津田麻紀子

ブックライター、ライター 、編集、反訳の仕事をしています。ビジネス、経済、脱炭素、医療…

津田麻紀子

ブックライター、ライター 、編集、反訳の仕事をしています。ビジネス、経済、脱炭素、医療、健康、文化、育児など。

マガジン

  • 季語ってなんですか?からの俳句修業

    俳句教室参加→勉強会参加→結社参加と、3年の間に、あれよあれよと進んでいく俳句生活。せっかくなので、忘備録として残しておこうかなと思っています。

  • 言葉について【コロナの頃】

    言葉について書いたことはこちらに。

最近の記事

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自己紹介

出版社勤務を経てフリーランス。情報誌在籍経験あり。ビジネスパーソン、実業家、商店主、医療従事者、研究者、タレント、学生、子育て中の方など、さまざまな方にうかがったお話を原稿にいたします。講演会、座談会、シンポジウムの原稿化もご相談ください。経験のある媒体は、書籍、雑誌、ウェブサイト、新聞、パンフレットなど。企業・団体のオウンドメディア、小中高大の学校広報誌等の原稿も承ります。

    • 4月29日(月)~5月5日(日)

      3月まで参加していた「さとゆみビジネスライティングゼミ」の同期が始めたnoteの連載がとてもおもしろかった。そのことを本人に伝える際、「私もやってみたくなった」と添えたら「まきちゃんもぜひ!」と巻き込んでくれたので、ついていくことにした。やり方は、①「15分刻み読書」という方法で本を読む。②毎日記録する。③読めなかった日も、正直に書く。 4/29(月):未測定 この日に投稿されたライター・はせべあつこさんのnoteの記事で「15分刻み読書」を知る。私が今、刻みながら読んでい

      • 92歳の谷川俊太郎さん

        東京・高円寺と石川・白峰の2拠点で「贈与経済2.0」の実証実験が行われると聞いて興味を持ち、朝日カルチャーセンターのオンライン講座『対談・贈与経済2.0:ポスト資本主義社会の作り方』を申し込みました。 ただ、生配信の日時ではリアル参加できないことがわかっていたので、見逃し配信で拝見する予定です。(後日拝見したところ、登録者の皆さんが見逃し配信だったらしく、対談中に「(リアルタイム視聴は)ゼロです」とおっしゃっていました) 講座の翌朝、講座自体まだ見ていない段階で、朝日新聞

        • これも俳句なのか。

           2019年、大学の先輩が監督された映画『ずぶぬれて犬ころ』を観に行きました。  『ずぶぬれて犬ころ』は、岡山県ご出身の本田孝義監督が、同じく岡山県出身の夭折の俳人・住宅顕信(すみたく・けんしん)の生涯を映画化された劇映画です。  本田さんとは、大学卒業後、特に会う機会もなかったのですが、たまたまイベントを見に出かけた代々木公園で再会し、公開前の映画のチラシをいただいたことで交流が再開しました。 このときいただいたチラシの映画は、2008年公開の『船、山にのぼる』でした

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        • 季語ってなんですか?からの俳句修業
          2本
        • 言葉について【コロナの頃】
          28本

        記事

          「句会、こわいな」と思った話。

           俳句を始めて2年が経ちました。  国語の授業で習ったことはありましたが、単体としての「俳句」を意識したのは、母が参加する俳句結社の吟行句会を手伝ったとき。2017年9月のことです。  俳句誌で吟行句会を記録する当番になった母から、現場に随行しての下準備を頼まれ、お安い御用と請け負ったのでした。  ちなみに吟行とは、俳句をつくるために名所や旧跡などに出かけて行くこと。みんなで出かけることかと思っていましたが、一人で行っても吟行と言っていいみたいです。  このときの吟行は

          「句会、こわいな」と思った話。

          自分だけのチャレンジ

          びっくりしました。1年放置してしまいました。 緊急事態宣言中の「休み」のときに書こうと思っていたnoteでしたが、常態になってしまったので、ときおり、自分の心にとまった言葉を書いていこうと思います。 東京オリンピックも終わり、今、北京オリンピック開催中です。 「これからも自分だけのチャレンジを追っていければと思う。それがどういう道のりになるのかは、自分自身と向き合いながら考えていきたい」 スノーボード男子ハーフパイプで金メダルを獲得した平野歩夢選手が、メダリスト会見で

          自分だけのチャレンジ

          手のひらに、一冊のエネルギー。

          2021年1月7日、首都圏1都3県を対象に緊急事態宣言が発出されました。期間は1カ月。10日には大阪、兵庫、京都の知事が3府県に緊急事態宣言の発出を検討するよう政府に要請したと報道されもしました。 2度目の緊急事態宣言。またちょっとnoteを書いてみようかと思います。 昨年7月に発売になったサンマーク出版社長のエッセイ『思うことから、すべては始まる』は、気持ちが前向きになる本でした。 サンマーク出版の本をたくさん読んでいるわけではないのですが、一枚、どうしても捨てられな

          手のひらに、一冊のエネルギー。

          今日を生きよう

          形を変えて、少しずつ、仕事のある日常が戻ってきました。 昨日、やりきれない、苦しい死が報道され、私の頭の中にはこの歌が流れてきました。 The Grass Rootsの『Let's Live for Today (今日を生きよう)』。 たいがい生きてきましたが、私が生まれるよりずっと前の曲です。 この曲を私が知ったのは、THE STRUMMERSというバンドが歌っていたから。それよりずっと前に、ザ・テンプターズも歌っていますね。 もうね、ずっと歌い継がれれるっていう

