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皆の強みを解放する旅人サキコの話 第3章

コンサルを生業とし始めたわたしは、
行動で人生を変えていくことを体現する。

所属するコミュニティを変え、お客様も変わり、
でも学ぶことは辞めず
さらにはコンサル会社にも一時期所属し想像だにしない学びの機会を経てさらに熟成していく。
そこから、ただがむしゃらに頑張るのではなく
自身の強みを活かしたことをしているだけで
かつてはどこか他人事だった収入も
右肩上がりどころか鰻上り、
その分使う金額も桁違いとなり、
これが循環なのだと、まざまざと感じる。


あとは、そうだな、
パートナーシップさえうまく行けば万事快調。
そう思っていた矢先、
運命の出逢いが待ち受けていた。
運命だなんて言葉にすると白々しいが、
交際から半年で入籍にいたるパートナーと出会えたことは、
間違いなくわたしが循環のなかにいるから
築けた関係なのである。


しかも、猫が好きときた。
運命以外のなにものでもない。

そう、わたしの人生に寄り添ってくれていた存在
実家の愛猫である。
大好きで離れて暮らすようになってからもずっと心を寄せていたあの子は、旅立ってしまった。
いつか訪れる別離と分かってはいたけれど
存在が現世からなくなってしまったことは
わたしの胸をひどく傷めることとなった。
けれども、感覚を研ぎ澄ませればいつでも想うことはできる。感じることもできる。

いまは、
わたしたち夫婦のもとに迎えた子たちとともに
これからのことに目を向けることにする。


さて、
仕事も楽しみながら結婚もして経済的にも困窮しない生活の循環を手に入れたわたしは
落ち着くどころか、なお、自身のやりたいことに目を向けて突き進んでいる。


学歴社会にいたわけではないし英語は喋れない。
ダンス留学を夢見ていたのにまったくの丸腰だったことは今となっては笑い話で、
感覚で好きなことに突き進む使命を分かっていたのだと悟る。

幼少期からあまりにも息苦しさを感じていたのは
もしかすると日本という環境そのものが原因だったのかもしれない。

その可能性を探りながら
最適な居場所を身体で確かめるように、
風の向くまま、気の向くまま、
動き続けているのは自分のためではない。

家族、パートナー、友人、
すでにかかわってきたお客さま、
これから出会うであろうクライアントさま、
すべてのひとにこの循環を届けるためなのだ。

それは使命と呼ばれるものかもしれないし
ひとには気休めに思えるものかもしれない
それでも、ゆるがない確信がある。

行動をすること、
実践することで
一瞬一瞬を体感し、流されず、
この人生を自分の意志で切り拓き楽しめるひとを
ひとりでも増やし、
ひいては世界平和に繋がると本気で考えている。

出逢ってきた仲間たちと手を取りながらも、
これからは、より大きな規模で、
公私ともに得てきたわたしの波瀾万丈な人生を
貴方のための学びへと変えていくのだ。

そう、
使命を生きると未来は想像を超えていく。
貴方の本当の人生を見つけていく伴走を、
手伝えるならこんなに嬉しいことはない。

わたしはいつだって、
文字通り、両手を広げて貴方を待っている。

人生はつづく

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