[メモ]復活直後の出来事(1)

【マタイ伝】

また、そこには遠くの方から見ている女たちも多くいた。彼らはイエスに仕えて、ガリラヤから従ってきた人たちであった。その中には、マグダラのマリヤ、ヤコブとヨセフとの母マリヤ、またゼベダイの子たちの母がいた。 マタイによる福音書 27:55-56

マグダラのマリヤとほかのマリヤとが、墓にむかってそこにすわっていた。マタイによる福音書 27:61

Οψε δε σαββατων, τη επιφωσκουση εις μιαν σαββατων, ηλθε Μαρια η Μαγδαληνη και η αλλη Μαρια θεωρησαι τον τοφον.

マタイ28:1

それでサバットン[複数「七日/週/安息日」]の遅くに/エピポースクーセー[<επιφωσκω 現在分詞女性与格 lighting upon]において/サバットン[複数]の第一に向かって/マグダラ者なるマリアは来た[アオリスト 三人称単数]/そして他のマリアと/墓を見るためである[<θεωρεω 不定法アオリスト?]

・地震が起こる

・御使[単数]が下って脇へ動かした石に座る

・御使の姿の描写

・見張りの人が死人のように

・御使[単数]が女たちに言う↓

「恐れることはない。あなたがたが十字架におかかりになったイエスを捜していることは、わたしにわかっているが、もうここにはおられない。かねて言われたとおりに、よみがえられたのである。さあ、イエスが納められていた場所をごらんなさい。そして、急いで行って、弟子たちにこう伝えなさい、『イエスは死人の中からよみがえられた。見よ、あなたがたより先にガリラヤへ行かれる。そこでお会いできるであろう』。あなたがたに、これだけ言っておく」マタイによる福音書 28:5-7

"And they departed quickly from the sepulchre with fear and great joy; and did run to bring his disciples word."Matthew 28:8

departedのところはアレクサンドリア型ではαπελθουσαι(come from)だがビザンツ型ではεξελθουσαι(come out of)。

"And 《as they went to tell his disciples, 》behold, Jesus met them, saying, All hail. And they came and held him by the feet, and worshipped him."Matthew 28:9

↑《》内はビザンツ型の読み。

そのとき、イエスは彼らに言われた、「恐れることはない。行って兄弟たちに、ガリラヤに行け、そこでわたしに会えるであろう、と告げなさい」。マタイによる福音書 28:10

・婦人たちが行っている間に番兵が祭司長たちに報告

・十一人はガリラヤに行く

・山でイエスと会う


【マルコ伝】

また、遠くの方から見ている女たちもいた。その中には、マグダラのマリヤ、小ヤコブとヨセとの母マリヤ、またサロメがいた。彼らはイエスがガリラヤにおられたとき、そのあとに従って仕えた女たちであった。なおそのほか、イエスと共にエルサレムに上ってきた多くの女たちもいた。マルコによる福音書 15:40-41

マグダラのマリヤとヨセの母マリヤとは、イエスが納められた場所を見とどけた。マルコによる福音書 15:47

Και δια γενομενου του σαββατου Μαρια η Μαγδαληνη και Μαρια η Ιακωβου και Σαλωμη ηγορασαν αρωματα ινα ελθουσαι αλειψωσιν αυτον マルコ16:1

そしてサバットン[単数]の経過にあって[アオリスト分詞中動相中性属格単数…副詞的用法]/マグダラ者なるマリアとヤコブの者なるマリアとサロメは/諸香料を買った[アオリスト三人称複数]/来て[アオリスト分詞主格女性複数]彼に塗油する[接続法アオリスト]ため

και λιαν πρωι της μιας σαββατων ερχονται επι το μνημειον ανατειλαντος του ηλιου マルコ16:1

そして非常に早く[副詞]/サバットン[複数]の第一の/来る[現在中動相三人称複数]/墓に対して/太陽の上るにあたって[アオリスト分詞男性単数属格…副詞的用法]

・誰に石を動かしてもらおうか話し合った[アオリスト三人称複数]

・見ると石は転がしてあった

・墓の中で白い衣の若者と会う

若者の言葉↓

「驚くことはない。あなたがたは十字架につけられたナザレ人イエスを捜しているのであろうが、イエスはよみがえって、ここにはおられない。ごらんなさい、ここがお納めした場所である。今から弟子たちとペテロとの所へ行って、こう伝えなさい。イエスはあなたがたより先にガリラヤへ行かれる。かねて、あなたがたに言われたとおり、そこでお会いできるであろう、と」マルコによる福音書 16:6-7

