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2023年AC長野パルセイロ紅白失点合戦

みなさん、こんにちは。Are you dyeing Nagano orange?

すいません、前世はロンドンに住んでいた気がするので、英語がつい口からロケット花火のように打ち上げられてしまうんですが、肝心の長野パルセイロは今年もJ2には打ち上がらず、なんならJ3トップ10入りすら叶わない、いわゆるボトムハーフの14位という結果に終わることが確定しました。これが今年の全国高校野球全出場校3486チームの中での順位だったら、大健闘どころか胸を張っていい順位なのですが、残念ながらJ3には20チームしかありません。日本プロサッカーリーグJ1J2J3の全クラブを含めた60チームで考えれば今季の長野パルセイロは60チーム中54位となる計算で、全国高校野球出場3486チームで換算すると約3137位となるので、AC長野パルセイロ高校硬式野球部は普通に地区予選1回戦で敗退してる計算になります。おい船橋もっと頑張れ。

長野パルセイロはまがりなりにも昇格を目指してるとはいえ、J3で過去最低順位だった2018年の10位を更に下回る結果となった今季はほんとにホントに分析と反省と改善、PDCAサイクル(P=パルセイロ、D=大丈夫?、C=コーチ監督人選はそれでいい?、A=上がります今年こそ昇格目指しますってもう10年下降線辿ってますけど??サイクル)を回していかないとマジでJ3のままこの先永遠に過ごしていきそうなので、嫌な物にもきちんと目を向けて、臭いものに蓋をせずに、矢印を自分に向けて、サポーターの皆さんは長野パルセイロにたくさんたくさん課金していきたいところですが、今回は今年1年を振り返る意味で、とにかく目を背けたい嫌な事=今季J3トップクラスにひたすら多かった失点シーンにフォーカスして、どの失点が一番僕の心に刺さったか、個人的に振り返っていきたいと思います。
そう。今、ここに、【2023AC長野パルセイロ紅白失点合戦】の開会を宣言します。

基本的には勝ち試合、負け濃厚から追いついた試合の失点はそれほど印象に残ってないので、負け試合やリードから追いつかれたような失点を中心に展開していきます。

これを書くにあたって2023シーズンの長野パルセイロの数多くの失点をハイライトで見返したのですが、今見返しても手が震え、ため息が漏れ、憔悴しきってしまったので、「ちょっと手軽に絶望を味わいたいなー」って時に鑑賞するのをゼヒおすすめします。いや悪いことは言わんやめておけ。

さて、ここでは
紅=顔面が紅潮するほど怒り狂いそうな失点
白=顔面が蒼白になるほど打ちひしがれた失点
と定義していきますので、よろしくお願いします。


まずは赤組(顔面紅潮するほど憤慨した失点の数々)の皆さんです。

紅組

第2節愛媛 1失点目

1-0で経過し開幕2連勝が目前に迫ってきた試合終了間際。愛媛のコーナーキックからのセカンドボールがゴール前に落ちて、正月の善光寺かってくらいに人がいるゴチャゴチャした混戦の中でねじ込まれた失点によって勝ち点3を逃す結果となりましたね。ああいう混戦のときは、何をモタついてるんじゃ!思いっきりかっとばせよ!と、うるさいオヤジ野球ファンみたいなことを思うのですが仕方ありません。また先日の第37節YSCC戦でも同じようなシチュエーションで失点しており、実はこの失点が今季のパルセイロの結果の伏線になっていたとは、このときまだ誰も気づいていなかったのです。

第3節奈良 1失点目

昇格してきたクラブに滅法弱いパルセイロの真骨頂が発揮された失点でした。パルセイロディフェンスラインの裏に抜け出した奈良クラブ浅川が、飛び出しに躊躇したキーパー谷田貝の位置を見て完璧すぎるループシュートを決めたシーンです。浅川への寄せがやや甘かった秋山、判断に迷った谷田貝よりも、あのループを決めた浅川を褒めたい。全国のサッカー少年少女たちにお手本として見せてあげたい綺麗なシュートですが、改めて見返すとコレ奈良キーパーからのロングキック一本でシュートまでいかれてるんですよね。どんだけ効率良く失点してるんですか。

