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キスマイ歴代アルバム表題曲(2014~2020)についての妄想

いきさつ


こちらの記事は2020年のコロナ禍でキスマイファンに復帰したときに勢いで書いたものです。ずっと温めていたのですが、7人体制が最後である本日、投稿することにしました。
普段の記事と大きく内容が異なりますので、ご注意ください。笑。

北山くんのこれからの未来に幸あれ。
みっくんのいつでも全力なパフォーマンスが大好きだったよ。
今までありがとう。

では、3,2,1 Go!

はじめに

2020年の配信ライブでは、過去五年分の表題曲頭文字をとると

Kis-My-Ft2になるという種明かしがされました。

(おたくたちはだいぶまえから気付いていましたが)

そこで、過去の表題曲を振り返りエモい気分に浸りたいと思います。

ここで振り返りたい過去五年のは、2015年のアルバムからなのですが、3枚目(2014年)からテーマ性を持たせていたように思えるので、そんな感じでいきます。

これは一ファンの勝手な妄想と分析であり、スタッフさんたちやメンバーがどんな思いで実際は作っていたのかは正直なところわかりません。一部雑誌やツアーパンフなどで本人たちが語ることがあったかもしれないませんが、そこには一切関与していないので、ご了承した上で読んでいただきたいと思います。


2014年アルバム「Kis-My-Journey」より「Seven Journey」

アルバムに大きなテーマを掲げて、ツアーもそのテーマを意識し始めた最初のアルバムだと思う。

「大人になんかならないで」

と当時社会人一年目で学生と社会人の狭間を彷徨っていた自分にはとても刺さった。

デビューから3年が経ち、成長を感じていた頃なのだろうか。

舞祭組としての活動も順調、主演ドラマたくさん、ファンもどんどん増えて行く。順風満帆だったであろう頃。

「あてもないwinding road 」と歌っているように、3枚目のアルバム、4年目に突入した彼らはまだ未来もよくわからないけど、あてもなく険しい道があっても7人で力を合わせて乗り越えていこうという前向きソング。

メロディは切ない感じもあってとても好きです。

2015年「KIS-MY-WORLD]より「Brand New World」

前作よりアグレッシブなかんじ。5年目の彼らはノリに乗っていた。もちろん不安もあるけど、俺たちが世界を作っていく。MVも、東京をローラーで駆け抜けるキスマイちゃんたちの演出があり、アイドルとして不動の地位を築いているという自信も感じられる作品。

このアルバムではユニット曲が爆誕し、シンメ厨は何度天に召されたかわからない。


2016年「I SCREAM」より「Yes! I Scream」

彼らを取り巻く環境が変化していたであろう時期。

MVは大人数、大人から子どもまで引き連れてなんともお金がかかっている。何度も撮り直しをしていた。

しかし、最後のシーンはまだ道ができていない。

ここまで華やかな道を歩んできたけど、これからは険しいことが待っている、そんなことを示唆するような演出になっている。

「いまよりもっと前へ そう願い続けた」

常に前を向いて進んできた。一定の人気も得ている。

このままの勢いで国民的アイドルを目指す。

ソロ曲もあり、一人一人が個性を出し始めていたし、ステージ装置は巨大だし、ファンの間でも「あの夏」と言われるほど人気のあった年だった。

2017年「MUSIC COLOSSEUM」より「EXPLODE」

この年は4年ぶりにアリーナツアーとなり、チケット争奪戦が激しかった。


怖いもの、何かと戦っていた。それは自分たちの関係性かもしれないし、環境かもしれないし、ファンとの関係性かもしれない。

「自由のフリした現実と 居場所を求める理想

抱いた違和感にBreak it Break it

こみあげるMy heart」

希望に満ちていた2016年までと一転し、悲壮感もある。

「信じてみよう 閉ざされた扉の向こう側 必ず答えはそこに」

「決められた常識なんてぶち壊して次の時代を創るのさ」

扉が閉ざされたの?決められた常識?

