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好きってどういうことだろう。

好きなものを考えていたり、なんで好きなんだろうと考えていると、そもそも好きってどういうことなんだっけ?と思う。
ほんとに私はそれが好きなんだっけ?と。

好きだと思い込んでいるのではないか、これまで好きだったから好きなはずだと決めていないか、たいして好きでないのに好きなことにしていないか。
ほんとに好きなんだろうか?今の私が心から好きなんだろうか?って疑問に思ったりする。

たとえば、本が好き絵本が好きとずっと思ってるし言ってるけど、小さい頃のほんとに純粋に好きで夢中になっていた頃に比べたら今はたいして好きじゃないのでは?と思ったり、好きだけど不純なんじゃない?って思ったりする。


どれくらい好きか比べるものでなく好きなものは好きでいいじゃん?どんな風に好きなのかは自由じゃん?とも思うんだけど。
惰性で好きなのでないか、好きって感情が動いてるのではなくて頭で考えてないか、気になってしまう。

すごく好きだと思っているものも、すごくこだわってしまうものも、それは執着ではないのか、思い込みでないのか、ほんとに好き?って思ったりする。
手に入らないからすごく手に入れたくなって好きだという気持ちが大きくなるのかもしれない。逆に、楽だったり安心だったりして、好きだと思っているものが手放せないだけかもしれない。

そういうのも好きの一種かもしれないけど、そうじゃないほんとに好きなもので満たされたい。

*

と思うけど、で、「ほんとに好き」ってなんだろうな?とも思うのだ。

自分の中では、小さいころの、ただただまっすぐ好きな感じ、まわり気にせずひたすら夢中になれる感じが、純粋に好きな状態に思えて、そういう感じになりたいと思うのだけど。
でもそれだけでないとも思う。いろんな「ほんとに好き」はあるんだろうと。

自分ではこの程度しか好きでなくてまだまだと思っていても、人から見たら「好きなんだね」って言われることもあるしね。
だから、こうでないと好きだとは言えないと制限するのも違うと思う。

決めつけたり制限かけたりはしたくないけど、でも、惰性とか思考で好きだと決めてしまっていたくはなくて、自分の感覚を細やかにしておきたくて、だから「ほんとに好きかな」「好きってなんだろうな」って考えていたいと思うのだ。




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