また、過去にnoteの「サポート」という仕組みによりいただいたお金も、今回併せて寄付いたします。寄付金額のご報告は2月頭を目指しています。

●これまで無料コラムにサポートをしてくださった方へ
サポート、ありがとうございました。あなたがかけてくださったお気持ちが、どれほど励みになったことか。嬉しくて、お金はずっと大事にためていました。こうしたかたちで、大切に使わせてくださいね。

●「いのちの電話」への寄付について
人生はときとして、びっくりするようなことが起こることがあります。至近距離から突き飛ばされるようにして真っ暗な穴に落ちることもありますし、人格も名誉もまるごと踏みにじられるようなこともあります。希望をなくして、でもどうにかしたいという人たちのための「いのちの電話」を、私は応援したいと考えます。そこで、寄付のためにこのコンテンツを書きました。
収入をそっと寄付すればいいのに、というご意見もあると思います。ただ、こうしてコンテンツとして寄付を明示することで、「いのちの電話」という名称がひとりでも多くの方の目にあらためて入るんじゃないかと思ったりしました。なんでもない元気なときならTVでもネットでも目に飛び込んでくるこの名称ですが、本当にだめになってしまうと、不思議と思い至らなかったりします。もしも暗闇のなか、ああもうだめだと思った人がいたとして、その人の脳裏に「あそこに電話してみよう」というアイデアがふと浮かぶようなことがあったらと思います。誰だっていつなんどき、暗い穴の底に落ちてしまうかわからないから。友達に打ち明けたくても、つい元気なふりをしてしまうこともあるから。
私は、ひとりでいこうとしました。だから、この経験を活かしたいと考えています。

●見出しのイラストについて
イラストレーター・吉田ユウスケさんの作品です。もとより本コンテンツを着想したのは吉田さんのご活動につよく共感したからなのですが、このたび厚意で使わせていただけることになりました。宮沢賢治の『双子の星』を題材に描かれたそうです。私の書斎にも飾らせていただいている、大好きなイラストです😊


というわけでさっそく参りましょう。長いです!!

2021年上半期の星占い 気になる日カレンダー


1月1日
パートナーや友達など親しい間柄の人と盛り上がれる、楽しい年明けになりそう。ただし難しく考えすぎるとどこまでもガンコになってしまったり、自由に振る舞っている人を見るとイラッときたりしやすい暗示。これは何も心が狭いからではなく、“そういう星回り”なのです。だからSNSは楽しめるなら使う、モヤモヤするなら少し離れるというスタンスでいるのも自分らしい1日を過ごすためのいい選択に。
念のためですが、「難しく考える」こと自体は、決して悪いことではないのですよね。深く思考することは、大切です。誰かを傷つけないためにも、自分が自分らしくいられるためにも。ただ、思考の時点ですでに何かを追い詰めに向かっているのは、あまり健康的ではないと私は考えます。囚われたものから、ふわりと解き放つための「難しく考える」なら素敵なんじゃないでしょうか。みずがめ座に木星が滞在する今年によく似合ういとなみであろうと思います。

1月5日
「深く狭く」どころか「深く深く深く狭く狭く狭く」といった一点集中型の日。研究や趣味に没頭するにはぴったりでしょう。ただ「自分が好きなこと以外はどうでもいい」というレベルにまで至りやすく、これが原因で周囲と衝突することもありそう。自分がそうなった場合は、できる分だけで良いので言葉や態度は柔らかめに。パートナーや身近な人がそうなった場合は、「うん、これはどうにもならんね!」と気が済むまで没頭させてあげるのもいいかもしれません。怒ったり問い詰めたりすれば、反発されることもありそうだからです。そのままスルーせずにきっちりシメ……いえ、話し合いや調整の必要を感じたならば、12〜14日あたりに話してみるといいでしょう。

1月7日
やる気のありかや出し方、熱意を向けるものなどが大きく変わるタイミング。これまでとは違うものに関心が向かったり、急に意欲が出たり、モードが変わったりする人は少なくないでしょう。ただ、前へ前へと気がはやるとき、無意識のうちに視野が狭まる人は多いものです。対人関係において「なんか自己中の人が多いな」と思ったら、その人も「俺はやるぜ俺はやるぜ」モードになっているのかもしれません。話をするなら明日8日以降のほうが、まだフラットに聞き入れてくれそうです。

1月8日
知性とコミュニケーションを司る水星が、みずがめ座に入ります。既成概念にとらわれない……というより最初からすっかり忘れて自由にアタマを使っていける時期がスタートします。3月半ば頃までいいひらめきが浮かびやすい時間が続いていきますので、考える時間を持つといいでしょう。大事なのは未来志向。過去を思うのは悪いことではありません。ただ、この星回りを活かすのならば、後ろを振り返るよりもこれからに目をこらしてみると、良いのだろうと思います。
この水星は31日に同じみずがめ座で逆行を始め、2月21日に順行に転じます。その後、3月16日にうお座へ移動します。この間。何らかのかたちでブレイクスルーとなるような面白い発想が浮かびやすいでしょう。

1月9日
アツいコミュニケーションのラリーが生まれそうです。相手の問題点をズバッと射抜いたり、真剣な言葉を交わしたりする人は多いのでしょう。ただ、会話をきっかけにぶつかりやすい日でもあります。一生懸命な気持ちがヒートアップして一触即発……なんてことが起きやすいでしょう。しかも悪いことに、売られた喧嘩は買いたくなるし、なんなら「そっちが売らないならこっちが売るぞ」くらいの勢いに。どんなに一生懸命でも、言葉選びには気をつけて。

