依存症の話

変わりたい。変わらないといけない。そんなことわかっているのにどうしても人間は変われない。こういうの恒常性維持機能とか言うらしいぜ。ホメオスタシスとも言うらしいが。人間にはどうやら変わらないようにする機能がついているらしい。

だからなんだって話だよな。私自身、自分との戦いは常に惨敗。今日も欲求に負けてしまった。どうしても依存症から抜け出せない。皆様も何かしら依存症であるだろう。

でもふと思ったけど、どうして依存症になるものって私たちにとって良くないことが多いんだろう。アルコール、タバコ、スマホ、ポルノなど。どうして人間にとって良いことは依存症とは言わないのだろう。例えば努力依存症、筋トレ依存症、仕事依存症、家事依存症など。まあ仕事依存症とかなら聞いたことあるけど。それでも大抵の自分にとって良いことは依存症とは言わないらしい。

努力依存症になりたいな。朝から晩までずっと努力しているんだぜ。自分でこの言葉を書いておいたのにも関わらず、この言葉にとても興味を持った。努力依存症になりたいな。目指そうかな。

ちなみに依存症になるにはドーパミンが関係しているらしい。詳しいことはよくわからないけど、依存症になる行為をしている時、人間の脳ではドーパミンがドパドパ出ているらしい。そしてこのドーパミンがたくさん出ている状態に快楽を感じ、やめられなくなる。みたいな感じ。間違ってたらごめんなさい。

最近の自分はスマホ依存症がひどい。スマホで動画をいちいち見てしまう。だらだらとネットサーフィンをしてしまう。スマホ依存症を治したい。でも依存症は脳内物質が関係しているのなら、もはや意思の力ではどうにもできず、自分の気持ちだけでコントロールしようとするのは得策ではない。

ではどうすればいいのだろうか。どうすれば私たちは依存症に打ち勝ち、自分を変えることができるだろうか。私は今日からその方法を探していきたいと思う。自分自身を実験台にするつもりだ。

今のところの見解では、結局時間の使い方を変えるしかないと考えている。今まで依存症だったものを別の依存症に変えて時間を使うしかないと考えている。つまり依存症を置き換えるわけだ。

結局私たちは何かの依存症を抱えているのだ。ゲームばかりやっている人はゲーム依存症。暇な人は暇依存症。筋トレ大好きな人は筋トレ依存症。多くの時間を割く行為=依存症、だと私は考えている。

だから私がまず初めにやるべきことは、別の依存症を見つけてくることだ。それも少しでも自分にとって良いと思える行為を依存症にするべきだ。例えばポルノ依存症の人は、漫画依存症とか映画依存症になってみるとか。漫画依存症の人は読書依存症になってみるとか。

次に今の依存症をしたくなったら、見つけてきた別の依存症をしてみる。これが難しい。今までの快感を簡単に手放すことを脳はしないだろう。必ず禁断症状が出てくる。そこをどう乗り越えるのかは、私は今のところ分からない。これから見つけていくつもりだ。だが大事なのは少しずつ別の依存症に置き換えることだ。

とりあえず私は1週間、スマホ依存症を抑えたいと思っている。また効果がでたらこのnoteでお知らせするつもりだ。



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