Και εξελθουσαι εφυγον απο του μνημειου ειχεν γαρ αυτας τρομος και εκστασις και ουδενι ουδεν ειπαν εφοβουντο γαρ マルコ16:8

そして出ると[アオリスト分詞主格女性複数]/彼女は逃げた[アオリスト三人称複数]/墓から/というのも震えが彼女らを捉えたのである/またエクスタシスが/そして誰にも何も言わなかった[アオリスト三人称複数]/恐れていた[未完了三人称複数]/というのも

Αναστας δε πρωι προτη σαββατου εφανη πρωτον Μαρια τη Μαγδαληνη マルコ16:9

それで復活して[アオリスト分詞主格男性単数]/早く[副詞]/サバットン[単数]の第一に/現れた[アオリスト三人称単数]/第一に[副詞]/マグダラ者なるマリアに

彼は以前に、この女から七つの悪霊を追い出されたことがある。彼女は、彼と一緒にいた人々が泣き悲しんでいる所に行って、それを知らせた。彼らは、イエスが生きておられる事と、彼女に御自身をあらわされた事とを聞いたが、信じなかった。マルコによる福音書 16:9-11

・田舎に向かう二人にイエスが現れる

・二人が残りの人たちに知らせたが信じられない

・十一人が食事をしているときイエスが現れて不信仰と頑なな心を咎めた


【ルカ伝】

イエスと一緒にガリラヤからきた女たちは、あとについてきて、その墓を見、またイエスのからだが納められる様子を見とどけた。そして帰って、香料と香油とを用意した。それからおきてに従って安息日を休んだ。ルカによる福音書 23:55-56

Τη δε μια των σαββατων ορθρου βαθεως επι το μνημα ηλθον φερουσαι α ητοιμασαν αρωματα και τινες συν αυταις ルカ24:1

それでサバットン[複数]の第一に/夜明けにあって[属格…副詞的用法]/深い[形容詞属格]/墓に対して/来た[アオリスト三人称複数]/運んでいる[現在分詞主格女性複数]/諸香料を整えたものを/そして彼女らと共にある者たちが

・石が転がしてあるのを見る

・中に入り、イエスの体がない

・輝いた衣を着た男二人が立って現れてこういう↓

「あなたがたは、なぜ生きた方を死人の中にたずねているのか。そのかたは、ここにはおられない。よみがえられたのだ。まだガリラヤにおられたとき、あなたがたにお話しになったことを思い出しなさい。すなわち、人の子は必ず罪人らの手に渡され、十字架につけられ、そして三日目によみがえる、と仰せられたではないか」ルカによる福音書 24:5-7

・十一人や他の人に報告

・マグダラ者なるマリアと、ヨハンナと、ヤコブの者なるマリアと、彼女らと共にいた婦人たちであった

・使徒たちは信じない

・ペテロは立って墓へ走り、亜麻布を確認

・この日二人の弟子がエマオに向かっていた。クレオパのイエスへの発言↓

「…ところが、わたしたちの仲間である数人の女が、わたしたちを驚かせました。というのは、彼らが朝早く[ορθιναι]墓に行きますと、イエスのからだが見当らないので、帰ってきましたが、そのとき御使が現れて、『イエスは生きておられる』と告げたと申すのです。それで、わたしたちの仲間が数人、墓に行って見ますと、果して女たちが言ったとおりで、イエスは見当りませんでした」ルカによる福音書 24:22-24

・夕暮れに家に入り、パン裂きでイエスと気づく。「時を移さず出発して」エルサレムに戻る。

・「本当に主は復活してシモンに現れた」

・イエスが話してる真ん中に現れる


【ヨハネ伝】

さて、イエスの十字架のそばには、イエスの母と、母の姉妹と、クロパの妻マリヤと、マグダラのマリヤとが、たたずんでいた。ヨハネによる福音書 19:25

τη δε μια των σαββατων Μαρια η μαγδαληνη ερχεται πρωι σκοτιας ετι ουσης εις το μνημειον και βλεπει τον λιθον ηρμενον εκ του μνημειου ヨハネ20:1

