新型コロナウイルスは「無自覚」が広めるのかもしれない
「わたし、今週の土日、友達数名と、〇〇県で友達の結婚式に参列して、遊園地に行ってくるんです!」
金曜日、若手社員が職場で、うれしそうに話してくれました。
しかし、それを聞いていた周りの社員は全員凍りつきました。
○○県では新型コロナウイルス感染症の発生があって、わたしたちの職場がある県では、発生がまだないからです。
「コロナ出たのに、お友達は結婚式挙げるんだね・・・?」
「そういえばそうですね!?そういえば、新郎新婦には生後半年の赤ちゃんもいるんですよ~」
「ちなみに、一緒に行くお友達はコロナのこと、なにも言わなかった?」
「いえ、誰も。今、気づきました!」
「みんなでなにして遊ぼうかってことばかり考えていました!」
もちろん、新型コロナウイルス感染症の発生があった県に行ったからといって、感染するわけではありません。
結婚式をキャンセルすることだって、とてもお金がかかります。人生の一大イベントだということも分かります。
けれども、新型コロナウイルス感染予防のために、学校は休校になり、リモートワークをおこなう企業が増え、数々のイベントが中止になっている今、「新型コロナウイルス感染のリスクをまったく考えずに行動する人」が、複数存在するという事実、しかもこんな身近に存在するとは思ってもいませんでした。
厚生労働省のホームページの「新型コロナウイルス感染症対策専門家会議」にて、下記のとおり述べられています。
6.全国の若者の皆さんへのお願い
10代、20代、30代の皆さん。
若者世代は、新型コロナウイルス感染による重症化リスクは低いです。
でも、このウイルスの特徴のせいで、こうした症状の軽い人が、
重症化するリスクの高い人に感染を広めてしまう可能性があります。
皆さんが、人が集まる風通しが悪い場所を避けるだけで、
多くの人々の重症化を食い止め、命を救えます。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/newpage_00011.html
「自分は大丈夫」
「自分は関係ない」
「自分が楽しければOK」
本当に?
新型コロナウイルスに対して過敏になりすぎるのもよくないですし、コロハラ(コロナハラスメントの略。新型コロナウイルスに起因したハラスメント)もよくないですが、
まずは自覚しましょう!
他者の命にかかわる重大なことなんです。
自覚したうえで、行動してください。
一人でも多くの方が感染しませんように
感染した方が無事に治りますように
一日でも早く新型コロナウイルスが収束しますように
そして、知り合いが感染源になりませんように
牧真姫子🍙またにてぃ(@makicome1986)
数多ある文章の海から、 みつけてくれて、ありがとうございます。 現在、不定期更新・お休み中です。 鹿児島から愛を届けています。