【24 April 2019】 女の子の頼もしさ

英語のクラスの休憩時間、韓国出身のJyuhiとボーイフレンドの話になった。彼女は学生ビザで1年滞在予定だけど、YMSビザを取ってもう2年延長したいという。が、韓国にいる彼氏は彼女との結婚を考えていて、来年1月の帰国を心待ちにしているのだとか。そんなわけで彼女は、YMSビザの件をまだ彼に伝えられていない。

その会話に対し、離れて座っていたコロンビア出身のJuliaが食いついてきて、「まだ話してないの?」「彼はどういう考えなの? 親はどう言ってるの?」と質問攻め。Jyuhi 曰く、彼はいい人だけど、長く付き合ったら当たり前に結婚、そして家庭を守る、という古風な考え方で、まだ26歳の彼女はそれに少し抵抗があるという。一方のJuliaは、結婚しているけど子どもはまだ期待されたくない、という人。「もっといろいろ経験したいよねぇ」と息巻く私たちを(私だけだいぶ年上だけど)、Doltonという40歳くらいかな?の男性生徒がにやりと見つめていた。たぶん苦笑いであろう。ガールズトークというものは国境を越えるし、男性の反応も似たようなものだと思った。

それにしても、こうした学びの場で会うのは女性がほとんどだし、それぞれがすごくアクティブで自立している気がする。どうして男性が少ないかと考えると、日本や韓国なんかは特に、仕事を辞めて留学、というのは男性にはハードルが高いんだろうな。いまだにそれは社会からはみ出すことだ、みたいな認識があるし、結婚していれば家族を支える役割も期待されているから。そして一方では女性が不当に扱われたりという問題もあるんだけど、男だから女だからと単純にジェンダーで括ったうえで、過剰な期待や差別、そして「こうあるべき」という考え方がもっともっと減ればいいのに。生き方に性差はないし、みんな好きに生きればいいんだよ。互いを尊重して自由に生きる、が理想。


しかし、ロンドンの語学学校はこういうところが面白い。国籍や年齢、バックグラウンドが本当にばらばらで、価値観、習慣、そして英語の発音も驚くほど違う。そんな中でいろんなパーソナリティに触れていると、世界って広いよね、とつくづく実感するのだ。


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