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素直に嬉しい

私が書いた詩にメロディがついた。
そして演奏して歌ってくれた人がいた。
そしてそれを聴いてくれた人がいた。

それが私に起こったことそのもの。

実は、詩を書くことへの想いや今回の歌詞について等々、色々まとめて記事を書いてみたりもしたのだけど、それは公開しないことにした。
初心を忘れないための道標として自分用のメモとしてだけ残すことにした。
歌詞に込めた想いがどれだけの人に届いただろうかなんてちょっぴり弱気な気持ちは「えい!」と捨て去り、前だけ見る。

ただ、一言だけ言うとしたら「人生の折り返し地点を過ぎて自分の歩いてきた道を眺めている」そんな風景を描いてみたかった。ということ。
もうそれだけでいいや、と考え直した。


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【2021/10/19追記】
この曲がミキ・パンダさんのYouTubeチャンネルでプレミア公開されることになったため、せっかくなので書かない予定だったことをほんの少しだけ書いてみます。

この曲は一番で自分の中で頑張ったけれど報われなかった思い、そして二番で、だけどもこんな自分にも幸せな時間は確かに存在していたなという人生の振り返りを描いてみました。
そしてどんな瞬間にも寄り添ってくれる音楽がそこにはあったなと。
例え今は離れたり失ってしまったものがあったとしても、自分の歩いている先にまた君の待つ場所へと続く道が待っているとしたらもう少し頑張ってみようと思えるかもしれない。
こうして遠くなってしまった思い出を振り返っている感覚って、何だか一人公園のベンチに座って揺れるブランコをぼんやりと眺めている感覚に似ているなと思ったところから描いたものでした。

詞っていうのは読む人、聴く人が自由に解釈すればいいなと思っているので語るのはこれくらいにしておきます。
この詩は比喩が多いので言葉の意味そのままでないところもあちこちあったりしますが、聴いた人が都合のいいように解釈して好きなストーリーにして楽しんでもらえるといいなと思っています。
そんな詩をきっとこれからも書いていくんだと思います。

余談ですが、2017年1月23日渋谷のあの場所から一歩出ようとしたその瞬間「ここにいるよ」という歌声に足が止まって振り返ったまま動けなくなってしまったというのは本当の話。

沢山の方が聞いて下さるといいなあ。


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さて、そんな私がこの春から入っているオンラインサロンがある。
それがsoulmixの「成瀬の庭」である。

毎日音楽のオンラインレッスンを受けているような音楽好きにはたまらないサロンなのだけど、その中の特典として誕生月には一緒に楽曲制作ができるという行列のできるプランがある。
そこで私の書いた詩にプロの作曲家である成瀬英樹さんが曲をつけて下さるという夢のようなことが起こった訳だ。

そんな成瀬英樹さんの最新曲がこちら。
乃木坂46の「全部 夢のまま」

そしてその曲をつけていくという過程が思いもかけず公開生配信になると聞いた時は、心臓が持つかしらと内心ビクビクだったけど、見ているうちに自分の書いた詩がどんどん自分の元から羽ばたいて行って、まるで初めからそこにあったかのような不思議な気分になっていた。

無色だった世界に次々と色がついていく魔法のような鮮やかな時間。それは恐らく私一人では成し得なかった世界観だった。

こちらアーカイブも公開しているのでご興味ある方はどうぞ。
2週に渡って配信されました。

今言えることは、素直に嬉しい。その一言に尽きる。

もっと沢山書いてもっと沢山学ぼうと思った8月。
相変わらずやりたいことが多い私だけど、一歩ずつ前に進んでいこう。

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