それでサバットン[複数形]の第一に/マグダラ者なるマリアは来る[現在]/早く[副詞]/闇がまだあって[現在分詞属格…副詞的用法]/墓へと/そして見る[現在]/石を/どいた[完了分詞中動相]/墓から

・ペテロと愛された弟子に走って告げる。「主が墓から取り去られました。どこに置かれているのか、わたしたちには分かりません。」

・ペテロともう一人が外に出て墓に向かい、亜麻布を確認(もう一人が先に着き、ペテロが先に中に入った)

・それからこの弟子たちは家に帰った

・マグダラのマリアが墓を見ると白い衣を着た二人の御使がいた「私の主が取り去られました。どこに置かれているのか、わたしにはわかりません。」

・振り向いてイエスを見る。イエスの言葉↓

「わたしにさわってはいけない。わたしは、まだ父のみもとに上っていないのだから。ただ、わたしの兄弟たちの所に行って、『わたしは、わたしの父またあなたがたの父であって、わたしの神またあなたがたの神であられるかたのみもとへ上って行く』と、彼らに伝えなさい」ヨハネによる福音書 20:17

・マグダラのマリア弟子たちに報告

・週の初めの日の夕方イエスが弟子たちのいる家に現れる

・八日後トマスに現れる

・三度目の顕現@ティベリアス湖畔


◎時間に関する表現

【マタイ伝】

2:2「(星の)昇出において εν τη ανατολη」マギ来訪

2:14「夜にνυκτος」エジプト逃避

4:2「四十日四十夜 ημερας τεσσαρεκοντα και νυκτας τεσσαρεκοντα」断食

6:11「今日(σημερον)も与えたまえ」主の祈り

6:30「今日(σημερον)は生えていて、明日(αυριον)に炉に投げ入れられる野の草」

8:16「遅くなるとΟψιας δε γενομενης」悪霊祓い

12:40「三日三晩τρεις ημερας και τρεις νυκτας」ヨナのしるし

14:15「遅くなるとΟψιας δε γενομενης」五千人の給食

14:23「遅くなるとοψιας δε γενομενης」山に退く

14:25「夜の第四の見張り[の刻]においてτεταρτη δε φυλακη της νυκτος」水上歩行

15:32「すでに三日(ημεραι τρεις)」四千人の給食

16:2-3「あなたがたは、遅くなると(οψιας γενομενης)こう言う。『晴れだ。というのも、天が燃えているから。』そして早く(πρωι)には『今日は嵐だ。というのも、、天が燃えて、陰鬱だから。』」

16:21「第三日τη τριτη ημεραに起き上がる」ペテロへの叱責

17:1「六日の後μεθ ημερας εξ」山上の変貌

17:23「第三日τη τριτη ημεραに起き上がる」ガリラヤ集合

20:2-12「三刻ごろπερι τριτη ωραν」「六と九刻ごろπερι εκτην και ενατην」「第十一刻ころにπερι δε την ενδεκατην」「最後に来た者たちは一刻働いた」

21:18「朝にあってπρωιας δε」いちじくの木を呪う

24:43「どの見張りの[刻]に泥棒が来るか知っていれば起きておく」

25:6「真夜中にμεσης δε νυκτος」十人のおとめ

26:1「二日の後μετα δυο ημεραςは過越」

26:17「除酵の第一[日]にτη  δε προτη」20「遅くなるとΟψιας δε γενομενης」

27:1「朝になるとπρωιας δε γενομενης」

27:40「神殿を壊し、三日で(εν τρισιν ημεραις)建てる者」

27:45「六刻から(απο δε εκτης ωρας)全地に闇が来て、九刻まで(εως ωρας ενατες)。」

27:57「遅くなるとΟψιας δε γενομενης」

27:62「翌日、すなわち準備の日の後に、Τη δε επαυριον ητις εστιν μετα την παρασκευην」

27:63「『三日後に(μετα τρεις ημερας)復活する』と言っていた」「三日目まで(εως της τριτης ημερας)墓を見張る」

28:1「安息日の遅くに、週の第一[日]へのエピポースコーにおいてΟψε δε σαββατων τη επιφωσκουση εις μιαν σαββατων」



[以下追記予定]

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makojosiah

独自研究メモ

聖書を読んでて気づいたことや調べたこと、また教会の兄弟と議論したことのメモ。聖句引用は多くの場合は口語訳より。
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