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新型コロナウィルス感染症対応資金

4月30日に成立した2020年度補正予算案では、給付金が大きな柱となっていて目立ちませんでしたが、これまではセーフティネット保証など国の制度融資に限られていた3年間実質無利子、無担保、据置最大5年の条件が都道府県が行う制度融資にも適用されるようになりました。

それを受けて沖縄県では「新型コロナウィルス感染症対応資金」を創設しています。すでに5月1日から受付が開始されています。

セーフティーネット保証4号・5号、危機関連保証のうち、どれかの保証を利用すれば適用されます。すでに認定をとれている方は認定証の期限も延長されましたね。

また、今回の「新型コロナウィルス感染症対応資金」の大きな特徴の一つとして、手続きがすべて金融機関でワンストップで行えるということです。これまでは自分で市町村に申請していた認定についても、認定がまだでしたら金融機関がやってくれるんです。もちろん、保証協会への保証審査の依頼も。

沖縄県で資金繰りについてまだ何も始めていないという方は、これを利用してみてはどうでしょうか。

融資限度額:3,000万円
融資利率:0.8%(4号、危機関連保証)、1.5%(5号)
(※4号、5号、危機関連は3年間利子補給
保証料率:0.85%
(※4号、5号、危機関連保証は保証料率ゼロ〜1/2
融資期間:10年以内(うち据置期間5年以内)
資金使途:運転資金・設備資金(※借換可
担保:無担保

受付は、県内の金融機関(琉球銀行、沖縄銀行、沖縄海邦銀行、コザ信用金庫、商工組合中央金庫、JAおきなわ、みずほ銀行、鹿児島銀行)です。

沖縄県の融資制度に関する傾向なのかもしれませんが、この制度についても、県庁のホームページよりも那覇市のホームページのほうがわかりやすいです。
でも、県庁も負けていません。パンフレットはメチャクチャわかりやすいです。
申請書類はさらに別のページにありました(県庁にはバラバラの情報の整理をお願いしたいです)。

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