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自意識過剰

どうも!
不登校サバイバー
Welbeの平田真己です。

今日は
思春期に母に言われて一番嫌だった言葉
について書いていこうと思います。

「そんなんただの自意識過剰じゃん」

いつだったか忘れましたが
悩み事を垂れ流していたら
母にそう言われました。

どんな内容の悩みだったかはっきりとは思い出せませんが

周りの視線が気になる
同級生が自分に対して何か否定的なことを言っているような気がする

そんな思春期によくある悩みだったと思います。

自意識過剰———

親年代からすれば
「なんでそんなことで悩んどん?」
「気にせんでええやん」
くらいの悩みかもしれません。

でも
家庭と学校が世界の全てだった当時の私にとって、学校での人間関係は死活問題でした。

私なりに葛藤していることを
「自意識過剰」という一言にまとめられた憤り。
それにも増して
不安、寂しさ、疎外感、孤独感・・・
学校にいると感じる諸々の感情が
切り捨てられてしまったように感じました。
大切にとっておいたどんぐりや松ぼっくりを
「ゴミ」だと捨てられてしまったときのように。

今、思い返せば
母には
「こんな嫌なことがあった、あんなイラつくことがあった」
そんな伝え方ばかりしていました。
素直に「寂しい」と言えばよかったのでしょうが、当時の私には負けを認めるみたいでどうしても言えなかった。
それにそんな弱音を吐くなんて恥ずかしいとも思っていました。
そして、一番根っこには「言わなくてもわかってほしい」という願いがありました。

自意識過剰という形容だけでもダメージをくらいましたが、さらに母は続けて

「あんたが思っとるほど周りはあんたのこと気にしていない」

と言いました。

学校に自分の居場所がなくて
どうしようもなく辛かった時期です。

私なんていてもいなくてもいい
むしろいないほうがいいんじゃないか

「誰もあんたのことなんか見ていない」

母の言葉は私の中でそう変換されました。

私は誰の目にも留まらない
取るに足らない存在なんだ

私は深く傷つきました。

「自意識過剰」

そう言われればそうだけど
言わないでほしかったなぁ…

最後までお読みいただきありがとうございました。

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