L’aparté(ラパルテ)で初めて口にしたサステナブル和牛
「12月、半休取れそう!」
と夫が言ってくれたので、娘がいるといけないお店をオーダーして、ランチを予約してもらった。
店の案内が送られてこないまま当日を迎え、場所と最近オープンされたお店(2022年7月OPEN)の事前情報だけで訪れたレストラン。
「ご馳走する」
という言い方が嫌いな夫。
「家計外で」という、何とも味気ない言い方でのご褒美ランチ。言い方より、行けるかどうかが大切です。うう、楽しみっ。
さてL’aparté(ラパルテ)さん。
京都駅から徒歩圏内。仏具屋さんが並ぶ通りにひっそり佇んでいる中に溶け込んでいる。
サービスプレートは、一つ一つ木彫りされたもの。木はぬくもりを感じやすい。
今日一は、こちらのパテ。フランスの伝統的料理。お肉とパイの間のゼリーや、スパイス✕キウイのソースが絶妙。
奥に見えるパンと器はずっと目に優しいし、もちろん美味しい。拡大して撮らなかったんだけど、ホイップされたふわふわバターに、ナッツや種を煎ってトッピングと、全てにおいて、繊細で丁寧!
ところで、メニューを見ながらサステナブル和牛て、なんだろ?
面白いネーミングだねと話していたんだけど、話を聞いて“確かにサステナブル”なお肉だった。
元々、レストランで使われる牛は子牛がメイン。
サステナブル和牛とは、既に役目を終え廃用牛として扱われている母牛に、放牧してストレスフリーな生活を送れるよう配慮。母牛を改めて肥育してテーブルミートされたもの。持続可能な取り組みで日本の食に影響を与えられているもの。
(おそらく合ってるはず。)
世界人口が80億人を突破して、益々食料への意識は高まるし、最後には「いただく」形になれど、健康的な生活を少し送られた後にいただく牛さん。
初のサステナブル和牛は、赤身でしっかりした焼き加減、味付けで頂きました。
笑ったチョコプレート。
「誕生日でもクリスマスでも、結婚記念日でもないからさ、何にしようか迷ったんだけど、せっかく付けれるというので書いてもらったよ」
夫よ、なかなかセンスがいい。
写真以外にも二種あって、もうお腹はパンパンのランチ。また来たい、でもおねだりしづらいと思っていたら
「今度はシェフの前で、頂きたいね」
と言ってくれるので、100回くらい頷くわたくし。
とっても美味しかったので、また行きたい気持ちを込めて珍しくレストランレポ。
L’apartéさんにも彼にも大感謝です。
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