第4節富山 3失点目

3-1でリードしている場面でPKを得たパルセイロがキッカーに秋山を指名したらその秋山がPKを失敗。これで息を吹き返した富山が3-3に追いつくという2試合連続3失点してるところですが、秋山のPK失敗を責めるのは良くないと思います。確かに秋山のPK失敗で富山が「まだいけるぞ!」状態になったのは否めませんが、秋山のPK失敗とその後の失点は関係ありません。秋山のPK失敗と、富山の左サイドからのクロスを西村が豪快にクリア空振りして秋山の身体にボールが当たってそれが富山側に転がって同点に追いつかれたこの失点は何も関係ありません。秋山のPK失敗がゴールのはるか上空を飛んで行ったこと、秋山のPK失敗、実は2失点目でもヘディング空振りしてる西村、誰のせいでもありませんし、PKは蹴った者しか外すことはできません。つまりバッジョ=秋山と言って差し支えないでしょう。秋山はPKもヘディングで打った方がいいんじゃないでしょうか。秋山は今年限りで退団が発表されましたが新天地でPKを蹴るチャンスは訪れるのでしょうか。

第8節福島 1失点目2失点目3失点目

あの藤森が「ターニングポイントになった」と言い切る試合です。悪い意味で。2-0リードしていた後半、当時はまだ相手の脚ごと刈り取る守備と、自分がかわされた後のことなど考えていないかのような、身体ごと相手にぶつかっていくタックルで相手も味方もヒヤヒヤさせていた”人間芝刈り機”池ヶ谷が福島の左サイドにドリブルで簡単にぶっちぎられて失点。これで勢いに乗った福島がその後パルセイロの左サイドをコテンパンにぶちのめして立て続けに同点、その勢いのまま逆転されたのでした~Fin~。今思えば、この辺からパルセイロが千尋の谷に落ちていく感がありますね。

第13節琉球 2失点目

しばらく調子の良かったパルセイロに不穏な空気が漂い始めた頃の琉球戦ですね。パルセイロは先制したもののあっさりと追い付かれたあとのこの2失点目。琉球のクロスをゴール前でクリアしたまではいいのですが、そのセカンドボールを琉球に拾われ、全パルセイロ選手たちがいわゆるお見合い状態に突入。気まずい婚活パーティのど真ん中で琉球選手に自由にさせてしまい、慌ててスライディング特攻を仕掛けるも時すでに遅し。あっさりと逆転されてしまいました。1人でプレスにいけばワンフェイクでかわされ、みんなでプレスにいけばお見合い状態か、思わせぶりな態度で全員がかわされる。なにこれバチェラー?

第14節鹿児島 1失点目

このあたりから【夏の怪奇シリーズ 呪いの失点サーカス団】の本領が発揮され、失笑するしかない失点が増えてきます。この鹿児島戦の失点も、ディフェンスラインでの何気ないパス回しのさなか、三田のバックパスが恐ろしいほどのキックミスとなり、そのままゴール前で鹿児島に拾われて失点しました。先制しても逆転される、追い付いても引き離される、そもそも4失点する、何したら勝てるんでしょうか?滝行?火渡り?そんな救いのない絶望感を味わいながらそれでもなお失点の連鎖は止まりません。なにこれファニーゲーム?

第16節今治 1失点目

あの悪夢の【2試合連続0-4負け】の始まりの失点です。今季のパルセイロは守備で跳ね返したクリアボールが全部相手の足元にいく、それどころか、自陣から丁寧にパスを繋いでるはずなのになぜかボールが相手の足元にいっている、何を言ってるかわかるでしょうか?冷静に処理してるはずなのになぜかボールは相手の足元に収まるのです。ホラーですね。この失点も、今治からのアバウトなロングボールを池ヶ谷?が冷静にヘディングで味方に繋ごうとしたらなぜかズレて、そのまま池ヶ谷の裏を使われて失点しました。何気ない日常が突如として恐怖の始まりとなる、そんなジャパニーズホラーの真髄を見たような失点でした。

