「向いてる?」って聞くのなら。
キャリアを考えるときに、自分が何に向いているかどうかが気になるという人がよくいる。
ジョブ型人事制度とかキャリア自律とかいうことで、自分でどんなスキルを伸ばしていこうかと考えるようになってきたからだと思う。
言われるがままにとりあえず目の前のことをやっていたときには、向いているかどうかなんて考える必要なかったはずだけど。
自分で選ぶなら、伸びやすいところを伸ばしたいのだろうと思う。
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個人的には
「向いているか?」
って聞きたいのなら、それはある程度向いているのではないかと思う。
少なくともまったく向いていないことはないよね?
全然向いていないなら、自分でも苦手と感じていたりするだろう。
絶対できないなと思うことを、わざわざ向いているかどうか確認しないだろう。
逆に、めちゃくちゃ向いているってわけでもないのかなと思う。
少なくとも、向いていそうだと自分で思えるほどの感覚はないのだろうし。
向いているかどうか気にならないくらい、やりたいっていうのでもないのだろう。
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「向いているかどうか」が聞きたい場合って、たいていは、向いていないとは思っていないけど、自分では向いているとも言い切れないってときなのではないかと思う。
いくつかの業務をやってきて、ある程度できると思える選択肢が複数あって、どれに絞るか決め手に欠けるとか。
やってみたいしできそうにも思うけど自信がないとか。
向いているって思えたら、決めやすいのだと思うけど。
でも、向いてるか向いてないか自分ではわからない、どっちもありうる、っていうのなら。
どっちにもできる、っていうことじゃない?
自分次第で、向いているようにもできるし、向いてない結果にもなりうる。
ほんとは向いているって言ってほしいのなら、向いているって思って進んでみたらいいのだと思うし。
これが向いているって決めて、向いていたなって思えるまでやればいい。
可能性が多いから1番いいのを選びたくて決められない、っていうのはわかるけど。
迷うくらいなのだから、どれを選んでも自分の1番にできるのではないかと思う。
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