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「お給料日までまだこんなにあるのに…」何とか乗り切るテクニックとは

こんにちは。

牧 菜々子です。

今月は、たくさん使っちゃった。

お給料日まで、まだこんなにあるのに…。

手元には、これしかない…。

そんな時は、本当に気持ちが下がります。

いざという時のためにとってあるお金、取り崩しちゃおうかな…。

でも、何とか乗り切る方法があります。

それは、「残っているお金を見る」ことです。

財布の中身や、通帳残高を、何度も見る。

それだけで、予備費や、禁断のクレジット枠に、手を出さずに済むのです。

予備費に手を出さないために

「貯金」とまではいかなくても、普段は手をつけないでとっておいてあるお金というのが、あると思います。

予備費とか、特別な時に使う用のお金です。

いざとなったら使えるけど、なるべく使わずにとっておきたいお金。

こういうところに手を出さないで乗り切るのが、とにかく大事です。

一度手を出してしまうと、クセになって、赤字になっていくのです。

お給料日までまだ日数がある時には、そういう予備のお金に手をつけずに済む方法を考えます。

それが、「残りのお金を見る」ことなのです。

財布の中身のお金や、通帳残高の金額を、何度も見る。

もう少なくなっているので、正直、見たくもない…。

見たくなくても、残りのお金を見る。

何度も見ていると、「これしかない」が、「これだけある」に変わっていきます。

気持ちを保つことができて、予備費に手を出さずに済むのです。

残っているお金を見る

普段、お金を見ているでしょうか。

使う時に、チラッと目に入っている程度ではないでしょうか。

ちゃんと手元に「ある」時に、見てみると…。

「できる限り有意義に使いたい」という思いが、湧いてくるのです。

通帳の残高も、減る一方だし…と思って、見ないようにしていると…。

「なくなる」という意識だけに、フォーカスしてしまいます。

あれもこれも必要だからお金を使う、使うからなくなる…。

「本当に必要か」とか、「どう使えば有意義か」と考える暇もなく、「なくなる!」と思って気分が下がる…。

そうなってしまう原因は、残りのお金を見ていないことにあります。

見えないものは恐怖に感じる

「見たって、お金が増えるわけじゃないでしょう。」

そう思われるかもしれません。

でも、見るのは、お金を増やすためではありません。

現状を、打開するためです。

お金だけではありません。

人の心も、死も、目に見えないものは、怖いのです。

漠然とした恐怖感がある場合、少しでも目に見えるもので把握すると、気持ちが落ち着いてきたりします。

見ないで、恐怖心に駆られていると、打開策に目を向けられない。

惰性や慣性が働き、悪い状況のまま時間が過ぎます。

何か目に見えるもので把握するだけで、恐怖という情報が処理され、今度は打開策に目が向くようになるのです。

買わなければいけないと思い込んでいたけれど、誰かに直接確認すれば必要ないことが判明したりすることもあります。

お金は増えませんが、思い込みを取り払う準備が整うのです。

気づいたらお給料日まで乗り切れていた!

もちろん、たくさんの節約術もあります。

部屋の片づけをして、不用品を売ってお金にするのも有効です。

冷蔵庫の奥に眠っていたサバ缶で1食にしてもいい。

それでも、まだ足りなかったら…。

それなのに、買いたいと思ってしまったら…。

手元にあるお金を、見てみてください。

何度も何度も見ているうちに、「まだこんなにある」と思えてくるから不思議です。

予備費には手をつけず、気づいたらお給料日まで乗り切れていた!

ということに、きっとなるはずです。