見出し画像

うわー!こんな彼女ほし……くはないかなぁ(汗) 『対ありでした。~お嬢様は格闘ゲームなんてしない~』 レビュー

どうもこんばんわ!まくらもとにございます。
緊急事態宣言も延長とのことで、みなさんいかがお過ごしでしょうか。
不要不急の外出は自粛しましょうなムードの中、おうち時間が増え、インドアなものに手を染めた方も多いのではないでしょうか?(言い方

まくらもとの趣味の一つにゲームがござるのですが、
その中でも、ひと際好きなジャンルがありまして。

それが今回紹介するマンガの題材でもある❝格闘ゲーム❞なのです。

有名なところで言えば、ストリートファイターシリーズなんか聞いたことあるよって方が多いのではないでしょうか。
そんな、まくらもとが愛してやまない格闘ゲームを題材にしたマンガがあるというじゃないですか!そりゃあ読まない手はない!

と、言うわけで。タイトルにあります

『対ありでした。~お嬢様は格闘ゲームなんてしない~』

を読んでみて面白かったので、レビューしたいと思います!

あらすじ

お嬢様学校に入学した主人公の綾。綾は、自分と同じように外部から入学してきた、美人でQUEEN OF お嬢様な❝白百合さま❞と遭遇する。
そんなお嬢様オーラ全開の白百合さまに憧れを抱く綾であったが、ある日、使われていない教室の前で異音を耳にする。
恐る恐る扉を開けるとそこにはゲーミングノートPCを見据え格闘ゲームに勤しむ白百合さまの姿があった!!(ついでに煽りキッズを罵倒している
それから、綾と白百合さまのドキドキ(ある意味)の学園生活がヘブノァヘェール!レッツロック!するのであった…。

書いてみたけど、1巻裏表紙のあらすじとか、他の人のレビューとかの方がきっと分かりやすいよ!

ネタバレありの感想

では、レビューをば。
えーっと、実を言うと格闘ゲームを題材にしたマンガっていうのはそこそこありまして
挙げてみるならば、『ハイスコアガール』『ウメハラ FIGHTING GAMERS!』、ちょっと古いもので言えば、『ゲームウルフ隼人』なんてのもありますね。最近だと『ゲーミングお嬢様』なんて作品もあるんだとか。
ちなみにまくらもと、途中までではありますが、『ハイスコアガール』と『ウメハラ FIGHTING GAMERS!』は読んでおります。

そのうえで一言この作品について申し上げるならば…
作者のゲーセンへの憧れをひしひしと感じる!作品ですね!

はっきり言えば、ゲーセンやら格闘ゲームの悪いイメージすらも愛している。そんなところが垣間見れる作品でしたねw

ぶっちゃけてしまえば、主人公の綾も実はかなりの格闘ゲーマーであり、それを❝白百合さま❞に見破られるんです。
ただ、綾や、❝白百合さま❞の持っている格ゲーに対するイメージは極めてダーティなもの。
ただ、彼女たち二人はそんな格ゲーなんだけど、それでも対戦することが好き、それがよく伝わるんですよね。
見た目はとってもかわいいキャラクターたちなんですが、あまりの内面にビックリしますww
でも、キャラクターのアクもそれはそれで魅力。

正直言って、このマンガは先述した『ハイスコアガール』や『ウメハラ FIGHTING GAMERS!』のように実在のゲーム、大会、ゲームセンターを題材に扱っていない関係上、作品の内容そのものにノスタルジーを感じるものではありません。
まくらもと自身、先述の二作品は「ああ、あったあったw茶リュウww」とか、「ウメハラはこのころもスゲー強かったよなぁ…。」とか、当時のゲームセンターや、格ゲーシーンを思い出し、懐かしみ、笑ったりしたんですけど。

この作品は、在りし日の格闘ゲームそのものを思い出すのではなく、仲間と格闘ゲームをワイワイとプレイし、次の戦いはどうしよう!?今度こそ勝つぞ!といったワクワク、そういった格ゲーを楽しむ心の方を思い出させてくれる、そんな作品でした。

愛してやまないと言っておきながら、実はわたくし、格闘ゲームから離れていたんです。
それは何故か。
単純に言えば負けるのが辛い❞これに尽きます。
ストリートファイターⅤをコツコツとやっていたんですが、ネット対戦を繰り返すも、成績は上がらず、負けを重ねる日々に、なんだか辛くなってしまって。

そんな中、このマンガに出会いました。
最初はなんだか面白そう、程度で手に取ってみたんですが。
登場人物の中に、自分と同じようにネット対戦で何度も負けて心が折られているキャラが居て、そんな子も含め、みんなが時にピリピリとしながらも、対戦を楽しむ姿を見て、わからされました。

負けるのはもちろん悔しい。だけど、仲間やライバルと対戦することや、強くなることはもっと楽しかったのでは。と。

そんな気持ちにさせてくれる作品でした。
とにかく、ゲームをプレイするキャラクターたち、それを描く作者さんの格闘ゲームへの熱意というのが強く感じられました
そのおかげで、少しずつトレモばかりしているストVでしたが、ネット対戦にまた挑もうかな、って思えました。(延々とトレモをやる楽しさも忘れてましたw

長々と書きましたが、扱う題材が題材なので、熱の入った専門用語の解説や、割と乱暴なギャグ(?)、無線で格ゲー?みたいなツッコミどころもそこそこ見られますが、ゲームもeスポーツと呼ばれる時代。
新たなジャンルのスポコンものとして、格闘ゲームに打ち込みキラキラしている彼女たちの活躍を見守ってみるのもいかがでしょうか?
アニメ化もされるようですよ!

作者の江島絵理先生、新巻も楽しみにしております。お体にお気をつけてがんばってください!応援してます!

以上、『対ありでした。~お嬢様は格闘ゲームなんてしない~』 レビューでした!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?