見出し画像

育休を2ヶ月間取得したよ①

とてもご無沙汰しています。前回の投稿をしてからというもの、時が経つのは早く今年の4月に息子が産まれ僕も晴れてパパになりました。
(前回の投稿はこちら

少しずつ増えてきていますが、まだまだ前例が少ない男性育休。僕は2ヶ月間の育休を取得しました。今回は、そんな男性育休のリアルをお届けします。これから取得を検討している方々に少しでも参考になれば幸いです。

取得を考えたきっかけ

大きく2つあります。

子供に寂しい思いをさせたくない
僕には幼い頃に両親が近くにいた記憶があまりありません。両親が共働きだったため、僕は祖母によく面倒を見てもらっていました。
(ちなみに僕が生まれた平成4年度は共働き世帯が、専業主婦がいる世帯と半々くらいになった年のようです。)

スクリーンショット (204)

実際には母が平日休み、父が土日休みだったので、週の半分程度は両親のいずれかは近くにいたのだと思いますが、思い出そうと頑張っても僕の記憶に出てくるのが4,5歳くらいの時です。

当時は祖母もいたし、顕在的には寂しい思いはしていなかったとは思いますが、潜在的にどこか寂しい気持ちがありました。本人ははっきりと覚えていなくとも、幼い頃の記憶って潜在的には残っているらしいので、おそらくそれだと思います。

このような原体験があったので、自分に子供ができたら「同じ想いはさせたくないな」と漠然と考えていたのがきっかけの1つです。

夫婦関係に危機感を感じた
妻の妊娠がわかってからというもの、様々なメディアや記事で「産後クライシス」や「産後うつ」などの言葉を初めて知り、こうなったらやばい!という危機感を持つようになりました。
(産後クライシスについては、こちらに詳しいです。)

夫に対する愛情が子供に移っていくのは仕方のないことですが、それが極端に低下してしまうと修復は割と困難だとどこを見ても書かれていたので、これはまずいと思ったわけです。

産後クライシス以上に僕が不安になったのが、「産後うつ」でした。特に一番びっくりしたのが、産後女性で一番多い死因が産後うつであるということ。育児を誰かに任せられる状態にある人であったり、まだお子さんがいらっしゃらない方はイメージがつかないかもしれませんが、冗談抜きにどの核家族世帯にはあり得る話だと、実体験をもって断言できます。(もはや核家族でなくてもあり得るかも)

育休中のリアルはまた次回以降の記事で紹介したいと思いますが、情けないことに慣れない育児に最初は僕も余裕がなくなり、妻に相当なストレスをかけてしまいました。。

取得をするまで

いざ取得しよう!と思っても、じゃあ明日からいいよっていうものでもない。特に僕の勤める会社は設立から3年程度のスタートアップで、そもそも子供がいる人は僕以外に誰1人としていません。

ということもあり、会社への交渉(相談)は余裕をもって出産予定日の3ヶ月前くらいから行った。期間は家計も考慮し、ひとまず2-3ヶ月間で検討したい旨を会社に相談したのですが、(いい意味で)あっけなくokしてくれたのです。当時の上司や会社には感謝しかありません。

逃げ恥でも見た方がいるかもしれませんが、男性育休ってまだまだ理解のある人や会社が少ないのが現状なので、そういう意味では弊社はかなり先進的かと勝手に思っています。(快諾してくれた背景の1つとして、平均年齢が若いということもあるかもしれないですね。)

日本の育児休業制度はかなり充実していて、育休中は給与の約67%(取得期間が半年未満の場合)が支給されます。この67%って社会保険料を引いた額とほぼ同額なので、実質手取り額と変わりません。(※住民税は別です。)

ちなみに書く書類も数枚しかなく、かなり簡易的です。(会社人事は他にもやることはあるので、もう少し大変ですが^^;)

取得期間について

取得期間が長いとさすがに仕事復帰がままならないんじゃないか。ほぼいつもの手取り額と変わらないとはいえ、妻はほぼ無収入なので、家計がやばいことになるんじゃないか。

本当は半年間くらいは取得しようと思っていましたが、上記の理由から2ヶ月に留めることにしました。

とはいえ2ヶ月仕事休むってまあ長いですよね。取得前は僕もそう思っていましたが、育休が終わる頃には物足りなさでいっぱいでした。そう思った所以として、息子の成長は著しく毎日が変化の連続で2ヶ月があっという間だったからです。

育休中のリアルについては、次回以降のnoteで発信していこうと思いますので、もしよろしければ気長に待っていていただけると嬉しいです!(いかんせん仕事・家事・育児をしていると本当に時間がなく、寝る時間を惜しまないと基本自由時間を捻出できないので^^;)

締めくくりがネガティブな感じになってしまいましたが、今しかないかけがえのない時間を息子と妻と一緒に育み楽しんでいるので、ご安心を!笑

最後に。
告知となってしまい恐縮ですが、20-30代のパパママ向け(プレも含む)の完全紹介制コミュニティを本日からやっていくことが決まりました!!!👏

夫婦2人で(←ここが結構重要!)より育児を楽しむためのコミュニティを目指します。ご興味おありな方は、気軽にメッセージやコメントいただけたら嬉しいですー!^^

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?