第17節八戸 1失点目2失点目3失点目

前節今治戦での4失点の後、まだまだ恐怖の連鎖は止まりません。3-2-5の守備システムで守るパルセイロですが、この失点は3のファーストラインを一撃で破られ、2のラインも1秒足らずで突破され、あっという間に最終ラインが丸裸状態になりました。カウンターでもないのになぜか数的不利を作られて打たれたシュートをキーパーがなんとか止めたものの、こぼれ球を押し込まれあっさりと失点しました。この頃にはまだ僕も、「せめて2失点までなら踏ん張れる・・・!」と思っていたのですが気がつけば4失点してました☆テヘペロ☆
2失点目、3失点目はキムミノの飛び出しの勢いが良すぎて成層圏突破しちゃった失点なので実質ノーカウントにしてます。「アグレッシブにいった結果だからOK」とゴリも言ってましたのでOKです。

OKです。

第18節鳥取 2失点目

覚えてますでしょうか?今年のパルセイロが唯一あの悪名高いジャッジリプレイなる番組で取り上げられた失点です。あの判定については後からいろいろ言ってもしょうがないのですが、それよりもあのフリーキックに繋がるファウルをしたスライディングの選択肢も疑問ですし、明らかにパルセイロの守備の方が多かったにも関わらずスルスルと中央をドリブルでいかれてしまったことも問題だし、今思い返すだけでもシュタルフ前監督時代の悪い失点を抽出して飲みやすいカプセルにした地獄高額サプリメント失点でした。

第21節盛岡 1失点目3失点目

ビルドアップミス、クリアミス、キャッチミス、PK、フリーキック、この世のあらゆる失点方法で失点していくパルセイロですが、ついに安全策なはずの「味方キーパーからのロングキック」から失点しました。パルセイロキーパーがバーーーーーンと蹴ったボールが盛岡に跳ね返され、そのままボールを回収されゴール前をただのワンツーで崩され失点。「味方キーパーがロングキックした5秒後には、自陣ゴールにボールが入ってた」。文章で表すと意味が分かりません。また3失点目は、福島戦の2失点目のような、恐ろしく簡単に裏をとられ後ろ向きにされてしまう守備陣が振り回されて最後はゴール前でみんな棒立ちになって失点するという、インスタでよく見かける謎のオシャレドリブルプレー集の守備の人かな?と思うような失点をアディショナルタイムに食らい終戦。4失点しなくて良かったな。という感想しかありませんでした。

第23節岐阜 1失点目

僕が思わずnoteにしてしまった【1-5の夜】。あの惨劇の夜の始まりの1失点目です。映像を見返したくないという人のために文章で表しますと

キーパーが蹴る→選手が競る→失点

なんなんすかこれ。

第27節今治 1失点目

これも衝撃の失点でしたね。この頃には「スーパーゴールを食らう側王者決定戦」でなら上位に食い込めそうなくらいにスーパーゴール製造機と化していたパルセイロですが、この失点も美しいストーリー性のある失点でした。自陣ビルドアップ中にミス→大野が相手を引っ張る→DOGSOで一発退場→フリーキックが決まる。これなら引っ張らない方がまだ良かったと思うのは結果論ですが、永遠の中学生大野はちょっとヤンチャが過ぎた感じでしょうか。こうして人は失敗を重ねて大人に成長していくので、これも経験だと割り切るしかありません。見た目は大人、頭脳は中学生と書くとなんかアレですねすみません。

第29節琉球 2失点目

だんだんと記憶が最近のものになってきましたが、この失点もかなりのインパクトがありました。2-1でリードしていた後半アディショナルタイム、あと2分凌げば勝利という場面で、今年何度も見てきた試合終了間際の劇的失点により、失点王争いを繰り広げていた琉球を相手にお互い仲良く2失点ずつを積み重ねる結果となりました。どうせなら5-5とかのバカ打ち合いをしてほしかったな、くらいの感想しかありませんでした。

第31節松本 1失点目

今年3度目の信州ダービーで、昇格できない恨みを2023年の信州ダービー全勝にぶつけようと目論んだパルセイロでしたが、これも以前どこかの試合で見たような

キーパーが蹴る→選手が競る→失点

という失点でした。コスパ・タイパの良い失点をすることに定評のあるパルセイロはまるで現代社会を風刺するかのようですね。数年前まではすさまじくコスパの悪い選手補強を繰り返していたパルセイロが今は懐かしいです。

