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都合よい仕事なんて準備されているものじゃない。

どんな仕事がしたいのか、っていうのは、一般的な(?)対外的なイメージだけでなくて、具体的にどんな仕事の内容なのか、自分はその仕事のどんなところに惹かれるのか、仕事をして何を求めたいのか、そういうのを見ていく方がいいと思う。

というか、「やりたい仕事」「やりがいのある仕事」みたいなものなんて、ほんと個々それぞれで違うし、ぴったりくるものがそこにあることなんてほぼほぼないんじゃない?って思っている。

特に新人の場合はできることも少なくて、多少知識や経験らしきものがあったとしても、実務ですぐに使えないことが多いと思う。
自分に都合のよい仕事が、好みだったりやりがいがあったりすることがちょうどあって、新人でもできるようになっていて準備されているわけなくない?

新人に限らず、転職したり異動したりしたときも、ちょうど自分のやりたいと思える仕事がぴったり形になっているなんてあまりないと思う。
特別なスキルとか資格とかがあって、詳しい業務内容が提示されていて、それだけやってればいいというような場合をのぞいて、やりたい仕事であってもその周辺のいろんなめんどうなことなどもやらないといけなかったり、やりたい仕事をする前にステップ踏んでいかないといけなかったり、大枠やりたい仕事の範囲でもちょっとずれてたりやり方が合わなかったりとか、自分にぴったりの好みのやりたいことだけ与えられるとかないよね?

仕事のどんなところにやりがいや価値を感じるのかって、最初からわかっている部分もあっても、実際に仕事しながら解像度があがっていくことが多いと思う。
経験を重ねていくうちに、状況が変わったりするうちに、やりがいや価値を感じることも変わっていったりもすると思う。

だから、自分の価値観などを知りながら確認しながら、仕事とすり合わせていって、やりがいを感じられる仕事になるように整えていくのだと思う。
それは、業務を変えるだけでなくて、進め方やチームの雰囲気や関係性などを変えていったりすることでも、変わっていくし、やりがいがあるような仕事を自分でつくっていったっていい。

ある程度好みのやりたい方向のことからでも、全然違うことからでも、やることはそんなに変わらないと思う。
やりたいことがやれているはずの中でも、すり合わせ続けて変えていき続けるものではないかとも思う。

自分に都合のよい自分のためのやりたい仕事は、自分にしかわからないのだから、自分で整えたりつくったりするしかないんじゃない?
いろんな希望全部が全部思うとおりにはなりにくいから、どこを優先してどこを諦めるのかも自分にしか決められないし、1番納得解をつくれるのは自分だと思う。

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