旅に出る:韓国の場合②
金浦空港に到着した私たちは少し戸惑った。
数年前来た時は普通に通じたという日本語が通じる人がいないようだ。
私は渡韓自体が初めてだけど、他3人はあまりの通じなさに驚いていた。通じるのは英語らしい。英語を話せるのは。。。私だけ?
ということで、必然的にホテルなどのチェックインなども担当することになった。
頑張るよ。嵐を呼んだつぐないだもの。
ホテルのある西大門にむかいチェックイン。
部屋は5LDKはあるマンションの部屋をそのままホテルとして貸している形態でかなり広々使える。
夕方に到着した私たちは荷解きもそこそこに早速夜の街に向かうことになった。
4人で移動するならタクシーが手段としては一番リーズナブルだ。
まずはホテルのフロントにお願いしてタクシーを呼んでもらう。
韓国に行く前、ハングルベラベラでツアーでなく自分で予約して韓国に1ヶ月単位で滞在するのが趣味という同じ職場の同僚に、初めての韓国、何かアドバイスない?と聞いた。
彼女は
「ぼったくりタクシーに気をつけて。日本人と思ってふっかけてきても毅然とした態度で断ること。通じなかったらホテルに電話して、話してもらってやりとりしたら良い」と教えてくれた。
なので初めてタクシーに乗った時はかなりドキドキしたのを覚えている。
とりあえずまずは明洞へ。
コスメ祭りじゃー!
と、私以外の3人は明洞につくやいなや駆け出した。
どうやら明洞イコールお買い物天国らしい。
3人の目が別人のよう。慌てて追いかけるわたし。
お店に入ると的確に日本語が話せる店員さんがベタ付きでやってくる。ちなみに中国人には中国語が話せる人がついてた。
すごい。何で見分けてるんだ。
これは蜂のエキスが、あれは蛇のコラーゲンがとの説明をあれやこれや聞き、お試しをつけまくられた。
これ買ったらこれもあれもついてくる。こんなに安い。こんなことはめったにない。あなたラッキー!さぁレジへ!
とは言われなかったけど、そう言われてるくらいの勢いに押され、予定外にコスメをめっちゃ買った。
友達と合流すると、私の5倍は買ってた。
夜始まったばかりでその荷物どうするん?と聞いたら、折り畳んで持ってたキャリーを出し、ドヤ顔できれいに収納してた。
すごい、ガチだ。
さて、次は東大門だ。
別名眠らない街というらしい。
明洞の入り口で初めて自分たちでタクシーを拾い、東大門へ。
まだまだ夜は長い。
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