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【エッセイ】義理の父に旅行に誘ってもらった時の私の心情

あの日は雨だった。

なんで昨日まで晴れてたのに実家挨拶の日に限って雨なんだ。

ちょっぴり下向きな気持ちのまま、妻の実家へと向かう。

私の自宅から妻の実家までは、数時間離れているため、どんなことを話そうかなぁなんて想像しながら電車に揺られていた。

そしてついに最寄駅に到着

緊張から始まった実家挨拶

結婚の報告ってなんでこんなにも緊張するのだろうか。

数回会ったこともある相手なのに、今回の緊張感はいつもと違う。

結婚の報告が無事に終わり、少しずつ緊張もほぐれてきて良き雰囲気で会話を楽しんでいた時だった。

義理の父から嬉しい言葉があった。


「今度みんなで伊豆に行こう!借りられる別荘がある!」


ええええええええ?!?!?!?!

いいんですか?!?!?!?!?!


私は理解するまでにワンテンポ空いてしまった。

まさかこんなにも早く妻の家族に旅行に誘われる日が来るなんて。

嬉しくて嬉しくてしかたなかった。

緊張の糸がぴーんと張っている状態で朝から過ごしていたが、この瞬間に一気に気持ちが楽になったであろう。

娘の相手を旅行に誘うということは、私のことを少なくとも受け入れ体制になっている証拠でもあるはずだ。

そんなことを想像していたら、ニヤニヤが止まらない。

旅行好きの私にとって、伊豆に行ける嬉しさももちろんあるが、それを上回るように、誘われた嬉しさが勝った。


お誘いの言葉をいただいた後は、その別荘がどんなところなのか会話がさらに盛り上がった。

どうやら、その別荘でバーベキューをやるようだ。

昨年、初めて実家にお邪魔した際に行ったバーベキュー

今回はまた違った雰囲気で、そしてまた違った感情でのバーベキューとなるだろう。


そしてなんと今回の旅行は妻の両親と私たちだけではない。

妻の姉2人のご家族もいる旅行だ。

つまり、家族全員大集合という貴重な機会に呼んでいただいた。

私のミッションとしては、まだお会いしたことないお姉さん夫婦との関係構築

その辺りにも注力しながら旅行を楽しみたい。


旅行の話もしながら、わいわいと会話を楽しみながら無事に実家挨拶が終わった。

帰りの電車でも旅行に誘われたことを思い出しながら、ニヤニヤして電車に揺られる。


そして、その旅行がいよいよ今週末にやってくる。

私にとって初めてとなる大家族での旅行

果たしてどのような思い出ができるのか今からワクワクかま止まらない。

楽しい思い出ができますように。

そして、妻の家族とさらに良い関係になれますように。

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