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どの映画を見てもすべて『イイ!』となっちゃう理由

毎週水曜日を映画DAYとして、映画館に行き始めて数ヶ月。映画館に行くのなんて年1~2回だったから、今年は多い。特に映画や映像に興味があるわけではないので、“タイミングにぷらり”と情報があったものや“ピンときたもの”を、ゆるーく観てる。

宮崎駿氏の『君たちはどう生きるか』を見た時、中途半端な事前情報を持っていたことで、純粋に映画を楽しめなかったなという気持ちが湧いた。それ以降、事前情報はほぼ入れることなく映画館に向かうようにしている。


見た映画に対して思うことは「どれもすばらしいな」ってこと。

絶対、映画評論ができない人間だ。
何を見ても例外なく思う。


週に一度しか見ないため、選んだ時点で厳選しているからかもしれない。脚本、役者、演出他、見る点が多く、どれかが良ければすばらしいと判断してるからかもしれない。

一番は、映画が終わった後に広がる視界の変化。

例えばJAZZがテーマの『BLUE GIANT』のおかげで、JAZZを聴くようになるだろうし、聴く時の姿勢が変わる。どんな背景で、どんな感情で、どんな物語があるんだろうって。生演奏も聴くことになるだろう。


昨日見た『竜二』。

出演者の一人、北公次さんは30数年前ジャニーズの暴露本を出版した人物だったのかぁと、今と当時とでリンクする部分を発見したり、全然知らないこと(情報を知ったとて、何も知らないと変わりないんだけれど)の点と点が結びつくおもしろさがあったりする。


そうそう、『沈黙の艦隊』の終わった後の気持ちは、「えーーー、プロローグで終わったような映画じゃん!」だったんだけど、それよりも原作マンガ家のかわぐちかいじ氏のことが気になって、彼のマンガをむさぼれていることの方が大きい。残念ながらいきつけの漫喫にはマンガ・沈黙の艦隊が無かったのだけど、代わりに読んでる『ジパング』。これがこれが、オモシロくて。43巻あるジパングもあと1回の漫喫タイムで終わるまできた。

巻頭にある著者の一言が毎巻興味深い


こんな感じで、何を見ても映画以外の何かと数珠繋ぎすることができる。映画館にいる2時間以外の時間に豊かさが増えるから
「映画ってホントすばらしい!」の一言に尽きるんだよね。


さて来週は何がくるかな。





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