1月10日
愛情運に追い風が吹きます。燃え上がるような愛を胸に抱いたり、一歩踏み込む勇気が湧いてきたりするときですが、後ろ暗いところのある関係については抑制するような流れも同時に起こってくるでしょう。人間ですから、陰も陽もあります。強い愛情がいつしか束縛や執着につながってしまったり、幸せを願うがゆえに意図せぬ行動をとってしまったり、といったこともあるのでしょう。それでも、できる分だけ誠実に過ごしてみたいところです。

1月12日
きらきらとした、楽しい気持ちを大事にするといい日です。会話も発展的な方向につなげやすいときですから、仕事でもプライベートでも「この人」と思う人がいるならお話ししてみてはいかがでしょうか。ウケを狙おうとして突飛な話題を出したり、目立とうとしすぎたりすれば裏目に出やすいのですが、あなたらしくお話しすればきっと、大丈夫。

1月13日
やぎ座で新月が起こります。2020年の努力をベースに、新しい一歩を踏み出したくなる人は多いでしょう。もし2020年に「そこそこ頑張れたけど、やり切れたと言えるかどうかは疑問かな……」と思うような課題を積み残した人は、できるところまでやってみる!という選択が自分に自信を与えてくれるでしょう。心配なのは、「自分さえ我慢すれば、うまくいく」という発想になってしまいがちなところ。声を上げるべきところは上げたほうがいいですし、屈する必要なんてありません。私が申し上げなくてもわかっておいでとは思いますが、悩むことに一生懸命になるよりも、悩みは抱いても解決するほうに熱意を注いだほうが、いいのですよね。

1月18日
悪いことが起こったわけではないのに、なぜか空回り気分になりやすいとき。「なんでこんなに頑張ってんだろ」「なんかばかみたい」といった気持ちになったなら、そのなかで受け流せるものだけでも「ま、いっか」と思ってみるといいかもしれません。これはただの現実逃避ではありません。「落ちた気分を上げる」という具体的なアクションです。くさくさした気分は、それを引きずり続けることにエネルギーを使うより、流すことに使ったほうが有益なんですね。どうしても面白くないことは無理にとは申しません、できることからやってみませんか。ちなみに「ま、いっか」は「どうでもええわ」でも「知らんがな」でも、心にしっくり来る言葉をお選びください。

1月20日
なんとなくお正月気分を引きずっていた人も「2021年、始まったな……!」とエンジンがかかるタイミング。まだどうなるかわからない、どうなってしまうんだろうという不安が本音だとしても、夢見る気持ちや夢を見させてくれるものを意識的に選択していくといいだろうと思います。まずは小さなことからやってみる、というのもこの日に向いています。運を活かすために控えたほうがいいのは、「どうせ自分はこの程度」「現実的に無理っしょ」といった発想。こうした、いかにも正しそうな雰囲気で自分を抑え込む言葉たちが脳裏に浮かんだら、心のなかのヤンキーを召喚すると良いのではないでしょうか。「それ、誰が決めたんだよ?ああん?」と、威勢よくやってしまいましょう。

1月21日
「不可能を可能にする」という言葉、耳にしたことはありますでしょうか。まあそんなに簡単なことではないし、自分ひとりでできることには限りがあります。ただ、この日のようにアグレッシブに動ける日であれば、「不可能」も「可能」寄りにちょっと動かしていけるのだと思います。やらねばと思ったことは、明日とか言ってないで今日やる。なんなら今やる。秒でやる。そんな気持ちでいやすいですし、スタートダッシュで地面を蹴り出す力も強いのだろうと思います。

1月28日
満月直前ということもあり、ちょっぴり気持ちが揺れやすいとき。特に対人関係においては、思ってもいないことを言ってしまったり、ナーバスになりすぎたりしやすいかも。無理はしないことです。無理を押して頑張ることはすごいことですが、できないからいけないというわけでもありません。無理をしないのだって、すごいことです。自分を守っているのですから。

1月29日
しし座で満月が起こります。今月いっぱいくらいは自分をバージョンアップしていけるチャンス、と考えてみるといいでしょう。自分らしい魅力をとことん極められる暗示も出ています。変わりたい、変えたいと思う人にとって、強い味方となる満月です。なお、水星逆行が近づいているので物事の進みは少しゆっくりです。先を急がないことがポイントで「ここはひとつ、じっくりやっていこう」的な心構えがよろしいかと思います。

1月31日
みずがめ座で水星が逆行を開始します。この逆行は2月21日まで。2020年12月下旬からここまでに起こしたこと、起こった変化について、進展がゆっくりになりやすいでしょう。仲間内での意思疎通や連絡が行き違いやすいことにも注意したいところ。「伝えたつもり」でいると、思わぬ落とし穴もありそうです。念には念を入れて、相手が理解しやすい(であろう)言葉を選んで話せると素敵です。理解力なんて本来、おのおのが頑張る部分ではあるのですが、そんなふうに突き放してしまうと世の中はいささか味気なくなってしまうのでしょう。転んだ人がひとりで立ち上がれるとしても、手を差し伸べるような優しさが、水星逆行を乗り切るカギになるような気がします。

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