愛月ひなた

不定期更新

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最近の記事

11 退職

同じところにずっと留まっているのが苦手で、働く場所をころころ変えているんだけれど、今回の退職は非常に幸せだったので残しておきます。 ずっとフリーターだったのだけれど、初めて正社員として働いた会社でした。 動機としては誉められたものではなかったけれど、初めて自分ひとりの力で就職活動をして、初めて正社員用の履歴書を書いて、職務履歴書を作って、スーツを着て、何度か面接をして。 2年も前のことだけれど意外と覚えてるもんだなあ。 仕事なんてなんでもいいんだ、だってなんでもできるもの

    • 10

      我が家には父親がいません。 存在はするんだけれど、父親として機能はしていません。 お正月で実家に帰ってさ、でも父親はいないの。 父親がどこにいるのか知らんけど、我が家ではこれが正しい景色。 可愛いおせち食べて銭湯に行ったんだけれど、その道中で母親が言うの。 「あの時にね、ああしていれば、こうしていれば、もっといい家族の形になれたと思うんだ」 どんな言葉でこの時の気持ちを表せばいいのかわからない。 なんだかわからないけれど、ほんの少し涙が出ました。 わたしたちは、十分

      • 9 耳鳴り

        見てくれてありがとう。 noteとタグの力を借りて、ここで私の作品をお披露目します。 わたしは音楽を作って、歌っています。 自分の曲をYouTubeに載せるようになってだいたい1年くらいです。 普段は好きな曲を歌っています。 YouTubeでは何にも言っていないので、自分の曲の話をするのがこれが初めてです。 全部、諦めてしまったの。 だってなんだかもう動けなくて。 お日さまがのぼって、沈むまで。お日さまが沈んで、のぼるまで。 ぼくはずっと横たわったままで、眠ったり、ま

        • 8 よくやってしまうこと

          noteに限らずなんですが、わたしはよく過去の投稿を消してしまいます。 と言うか、投稿に限らず本当に何もかもをすぐに捨ててしまう。 断捨離から始まり、卒業アルバムまで捨てようとして母親にとても心配されました。 家具、友達、写真、高そうな紙袋。 何もかも、躊躇いなく。 LINEの友達は、家族と会社の人を除いたら残るのは5人くらい。 必要になったらその時に手に入れればいいと思っているんだけれど、それはお金で買えるものに限った話で。 友達、もうちょっといてもよかったなあと思

          7 告解室

          いつもそうなんだけれど、やっぱりわたしは、あなたに伝えたいことなんてないんだ。 こんなに歌いたいのに、歌いたいことも歌いたい曲も見つけられない。 本当は伝えたいことが、聞いて欲しい気持ちがこんなにあるのに、言葉にすることができない。 Fleabagを見たんだ。 わたしはこれ以上言えないんだよ。 感じたことはたくさんあるのに、ひとりで嗚咽を漏らしながら泣いたのに。 彼女の人生は、誰のものだったのかしら。 誰が、どうしてあんな作品を作ったの。 どうして彼女はわたしと同じな

          6 おしごとの日

          明日の出勤はお昼からなので、もうお風呂は明日にして眠ってしまおうと思ったのだけれど、最後の力を振り絞ってお風呂に入り、髪も乾かしてベッドに入ることができました。 緊急事態宣言が解除されて、勤務時間が延びた代わりに、仕事終わりにラーメンを食べることができました。 本当はお家に帰ってお豆腐を食べたかったのだけれど、食べて帰るのと帰ってから食べるのとでは時間の過ぎ方が全く違う。 なんといってもわたしは通勤に往復3時間もかかっているので。 帰り道でご飯を食べるというのは本当に時間の

          6 おしごとの日

          5 スパ銭に行ったよ

          今日はお休みだったので、しっかりと家に篭り、お掃除をして爪をきれいにしたり、ミックスをしたりして過ごしました。 自分で作る音楽は正解がないので難しいけれど、その分好きなところに好きな音を、好きなように置けるし、本当に好きなように歌っていいので幸せです。 ついでに誰かも幸せになれればいいな。 夜は温泉に行きました、銭湯だけど。 少し涼しくなってきて、台風で少し風が吹いていて、露天風呂が本当に気持ちよかったな。 水音の中で暗いお空を見上げてね、わたしは目があまり良くないのでお

          5 スパ銭に行ったよ

          4 ストレスの源と晩ごはん(2日分)

          昨日はわたしストレスの元凶、我が社の社長に招集をかけられ座学の時間を過ごしました。 我が社の社訓は「お客様ファースト」 それは自体は素敵なことだと思う。 以前わたしは社長から「どんな社員になりたいか」と言う、とても嫌いなジャンルの質問を投げかけられた際に言ったのさ。 我が社の社訓を実現するために必要なものってわたしは社員だと思う、だからわたしは社員を大切にして、お客様に最高のパフォーマンスができるようにみんなを支えたい、と。 社長なんて言ったと思う、「ここは会社なので会社

          4 ストレスの源と晩ごはん(2日分)