第32節FC大阪 1失点目

昇格クラブ相手には子猫のようになってしまうパルセイロですが、今季はついに昇格クラブの奈良・FC大阪相手に全敗無得点を記録しました。堅守FC大阪の牙城を崩せず、第1戦目と同様、セットプレーで先制されまして、これをもって「J3の門番」ではなく「J3のチュートリアル的ボス」の称号を贈与したいと思います。おめでとうございますおめでとうございますじゃねーよなめてんのかこの失点ディフェンス全然ジャンプしてねーじゃねーかなんでフリーでヘディングされてんだよ今見返しても顔が(・_・)←こんなんなるわ。

第36節北九州 2失点目

このへんまでくるともう昨日の出来事のようですね。北九州戦での2失点目も2-0リードから瞬く間に追いつかれて、もうパルセイロは何点取ったらセーフティリードといえるのか分かりません。しかもこの失点の怒り憤慨ポイントは、北九州のクロスに対して誰1人として競ってないことで、おそらく3バックのやりすぎでセンターバック2枚になったときに誰が真ん中の守備を担当するかがかなりフワフワしてたんだと思います。感想としてはもう「いやいやいやいや(ため息交じり)×5億」しか出てきません。個人的には今年の「顔面紅潮失点ランキング」トップの失点で、満を持して小林幸子が降臨するレベルの失点です。

第38節宮崎 2失点目

紅組のラストです。皆さんは小学校の頃のサッカークラブでコーチに「クリアは外に向かって大きく蹴ろ」と言われたことはあるでしょうか?自陣ゴール付近の守備におけるクリアの鉄則は外に向かって蹴ることで、これは中に蹴ってしまうと相手も多いこと、一度サイドに逃げることでプレーの流れを切る、という理由があるそうなのですが、このパルセイロの失点を見ると、思いっきり中に向かって小さく蹴ってますね。世間に知られる通説に対してあえて逆の選択肢をとることで新しい視野での発見があることもあると思いますが、ここでは最悪の結果になりました。大穴狙いで博打して爆散してしまう、カイジのモブキャラの末路みたいです。キンキンに冷えてやがる・・・!(サポーターが)

続きまして白組(顔面蒼白になるほど絶望した失点の数々)の皆さんです。

白組

第3節奈良 3失点目

ホーム開幕戦、昇格組奈良クラブ相手という、否が応でも注目度の高かったこの試合で圧倒的完敗をしたパルセイロが喫した3失点目です。この頃は新加入した西村のテクニシャンぶりを見て、当たり補強だ!と確信していた僕でしたが、この失点の西村の羽毛布団のように軽い守備を見て「さては西村、守備軽い系のテクニシャンだな・・・?」と疑念を抱かせてくれました。また余談ですが、この失点の後、0-3のビハインドを背負った状態で池ヶ谷が相手選手にブチギレて退場した瞬間、帰路についた方も少なくないと思います。どうあがいても絶望。でした。

第4節富山 2失点目

3-1から3-3に追いつかれたインパクト強めな試合でしたが、個人的にはこの2失点目食らったときの「あ、これ追いつかれる流れのやつだ」感が半端じゃなかったですし、そのあと実際追い付かれましたよねーーーーーーーーーーーーーーーーーwwwwウケるーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwウケねーよどうなってんだマジで。
チームに外国籍選手がいないからか、相手に外国籍選手がいると途端にあたふたし始める印象のあるパルセイロですし、実際この後もドゥドゥとかケルヴィンとかリンコンとかオタボーとかにチンチンにされるんですよね。まあ外国籍選手だけじゃなくて日本人にもチンチンにされてましたけど。

