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やりたいことを先延ばして良いことありました?

今すぐやればいいのに!


私は25年間、主にフリーランスのライター、編集として働いてきたので
「ライターになりたいんです」
と相談されることがとても多いのです。

インスタグラムやnote、アメブロでもいただくコメントの大半は「ライター」についてで、
・どうやったらなれるのか?
・どんな仕事なのか?
・どうやって仕事を獲得するのか?
などが多いのです。

私が「いつから始めるんですか?」
と聞くと

「来年ぐらいからやってみようかと思っています」
「35歳になってから動こうと思っています」
このような返事の多いこと。

1年もあれば、だいぶ人生を変えられるのに……。
やりたいことを先延ばしにして良いことあるのかな?

大成するまでは時間がかかるもの


SNSやネット環境の進化のおかげで、フリーランスの働き方も大きく変わってきました。
私がライターになった25年前は、出版社や新聞社など会社から発注される意外に仕事を得る方法はありませんでした。

ですが、いまはSNSを通じて個人からの仕事の受注や、雑誌や書籍以外にもWebの仕事を得る方法など、仕事を獲得するための間口が随分広くなりました。
それに、会社員でも主婦でも、それに田舎でも海外でも、どこにいてもネット上で仕事を完結することができます。
私も旅行中にスマホだけで仕事をすることもあるぐらい。

こんなに「ライター」としても仕事のハードルが下がっている時代なのに、どうして先延ばしにするのか疑問なのです。

どんな仕事をするにしても、安定してお金がもらえるようになるまでにはそれなりに時間はかかります。
Webライターを始めて初月から20万も稼げた!なんていう人もいますが、毎月コンスタンスに仕事がもらえるようになるには1年ぐらいは時間がかかるのではと思っています。

だったら、会社員のままでも、今すぐ始めたらいいのに……と思ってしまうのです。

なんで早く辞めなかったのだろう


私はこの夏、25年間フリーランスで働いていた出版社の仕事を辞めました。
仕事が嫌になったわけではなく、今の私に働き方が合わなくなってしまったことが理由です。

「仕事を辞めたいな……」と思ってからも、お金のことや今後のことが不安で、なかなか辞められませんでした。そうやって疑問と不満を抱えたまま数年たってしまったのですが、今思えば
「なんで早く辞めなかったんだろう……」この一言に尽きるのです。

人生100年時代と言われるけれど、そのうちの若いときの数年を無駄にしてしまったように感じていて、今はとても後悔しています。

やりたいことを先延ばしにしても意味がない


きっと旅行とか引っ越しなども同じことが言えると思うのです。

「ヨーロッパに行ってみたい!」
「あの街に住んでみたい!」

今の私から言わせてもらえば、
「今すぐやればいいのに」という言葉しか出てきません。

やってみたいこと、楽しいことを先延ばしにすることに意味はありますか?

楽しいことをやったら、次にはもっと違うことを経験したくなり、次ももっと……。
人生ってこれで良いと思うのです。

「お金のことが心配で……」と、お金がネックになっている人もたくさんいます。
私も実はその一人でした。
ですが、辞めてみたらどうにかなることばかりで、どうしてあんなに不安だったのかと思っています。

人生をめいいっぱい楽しんでいる大先輩


私はデヴィ夫人の書籍3冊とも編集とライターをやっているので、取材中にデヴィ夫人からたくさんのことを学びました。

取材中は決まってデヴィ夫人のスマホが鳴り、次にモナコに行く話や、夜はどのお店に飲みに行くなど、いつも友人たちと話していたことが印象的でした。

私が「毎日本当に楽しそうですね」と言うと
「やりたいことをやらなくてどうするのよっ」とピシャリ。

もう、この言葉に尽きると思うのです。
何をするにも今が一番若いし、人はやりたいこと楽しんでやるために生まれてきたはず。
我慢や忍耐なんて誰にも強要されていないのです。

今日はやりたいことは今すぐやるべき!というお話でした。
最近は自分で文章を書きながら、自分に言い聞かせることが多いなぁ。(笑)
でも、こうやって確認しながら前に進んでいきたいと思います。

では、また明日お会いしましょう。

西村真紀


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