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見えなかったものが見えるように。

引越しをして、靴の収納場所がなくなったので、棚に置いて収納することにした。
ほぼほぼ好きな靴だけを持ってきたので、ディスプレイして収納できたら見ててテンションあがりそうだと思って、しまい込むのでなくオープンな棚に。

で、どんな棚がいいか悩みつつ、見た目的にはベストではないのだけども、高さ調整できるよさを優先して(というか調整できないときれいに置けないからそれは必須機能で)シンプルなスチールシェルフに。

やっと組み立てたので飾りはじめてみたら、飾りたくないな、って思う靴もあることに気づいたのだった。
基本好きな靴だけになってるはずなのに。

まだ途中だけどこんな感じ。
スチールシェルフ、ヒール置きにくいのも問題…
でも何か敷くと見た目がいやなんだよな。
写真に撮って見てみると、
並べ方や飾る順も気になってきたかも。

まぁ、いくつかは妥協したまま持っている自覚があるので、それは想定範囲内。
毎年履きつぶしてしまう、普段からがんがん履く用の細めヒールのサンダルとか。(夏になったらすぐ履くだろうから、履きつぶした後買い替えて持ってある。)
冠婚葬祭でぎり使えそうな、エナメルでない黒のシンプルなパンプスとか。(ほんとはお葬式とかには微妙なデザインなので買い替えたいけど、それまで持っておく。)

でもそれも、安くて履きつぶしていい前提のがほんとに必要か?必要だとしてもうちょっと好み度高くてもいいんじゃないか?とか、考え直すきっかけになったり。
冠婚葬祭にも使える、普通にきれいめな服で使える靴が買えたらいいからはやく買い替えたいなと思ったりする。

想定外だったのは、結構好きなはずなのに、飾ってみたら違和感があったもの。

好きなブーツだけど履きすぎて結構ぼろぼろだからもうほんとは処分するか買い替えがいいんだよなぁと思うものとか。
歩きやすくて足にもいいはずの靴では好きなはずなのに、やっぱりその中では好きってだけでほかの靴に比べたらそんなに好きでなかったとか。
形は好きなんだけど足が痛くなるものは、好きでも飾るにはなんだかなって思う。

まぁそもそも、「結構好き」って言ってる時点で、飾りたいほど好きな靴たちとは違うんだなってことなんだけど。

整理していたときは、いっこいっこ見ているかいらないか判断していったから、そのときには好きだと思ったのだけど、全部出して眺めてみると好きさの差が見えるようになったのだろう。
足元に置いていたり履いたりしていたときにはそこまで気にならないことも、飾ろうとしたら目線や視点が変わって気になってきたのだろうと思う。

そう思うと、見えるようにするってやっぱり大事だなぁと思う。
ただ見るだけではたいして意味がなくて、見方を変えたり、見る意図を変えたりすると、見えるようになるものがある。

こんなちょっとしたことでも、見えたら問題に気づいたりするもんね。

見えなかったのが見えるようになる瞬間っていうのがすごく好きで、おもしろいと思う。
だから可視化したり記録したりして、何かを見えるようにするのが好きなんだなと思う。

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