          今日を生きよう

          この世界の憎しみを理解と優しさに変える

          当初設定されていた緊急事態宣言の期限を過ぎ、31日まで延長された期限。いまは、解除の前倒しを検討すると言われている14日を待っているところです。 今週から、オンラインの取材や、無観客で行われる会議やシンポジウムなどの仕事が、続々と入ってくるようになりました。長いお休みもそろそろお終いです。 もちろん、コロナ禍が終息したわけではないので、感染に十分注意しながら生活することに変わりはないと認識しています。 長いお休みの間、SNSでは、自分が薦める音楽や本、映画などのバトンが

          この世界の憎しみを理解と優しさに変える

          劇場が生活に波及してきた。

          5月6日、ゴールデンウィーク最終日に、「12人の優しい日本人 を読む会」のライブ配信を観ました。楽しみで楽しみで、幕が開く前からログインして待っていました。 12人の優しい日本人 を読む会(前編)​ 12人の優しい日本人 を読む会(後編) (2020年5月末までアーカイブが残るそうなので、間に合えばぜひ。) 幕開きからカーテンコールまで、擬似ではあるけれど、劇場にいるみたいに感じました。 終演後、一緒に観劇していた人たちがSNSに投稿を始めたのも、「あれ、〇〇さんも

          劇場が生活に波及してきた。

          みみをすます

          これまでに2度、谷川俊太郎さんをお見掛けしたことがあります。 1度目は地上を走る電車の中、2度目は地下を走る電車の中で。 2度とも勝手にド緊張して、声を掛けることはできませんでした。だからもし3度目があれば、そのときは絶対にお声掛けしようと決めています。 ただ、なんて言おうかが決まらない。 「ファンです」 「ありがとうございます」 「いつも励まされています」 どれもちょっと違う気がします。たぶん慣れていらっしゃると思うけれど、いきなり見ず知らずの人に声を掛けられ

          みみをすます

          変わらなければ

          全世界で累計2800万部、日本だけでも400万部を突破した超ベストセラー『チーズはどこへ消えた?』(スペンサー・ジョンソン)。 20年前の書籍ですが、色あせないどころか、コロナ禍で急激に社会が変わりつつある今、ヒントが満載の本だと思います。私も気持ちを新たにしたいと思って本棚から引っ張り出してきました。 『チーズはどこへ消えた?』は、迷路で起きた出来事をめぐる物語。物語に登場する二匹のネズミ「スニック」と「スカリー」、二人の小人「ヘム」と「ホー」の言動を通して、変化に対応

          変わらなければ

          振り分けられないところ。

          元・東大助手共闘会議、現・和光大学名誉教授の最首悟さんという方がいらっしゃいます。ダウン症の星子さんのお父さんでもあります。 最首さんの講演をもとに編まれた『半生の思想』というブックレット。 「はんなまのしそう」と読みます。 「小学校が九年かかった。だから、諸君のような予備校生になったのは、もう二十歳を過ぎていました。駿台です。」と観客に語りかけているのと、発行所が河合文化教育研究所発行なので、河合塾の講演だったのかな。 お話は、自身の進んできた道、広島・長崎以後の自

          振り分けられないところ。

          退職金が出ない人

          2019年12月発行の『退職金がでない人の老後のお金の話』(横山光昭)という本を買っていました。 タイトルが、私の不安にドンピシャ過ぎるので。 以前、情報誌の編集部にいたとき横山さんには何度かお話をうかがいに行ったことがあり、お人柄と姿勢には信頼を置いていることもあって、出版されてすぐ入手しました。 章立ては3つ。1章_退職金が出ない人、2章_年金が少ない人、3章_貯金がない人、です。それぞれ架空の質問者の相談にのるという会話形式なので、簡単に読み進められます。 また

          退職金が出ない人

          大勢に影響ない。

          うちの子たちは保育園育ちです。そこで、ママ友もできました。 私自身はしがないフリーライターですが、きちんと毎日同じ場所へお勤めする看護師さんや、公務員、大企業に勤めるママたちとも、ここで知り合いました。 あまり仲良くはならなかったママがよく言っていました。たぶん、大きな仕事をされていた方なんだと思います。ちょっとした失敗は、これで乗り切ってこられたのでしょう。 自分が失敗したり凹んだりしたときに、この言葉を口にすると、なんとかなりそうな気になります。 「大丈夫。大勢に

          大勢に影響ない。

          「新しい人」の方へ

          ノーベル文学賞を受賞した作家・大江健三郎さんのエッセイに『「新しい人」の方へ』(朝日新聞社)があります。 書店や図書館がお休みなので、書棚の本を読み返しています。この単行本は2003年発行ですが、今は新しい項が加えられて文庫になっているようです。 コロナ蟄居になってウェブサービスをたくさん利用していると、急速に時代が変わっていくことを感じます。デジタルの面だけでなく、環境の面でも、「温室ガス減少、過去最大の見込み」というニュースを聞くと、強制的とはいえ、変わらざるを得ない

          「新しい人」の方へ