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インドで学んだ「耐えること」

インドに越してきて、はや10ヶ月。
一生夏なのかと思うくらい暑かったあの頃も嘘のよう。
7月のピークは50°C近くあったんよ
(人間の生存可能範囲を突破しておりました。)
車で寝た日もあった、停電が頻繁にあったんで。
そんで11月中旬までは30°Cを超える日々。。

しかしまあ、12月も末の今日はなんと15°C。
沖縄んちゅの私にとっては立派な「冬」
えらい極端な季節の切り替え、雑かよ(インド人みたい)

最近のコンプレイン(その1)
「ヒーター(お風呂のお湯出す機械)が全然使えない、持って3分。短けーよ。入る前にどの順番で洗うか入念にイメトレが必要。」

さて、今年も残すところわずか。
早いもんでインドに来てからこんなにも経ったのかと驚きもある。
と同時に諦めもついた。
「まーねー、インドだもんってな感じでね。」

振り返ればインドのあれこれ(主に悪口)は溢れ出すばかり。
こっちがなーんもしなくても「何か」が絶対起こるインド。
強烈な国だよね、ほんと。一体なんなんだろうかこの国は。

あれはそう、彼と同居生活のため引っ越しをしている時。
新しいフラットに大工を呼んで、ベットを作ってもらっていた時のこと。
その日が作業最終日、見事なキングサイズのベッドが完成!
ベッドメイキングやらの残りの作業を
手伝いに来てくれていた彼んところの従業員ボーイズにお任せし
外に買い物に出た私たち。あれこれ買い足し
ついでにチャイをテイクアウトし帰宅。

部屋に入ると何やら、、、人の気配がしない。
私:「おっと、、ボーイズ帰ったか??」
(海外あるあるで、作業員さんたちは基本自由、見張ってないと作業が進まない。。)
なんて思いつつ、寝室のドアを開ける彼に続き寝室を覗くと

私たちもまだ触れてもいない真新しいピッカピッカの
まーっしろのベットの上に!!
ボーイズが寝ている。それはもうぐっすり。
私:「・・・・(心の声も出なかった)」
彼:「笑、疲れっちゃったのかな。ハハハ」
私:「ハハハじゃねーよ」

真夏のクーラーもない部屋で作業を手伝ってくれた
ボーイズ2人は言うまでもなく、汗だく。
そして、私たちは仲良く4人でチャイを啜りました。
ピッカピカのベットの上で。
笑って面白がってる彼もそうだし、ボーイズもなんてことなさそうに
チャイを美味しそうに飲んでるもんだから。
カッカしてもしょうがねーと最終的には私もキャッキャっとチャイタイム。

その後、5分ほど謎に4人でベッドで寝転んで休憩する
という、大変に謎な時間も過ごしました。

こうして始まった私たちの同居生活。
インドのあれやこれなんて今に始まったことではないが
毎日毎日、何か起きるインド。
勘弁してくれや、とこれほど切に願いつつ
どこか楽しんでる自分がいるのも間違いない。

#インド生活  
#異文化のぶつかり合い
#忍耐
#世界はまだまだ知らぬことばかり




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