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「もう1回この絵本読んで」に疲れ果てたわたしを救ってくれた人

親も大好きな絵本、だけど。。。


わたしの5歳の娘は、筒井頼子さん作×林明子さん絵、の絵本が大好き。

同い年くらいの登場人物が、はじめてのおつかいにドキドキしたり、お友達ができてうれしかったり、おねえちゃんとして成長したり。。。娘が等身大の気持ちで、感情移入できるからなのかなぁと想像している。

林明子さんの描く子どもの表情はとっても豊かで繊細で、大人の私が読んでいても、登場人物を抱き締めたくなったり応援したくなったりする。

だから読んでいる私も楽しい。。。と言いたいところなのだけど、何度も何度も繰り返し同じ本を読んでいると、さすがに飽きてくるのだ。

もちろん、お気に入りの絵本を何度だって読み聞かせしてほしいという娘の要望は尊重したい。しかし、たまには違う絵本を読みたいというわたしの要望も少しは尊重してもらいたい。。。笑。

そう考え、なんとか別のラインナップを開拓すべく、近所にある図書館の分館を訪れてみた。

司書さんのプロの仕事に感動!

実はいままでも、自分でさまざまな絵本を選んで借りて、娘に勧めてきたが、残念ながら娘の反応は鈍い。

ここは思いきって、司書さんに相談してみよう。声をかけたら非常勤の方だったらしく、少々お待ちくださいと職員の方を呼んできてくださった。

「5歳・年中の女の子で、筒井頼子さん作×林明子さん絵の絵本が好きなのですが、オススメの絵本はありますか?たぶん、同年代の女の子が主人公のお話が好きそうなのですが。。。」

そんな感じで伝えてみた。もしかしたら、おすすめの著者さんや絵本のタイトル名を教えてもらえたりするかな?、それくらいの期待だった。しかし、なんと6冊もオススメの絵本を集めて持ってきてくださった。

(実際に紹介してくださった絵本は文末に)

どれも幼い女の子が出てくる作品で、わたしが赤ちゃんを抱っこしていたからか、赤ちゃんがうまれておねえちゃんになった主人公が出てくる作品も入っていた。

ネット検索を通じて出会うのは難しかったかもしれない本ばかりだった。絵本についての情報が頭に入っている司書さんだからこそ、娘のことを考えてくれているからこその、セレクションだとうれしくなった。

もっと司書さんに頼ろう!

きっと司書さんはたくさんのお仕事を抱えていらして、時間帯やタイミングによっては、こんな相談はご迷惑なのかもしれない。

でも、絵本について話し、紹介している司書さんは本当にキラキラしていた。もしかしたら、こういうお仕事をもっとされたいのかもしれないとも感じた。

みなさんも、絵本選びについてもっと司書さんに相談してみませんか?図書館に足を運んでみませんか??

相談するひとが増えて、需要が増えたら、行政ももしかしたら、正職員の司書さんを増やしてくれて、お仕事に余裕がうまれるかもしれない。貸し出し数が増えれば、絵本のラインナップがより充実するかもしれない。そんな風に思うからです。

司書さんが紹介してくれた絵本

実際に紹介してくださった絵本を下記に記します。めちゃくちゃニッチではありますが、もし娘と同じような状況のお子さんがいらしたらぜひ。。。!

まあちゃんのながいかみ

ちょっとだけ

はやくかえってこないかな

ちいさいみちこちゃん

ゆうこのキャベツぼうし

おっきょちゃんとかっぱ


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