【声劇】なみだ雨【朗読】

☆所要時間:約2分
☆人数 :1人用

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音を流し込む
聴こえないように
考えないように

雨に身を投げ出し
打たれ 包まれる

白く烟る(けぶる)世界に聞こえるのは
雨音と遠くの雷鳴だけ
私の雑音も聞こえない

隠してくれて ありがとう
流してくれて ありがとう

あの人と繋がる空に生まれた雲だから
降りそそぐ雨も優しいのでしょう

触れた気がした微かな温もりも
どうかどうか
遠い海へと攫ってください

あの人も涙を流してくれるでしょうか
あの人は幸せでいてくれるでしょうか

泣いて 泣いて
笑顔になれたはずなのに
また泣いて

笑顔で見送る勇気をください
明るい声を届けられるように
雲間の光に ありがとうと呟いた

End



〜マコのひとりごと〜

大雨の日に1時間半歩いていた時に思いついた台本。
リアルでずぶ濡れでした☔

因みにずっと歩いていたのは、行った先の郵便局がなかなか開店しなくて、短気で待っていられず、また別の郵便局まで歩いたから😇

行列のできるお店とか絶対に行けない。
「待てる女はいい女」
これホントだと思う。

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