          3 おやすみの日

          今日はお休みだったので1日お家にこもってレコーディングをしていました。 お昼に鶏ガラスープの素を買いにコンビニへ行ったんだけれど、ここ数年お昼はずっと会社で、お休みの日もお家にこもっていたので、お天気のいいお昼に外を歩くのはとても久しぶりで、ああ幸せってこんな不意に訪れるものだったなと。 秋の空は本当に、青い。 ずっとひとりぼっちで歌っているので、歌う時も、MVを撮る時も、誰かが一緒にいてくれたらなあと思ってしまったな。 わたしの世界の映写機であったり、そのような人がど

          3 おやすみの日

          2 今年の秋も

          もう秋になってしまったな。 明日はゴミの日だから、お風呂上がりにゴミ袋の口を縛って玄関から出たのが0時、蝉の音はもう聞こえなくて、と言うか寒くて。 そういえばこの前仕事へ行く時、お空が高くてもう秋だなあと思ったのでした。 昨日の日記、誰かの目に触れたかしらと確認したところ、どうやら見てくれた人がいくらか居たみたいでうれしかったです。 どんな形であれ、世に出すと言うことは、自分以外の誰かの目に留まると言うことは、やっぱり幸せなことですね。 秋になるといつも焦ってしまう。 秋

          2 今年の秋も

          1 はじめます

          とあるアーティストに影響を受けて、わたしも公開日記を始めてみようと久しぶりにnoteを開いたところ、メール認証しないと使わせないと画面いっぱいの表示。 はて、どのアドレスで登録したのかさっぱりでした。 無事に認証できたので書けます。 自分の言葉で、と言うけれどわたしの言葉とはいったい何なんだろうな。 ワクチンの副作用で会社を2日間も休んでシフトに穴を開けましたが、やはり誰が休もうが会社は回り、休んだのがわたしであろうが他の方であろうがそれは同じこと。 とってもいいことだ

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          人の苦しみは絶対に比べてはならない

          人はそれぞれの心に苦しみの種や悲しみの種を抱えて生きている。 どんなに幸せそうに生きている人であっても、必ず抱える痛みの種がある。 さて、辛いと感じた時あなたはどうするか。 以前のnoteにも書いた通り、受け入れる人もいるだろうし、他に何か対処法を持っている人もいるだろう。しかし 自分の辛さと他の誰かの辛さを比べることは絶対にしてはいけない。 何故なら、それぞれ辛さの種類が違うからだ。 極端な例で言えば「世界にはご飯を食べられない子供もいる」。 いや勿論彼らは彼らで辛い

          人の苦しみは絶対に比べてはならない

          助け「合い」 は誤りである

          助け合いの精神。 この字面だと助けてくれた人を助けなければならないように感じる。 「感じる、とかじゃなくて『そう』でしょ」 とか言う声が聞こえてきそうだが、いや、違うだろ。 そもそも助け「合い」と言う言葉のせいでこのような認識が生まれたのだろう。 もちろん助けてくれた人を助け返すことが出来るならそれでもいいとは思う。 しかしそうなると、助けの循環がその2人の間だけになってしまう。 2人の間だけの小さな輪っかである。 助けてくれた人にももちろん感謝は返すべきだが、助け返さ

          助け「合い」 は誤りである

          お金が欲しい理由を言えますか?

          人件費について考えているのだけれど、その最中ふと疑問に感じたこと。 お金はあるに越したことはないけれど、では何故お金が欲しいのか、お金を手に入れて何がしたいのか明確に述べよと言われた時、果たしてどれだけの人が自分の意見を言えるのか。 「お金持ち」の基準も様々だとは思うのだけれど、私自身、お金持ちになりたいという気持ちはそこまで強くない。 欲しいものがある程度買えて、生活に困らなければそれで全く問題ない。 そもそも豊かな暮らしをするために必要なものなんて殆どない。 まあこ

          お金が欲しい理由を言えますか?

          高校生の頃に気づいた生き方の話

          「頑張りは必ず報われる」「病は気から」 最近はあまり見かけなくなったけれど、このような根性論が世の中には溢れていて、私はそれを目にする度に結構げんなりしている。 私は高校生の頃、所謂不登校生でした。 進学校であったため、日数稼ぎのために登校する日もあったけれど、授業に出席しても机に突っ伏し、寝たふりをかましていました。 学校に行かなくなったのは様々な原因があったんだけれど、「ここテスト出るよ」という教師の一言で、生徒全員が一斉に赤いペンを教科書に走らせる瞬間が何よりも苦痛

          高校生の頃に気づいた生き方の話

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          今日はポカポカとしていて、窓を開けても全く寒くなかったので、年に2、3度程しか開けることのない窓を開けて、お掃除をしました。 ゴミを捨てて、掃除機をかけて、洗面台も拭き上げて、お風呂もスポンジでこすりまくりました。 恥ずかしながら風呂掃除は年末ぶりです。 私は部屋が綺麗でないと落ち着かないとかそういうタイプではないので、毎日掃除はしません。掃除をするのは、気が向いた時とか流石にこれは酷い…と感じた時くらい。 さて、私は家事が嫌い。本当に嫌い。 実家を出て一人暮らしを始めて