第12節FC大阪 1失点目

昇格組相手にJ3の恐ろしさを見せつけるどころか、J3でも戦えそうだなと自信を植え付ける超優秀な上司みたいなパルセイロですが、このFC大阪との初対決でもFC大阪にきっちり仕事を果たしてくれました。引き分け濃厚だった後半86分にコーナーキックからのスーパーヘディングによって失点。これによって勢いづいたFC大阪はその後引き分けを挟みながらも11試合無敗街道を突き進み、パルセイロは3か月勝てなくなったのでした。どうせ失点するなら前半に失点して最後攻めたてながらも1点を奪えずに負けるほうが良い気もするんですが、後半のラストで失点食らうと心臓への負荷がかかりすぎて、ただでさえ信州味噌の摂りすぎで血圧の高めな長野民には刺激があまりに強すぎて、アムロジンを常用せざるを得なくなるので、どうせ失点するなら失点の仕方も考えた方がいいと思います。いや失点するな勝て。

第14節鹿児島 2失点目

こちらも引き分け濃厚な試合を、試合終了間際のスーパーゴール失点で負けるというショッキングな失点です。パルセイロは一般人が見るにはあまりにもショッキングなシーンが多すぎるので、【この試合には暴力シーン(池ヶ谷)やショッキングな失点が含まれています】という注釈をスタジアムモニターにデカデカ表示したほうが良いかと思います。ちなみによく訓練されたパルセイロ民の方々なら、今この失点を見返しても「この失点、進研ゼミで見たやつだ!」と前向きに受け止めることができますなわけないだろ今見返しても絶望しかないわ。

第16節今治 2失点目3失点目4失点目

息をするように失点するふんわり食感が楽しいマシュマロ守備のパルセイロが黒焦げに燃やし尽くされた4失点(1回目)の2失点目3失点目4失点目です。パルセイロが敷いていた5バックのサイドを簡単に攻略され、サイドバックのエリアをセンターバックがスライドして対応するたびにスペースが空きそのスペースを埋めるためにスライドしたらまたスペースが空いてそのスペースを埋めるためにスライドしたらスペースが空いてそのスペースを埋めるためにスライドしたらスペースが空いてそのスペースを埋めるためにスライドしたらスペースが空いてそのスペースを埋めるためにスライドしたらスペースが空いてそのスペースを埋めるためにスライドしたらスペースが空いてそのスペースを埋めるためにスライドしたらスペースが空いてそのスペースを埋めるためにスライドしたらスペースが空いてそのスペースを埋めるためにスライドしたらスペースが空いてそのスペースを埋めるためにスライドしたらスペースが空いてそのスペースを埋めるためにスライドしたらスペースが空いてそのスペースを埋めるためにスライドしたらスペースが空いてそのスペースを埋めるためにスライドしたらスペースが空いてそのスペースを埋めるためにスライドしたら気が付けばハットトリックされてました。
その後ハットトリックしたドゥドゥはJ2の千葉に引き抜かれ、千葉のJ1昇格プレーオフ出場に大きく貢献していたので、実質パルセイロが育てたと言っても過言ではありません。

第17節八戸 4失点目

息をするように失点するふんわり食感が楽しいマシュマロ守備のパルセイロが、黒焦げに燃やし尽くされた4失点(1週間ぶり2回目)の4失点目は、この2試合でトータル0-7となっていたパルセイロへの慈悲なき一撃でした。もうやめて!とっくにパルセイロのライフはゼロよ!と杏子も止めに入るレベルのトドメの失点で、遠く八戸まで応援に行ったパルセイロサポーター達がMVPと評されるくらいの完敗でした。

第19節岐阜 1失点目

悪い流れをスッパリ変えようと、ゴールキーパーをキム・ミノから濱田に変更したパルセイロですが、その濱田がやらかした失点です。やること全てが裏目に出てしまう、パルセイロサポであるこの僕が何かしたとでもいうのでしょうか?怪しい廃墟の前で謎に積んであった石を崩したこともありますし、古びた小さな祠を笑いながら壊したこともありますし、いわくつきの病院内で友人たちと一緒にYouTube放送して大バズリしてやろうとしたこともありますが多分それは関係ないと思います。いずれにしても、濱田の足元を生かしたビルドアップがかなり上手くいっていて、これはパルセイロの新しい武器になりそうだ!と思ったその矢先にその濱田が岐阜の前プレスに引っかかってしまい失点、うまくいかないときは何してもうまくいきませんね。そんなパルセイロを見て気分が沈んだ僕も気分転換を兼ねて旅行に行ってみようかと思います。人里離れた雪山のペンションが良さげでしょうか。交通手段はリフトしかないし、携帯電話も圏外、唯一の外部との連絡手段はペンション内の電話だけだし、大雪が降ると歩いて帰るのも不可能なくらいの秘境のペンションで2泊3日くらいしてみるのもありかもしれません。

