世界は一行で語る時代になった。

2009年12月のヒカシューのクリスマスイベント用コメント

世界は一行で語る時代になった。Twitterしかり、ニュースしかり。「わからないもの」に蓋をするのは、存在が一行ではないからだろう。「ヒカシュー」は一行では語り尽くせない詩そのものであり。その詩は読み解けない謎を抱えている。まさに「ヒカシュー」は一行の曖昧な「存在」となるのだ。
 しかし、ぼく個人は30年かかっても、まだまだ未熟な自分にときおり落胆し、この先の修行の日々を誓うのだ。年譜をみてみると、無駄な時間はどこにもないと感じる。その時は常に必死だった。そして、いまも必死の真っ最中。
今日、出演してくれるプロデューサーの近田さんは、ヒカシューを世に出してくれた大恩人。いくら感謝しても感謝しきれない。
また、ゲストの相対性理論もヒカシューを鼓舞してくれる若手の代表である。
アフタークリスマスのクリスマスミーティング。
30年の感謝を込めて、楽しんでいただけたら幸いです。

巻上公一2009.12.21

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