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会社の秘密=会社の資産

こんにちは。
社長さん向けの相談をお受けしている経営の専門家、伴走舎 牧野です。

会社の強みとなる目に見えない資産(=知的な資産)として「ブランド」について説明してきましたが、今回は「営業秘密」です。

「営業秘密」の厳密な定義は難しいので、会社としては隠しておきたい重要な情報で、部外者に見られたらすぐに活用されてしまうもの、ぐらいに考えておいていいでしょう。

特許を取得しようとすると、申請段階で特許の内容が公開されてしまいますので、あえて特許を取得せずに社内の極秘事項にしてある製造方法などはまさに営業秘密ですね。会社にとってはかけがえのない資産です。

レストラン・飲食店のレシピ、老舗の秘伝のタレの作り方、なんてまさにそう。ほんとうなのかどうか知りませんが、コカ・コーラのレシピは社内でも数人しか知らないなんて言われてますね。

ビッグデータの重要性が注目されていますが、社内に蓄積されたデータもそうした営業秘密に入るでしょう。
最近では中古品に対する消費者の抵抗感がなくなり、市場規模が大きくなってきていますが、そうした中古品業者さんは売り物の商品となる仕入れ(=買い取り品)の確保が大切で、そのためには査定が命ともいえるようです。自社の買取金額の実績データは、買い取りの精度を高めるためにとても重要であると同時に、ライバル社に対しては秘密でしょうね。

あなたの会社にはどんな強みとなるヒミツがありますか?

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