第21節盛岡 2失点目3失点目

第20節相模原戦で3カ月ぶりに勝利して、さあここから反撃の狼煙を上げろ!と意気込むパルセイロが、盛岡相手にコテンパンにされた試合です。特に2失点目の、盛岡相手にワンフェイクでかわされ振り回される池ヶ谷の姿は涙なしには見られませんし、簡単に裏をとられ、成すすべなく失点した3失点目を見る頃にはもう涙も枯れ果てて、眼球がサハラ砂漠になってました。

第23節岐阜 3失点目4失点目5失点目

戦術とか選手の質とかの前に、完全に気持ち・メンタルが折れてしまったのを目の当たりにしました。セカンドボールを回収できない、人はいても守備にはなってない、そんな今季のパルセイロの失点をすべて象徴するような記録的なホームでの大敗は、シュタルフさん解任の流れを更に推し進める敗北になったと思います。真面目に書くしかできないくらいの悲惨なホームゲームでした。

第24節奈良クラブ 1失点目2失点目

結果的にシュタルフさんが最後に指揮をとることになった奈良クラブ戦の1失点目は、奈良クラブの攻撃練習かな?と思うくらいにアッサリとした失点でした。守備において一番封じなくてはいけない縦パスを2本3本とポンポン簡単に繋がれ、最後はフリーでゴールに流し込まれました。これで奈良クラブ相手にホームアウェー合計で0-4にされボロボロ状態のパルセイロに、奈良クラブからトドメと言わんばかりにスーパーフリーキックによる会心の一撃が炸裂!もうやめて!とっくに(略)。身体にピースじゃなくて心にオーバーキルのデスカルピスな失点でした。

第27節今治 2失点目

紅組で紹介した、大野DOGSO→失点から30分後の失点ですね。割と簡単に中盤で前を向かれ、割と簡単にスルーパスを出され、割と簡単にラインブレイクして、割と簡単にキーパーもかわされて失点しました。サッカーゲームのCPU設定を”よわい”にすると、こういうゴールをとりやすいと思います。これも結局退場による人数不足が大いに影響してるので、やっぱり大野だけにオー!ノー!ってかwwwwwwwなんちゃってwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww草wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww山wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww善光寺wwwwwwwwwwwwwwwwwwww

第32節FC大阪 2失点目

昇格の望みもほぼ絶たれ、あとはいかに来季に繋がる試合をするかという中で、ホームで迎えたFC大阪相手に完敗した試合の2失点目ですね。成績的にも、これまでの試合内容的にも、並大抵の失点では心は動じないだろうと思っていた僕が、思わず天を仰いだこの失点を一言で表すなら「不安多数低空(ファンタスティック)なプレー」といったところでしょうか。これで伝わった人は相当な池ヶ谷オタクだと思います。紅組の小林幸子に対抗できる、北島三郎級のお祭り失点です。

第37節YSCC横浜 1失点目

白組の大トリです。今季のパルセイロの成績を象徴するかのような失点でしたね。「1点リード」、「アディショナルタイム」、「セットプレー」。
なんて恐ろしい言葉の羅列でしょうか。絶対に検索してはいけないサッカー用語シリーズです。ホラー映画で言うなら「カップル」、「イチャイチャ」、「序盤」といったところでしょうか。どう考えても確実にやられますね。物音がしたほうを見たら猫の仕業だったので、安心して振り返ったら。。。レベルのフラグですね。嫌な予感しかしませんし、実際にその予感は的中するのです。

以上、今年の失点のなかでも特に印象に残った失点の数々でした。
皆さんも記憶の中に残る顔面紅潮失点、顔面蒼白失点も是非考えて、来年もまた一緒にパルセイロ楽しく応援しようね。

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