これは私の考え過ぎで、これまでと系統を変えたくてあえて悲壮感のある歌詞にしたのかもしれない。

しかし。

今思えば、彼らのおかれていた非常に厳しい状況と重なるのではないか。

この年、私はいわゆる「担降り」を経験した。

私もブラック勤務部署に異動し、仕事に本腰をいれていたときで、忙しすぎて彼らを終えなくなった時間的要員もある。

しかし、ツアーの初日で決定的になってしまった。

仕事の後にスーツで飛びこんだ初日。衝撃の内容。一言で言えば公開リハ…はい。(ここは厳しめにいきます)

いつかのインタビューで、「かっこつけられなくなった時期があった」みたいに話していたことがあったが、それだったのかな。

中途半端なコントや、面白さを狙ったキャラクターも今となれば懐かしいが、当時はかなり心配した。(幻のコント内でのSNOW DOMEの約束…あの会場のどよめきは忘れられない)

2018年「Yummy!」より「Super Tasty!」」

明るいキスマイに戻っていた。

「Preciousな瞬間 face to Faceで共有してまた歴史刻もう 
酸いも甘いも 食べちゃおうぜ」

「きっと誇れる未来 出逢える フルコースで」

何があってこの境地にたどり着いたの?ファンとのおいしい関係をつくっていこうって。

これまでは、キスマイだけが何かと戦っているかんじで

僕たちは僕たちでがんばるから!

って感じだったのが、

酸いも甘いも、一緒に共有しよう!!つらいこともたのしいことも、ファンと一緒に!

ていうのすごく感じた。

こちらのアルバムは正直なところリアルタイムでは聞いておらず、コロナ禍に入りCDを買い、聞き漁った。これをリアルタイムで聞いていたら、ファンに復帰していたかもしれない。闇?or Yummy?なんていって、メンバーの関係性につっこんでいってたナイス演出。

2019年「FREE HUGS!」より「HUG&WALK」

MV海外ロケ!こちらもリアルタイムでは担降り中だったので2020年に聞きまくりました。
心配な時期(2017)を乗り越えて、絆を再確認し(2018)、ふたたび推され始めたかんじ。
まさか1年後、感染症が猛威を振るうなんて誰も思わなかった中、海外進出を視野に他国でもウケるような演出や曲だったと思う。
アルバム全体として、おしゃれな感じだったし、名曲ぞろいだった。これをリアルタイムで聞いていなかったことが悔やまれる。

2020年「To-y2」より「To Yours」

製作中はコロナなんてなかった世界。
おもちゃ箱からたくさん夢や希望が出てくるような明るい曲。
「届けるよ想い詰め込んだ夢いっぱいの贈り物」
「君の笑顔の一つは 僕が理由だったらいいな」
「僕らの未来は可能性で満ちてる」
「どんなときもいつまでも離さないよ」

ファンに一層寄り添っている曲。10周年にむけて色々やりたいことであふれていたのかなあ。
未来が楽しみになる曲だったね。


ふりかえりとまとめ


2021年はベストアルバムだったので、ここ3年オリジナルアルバムが出ていません。なんならシングルも今年はまだです…涙
振り返っていると、やっぱりコロナの影響はかなり大きかったのではないかと。
私のような一般人でも、本当にやりたいことを考えて自己分析したり婚活してみたり、実際結婚までしちゃったりして、この3年で価値観も生活も大きく変わった。
アイドルとて、この目まぐるしい世界情勢の中、やりたいことも変わるよね。

再度言いますが、以上はすべて私の妄想です。
「本当はこうでしたよ!」
「それはちがいますよ!」
などご指摘がある方もいるかもしれませんが、いちキスマイファンの妄想としてゆるく楽しんでもらえれば幸いです。

私、いつも表題曲好きなんですよね。
今はこんなコンセプトだぞ~!っていう決意表明みたいで。
それをくみ取って妄想する時間も好き。
次に出るアルバムでは、どんな表題曲が聞けるのかな。
6人でどんなキスマイになるのか、見守っていきたい。
たぶん新制キスマイのことも、北山君のことも、これからも応援していくと思う。
好きになって、離れて、また好きになって、推しがいることの大切さにめちゃめちゃ気づけたから。

だからこれからも7人からの、夢いっぱいの贈り物を楽しみにしている。

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