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傾く心

こんにちは。まきびしです。

ようやく桜が満開になりました…と思ったら、
気温は冬に逆戻り。どんより曇り続き。
毎年桜が満開になると寒が戻ったり、荒れたりするのはなぜ?
ワザとやってるかのようにこうなるんですよね。

さて、しばらくnoteを放置しておりました。
1月下旬から尋常でない体調不良で、精密検査のオンパレード。
先月下旬から久しぶりにステロイドを再開したら、
あっという間に元通りになりホッとしています。

今回、毎日「通勤途中で死ぬんじゃないか?」と思うほど
グダグダになりながら日常生活を送っていて思いました。

今の会社に定年後再雇用で残留なんてムリな気がする…
週5日フルタイム、変わるのは業務上の権限有無だけと
言っても過言ではない。でも給料が減る。

ここまで真ん中辺りでユラユラ揺れてた振り子が
退職方向へ傾いています。

最近集める情報も辞めて何をどうするか…ばかり。
貯金ペースを上げたり、iDeCoの積立金を増やしたり、
家賃の安い部屋探しやら(ちょうど今年更新なので)、
加入中のサービスの解約をしたり、
バイトと並行して出来る在宅ワークのセミナーを見たり。

退職したら、人生初の失業手当を貰いつつ、
ハローワークで色々な職業訓練の講座を受けたいなとか。

最後の有給消化中に、ちょっと長めに熊旅しようかなとか。

管理職正社員のうちに済ませておいたり、
買い替えておいた方がいいと思われる
あれこれをリストアップしてスケジュールを決めたり。

60〜65歳までいかに貯金の取り崩しを最小化して生活費を稼ぐか、
年金受給〜死ぬまでで貯金と退職金をどんなペースで取り崩すかなど。

そのために今から出来る節約ポイントと物の整理など、
ライフスタイルのコンパクト化を図っています。

まあ、傾いた一番の原因は、とある上司のふとしたひと言なんですが。
私に対してではなく(というか、私も間もなく…を忘れている上司)、
既再雇用者と、私より少し早く再雇用になる予定の人に関して、
業務上の問題点を話していた時。
「再雇用が使えない奴ばっかりでウンザリする!」と。

たしかに、私自身も再雇用者のモチベーションの低さと、
そのポジション(権限が無くなった・自分は正社員じゃないから)を
印籠のように振りかざしてサボる姿勢に困り果てています。
とはいえ、何を担当してもらうか説明して了承してもらって契約したので、
その都度そこを再度話して動いてもらうよう再指示しています。
それでも「そんなの俺の仕事じゃない」とか、
「あの給料でそんなに出来ない」とか、
「そんなことまでやりたくない」とか…etc、
そんな時には上司から話してもらうために相談しているわけです。

どちらの気持ちもわかります。
雇用条件に双方合意して再雇用に至ったとはいえ、
ただ実質的には管理職権限・正社員権限が外れて給料激減しただけ。
だったら応じなければいい…のですが、
このご時世、そして会社というある種の防護エリアから出ることへの
不安は大きいので、とりあえず続けるのが簡単だし小さな安心感はあります。

でもね、だからといって周囲の人たちに被らせていいのかと思うんですよ。
これは会社と本人、両方とも無責任だと思うんです。
会社は単純な頭数だけじゃなくて人員構成も考えて欲しい。
本人は周囲の正社員は高い給料貰ってるんだから被ればいいと
思わないで欲しい。

特に、今回の件の人は去年まで管理職正社員。
元々部下や後輩のフォローをほとんどせず、
やりたくないことは他人に投げ、
新しいことを覚える気がなく「わからないから」で他人任せで
問題視されていたので特殊ケースなのかもしれませんが。

簡単に言うと、今まで〜私の定年まで、自分の仕事に加えて
ずっとそういう人の分まで被り続けることに疲れてきました。
特に今回、歩くのも寝返り打つのすらもシンドい状態で
精密検査の時くらいしか休めない時期にフォローするのは疲れました。

おそらく今のままだと、私が再雇用者になっても、
フォローする側・される側は変わらないでしょう。
それこそ割に合わないです。
再雇用交渉時に、その分を考慮した上乗せの好条件が出たなら
検討する価値はあるでしょうけど。

もうひとつ。
そのような状況なので、部署の新陳代謝の意味で
私は退場して、もう少し若く、これから上にいける機会がある
(定年が遠い)人を配置してもらうチャンスかもと。

同じ定年後に関する悩みではあっても、
意識の向く点が変わってしまったなと感じています。

今までは、ぬるま湯からアテのないところへ大した装備(資金とか)も無く
ただ飛び出ることへの不安からくる躊躇。
もっと準備しなきゃ無理かも。
もっと綿密に計画しておかないと詰んでしまうかも。

今は、今出来る準備はもれなくやっておく。
物理的・経済的・肉体的・精神的に無理なモノは無理。
今あるものと、これから上積み出来るもの、新たに手に入るもので
やっていける、自分にとってベターなライフスタイルを考える。

残留せずに会社を飛び出したら即死するってわけじゃないし。
身体が動くうちに、やりたいことを少しでもやって、
気が重くなるようなことはスッパリやめると考えたら、
今まで頭の中にあった不安の部分は消えてしまいました。

無理矢理だけど、今回体調不良になったお蔭で吹っ切れたかも。
心臓や呼吸が止まるんじゃないかってくらいキツかったけど。
復活出来たからこそ強気に言えるんですけどね。

久しぶり過ぎて溜めに溜めていたので、
長くなってしまいました。

皆さんも美しい桜を堪能されますように。

ではまた。

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