見出し画像

ガメラの設定

はじめに

はい、では今日は本命の「ガメラ」の話をします。
ガメラも、ゴジラ同様長い歴史があり、wiki 引き書きでこんな感じになります。

  • 大映時代
    旧大映時代の『ガメラ』は、東宝製作のゴジラシリーズの成功に触発された当時の各映画会社がこぞって製作していた怪獣映画作品群の流れを受けて誕生した。一般的な浸透度はゴジラの方が高いものの、ガメラはカメ特有のユーモラスなデザインや飛行能力(後述)など独特の個性を持つ。

マジにこういうオープニングでした
火を吹いて、空を飛ぶ
  • 徳間グループ時代
    徳間書店グループ下の新会社として再建された大映は、『ゴジラ』に対抗しうる特撮映画=ガメラの制作を決定した。この『平成ガメラ』は、それまでの怪獣映画にはないリアリティを追求した脚本と大胆にCGを導入した映像が話題を呼び、大ヒットを記録した。「平成三部作」と呼ばれ、当初の構想通り『ゴジラ』に比肩する怪獣映画としての地位を不動のものとした。

  • 角川映画時代
    平成三部作完結後、ガメラシリーズはしばらく休眠期。大映自体も2002年に角川書店に営業権が譲渡され、その営業権をもとに新たに株式会社角川大映映画が設立された。2006年には新作ガメラ映画『小さき勇者たち〜ガメラ〜』を製作・上映した。

で?タイトル画像通り、主に平成三部作の話をします。

北極生まれ

エスキモーの伝承に「悪魔の使い」として語られた、古代の怪獣。一説にはアトランティス大陸に生息していたとされる。北極の氷の中で眠っていたが、国籍不明の原爆搭載機の墜落による核爆発で閉じ込めていた氷が割れて覚醒し、最終的には日本に上陸して破壊の限りを尽くす。一度はガメラ追放作戦「Z計画」で巨大ロケット内に閉じ込められて火星へ追放されるが、ロケットが飛行中に小惑星と衝突して崩壊した結果、地球へ再来する(大映時代)。

ガメラは60mなのですが…

第2作以降は人間に対して具体的な敵意を示すことはなく、侵略者や怪獣によって子供が危機に陥るような事態が起こると、どこからともなく現れて子供たちを救っていく。「悪の怪獣・侵略者を打ち倒す正義の怪獣」「子供たちのヒーロー」。第1作にミドリガメが登場するほか、第5作にて全身のレントゲン写真が「アオウミガメ」にそっくりと言われていることから、昭和ガメラの世界にはカメが存在していることが判明している。 

手足が格納され、炎を吹いて回転します
主な兵装、火炎放射

平成三部作

「悪の怪獣を打ち倒す正義の怪獣」や、「ジェット噴射をして空を飛行できる」等の大映設定に準じているが、

「古代文明の技術を利用して生み出された生体兵器であり、永らく眠っていた」ことに変更。主な技も火炎放射からプラズマ火球に変更され、より生物らしいリアルな外見になっている。新たなガメラとして描かれている。

平成版では環境破壊、勾玉石碑などの古代の歴史に関わる物品の登場など、大人向けのリアリティーを意識した設定や演出が目立つが、敵怪獣の攻撃などで倒れても、子供の祈りに共感して力を発揮したり復活する様子も描かれた。昭和ガメラのはうような四足歩行ではなく、シリーズを通して直立二足歩行。
ガメラ 大怪獣空中決戦1995年3月11日
ガメラ2 レギオン襲来1996年7月13日
ガメラ3 邪神覚醒1999年3月6日

正体

はるか太古に滅亡した超古代文明によって、ギャオスを倒すために、甲羅状の「器」に地球の生命エネルギー「マナ」を集めて創り出された。ギャオス同様に一種の「生体兵器」とされ、環境への適応や自身の戦闘能力の向上のために、短期間で進化する能力を持っている。
ゴジラと決定的に違うのは、過去の人類が作った「生物兵器」だということ。それ故、ジェット噴射で飛べたりプラズマ火球が出せたりする点も、設定上の矛盾はない。対ギャオス戦のために作られているのだから…
逃げ遅れた子供や人々をギャオスの光線やレギオンの襲撃から助けたりするのは、どうやら過去の人類の面影を子供に見ている様である。

「亀」問題

大映時代の設定では、前述通り明確に「亀の怪獣」と呼ばれている。しかし、平成三部作の世界には、亀の先祖に相当する生物が恐竜と同時期に絶滅した設定となっているため、ガメラは「怪獣」と呼ばれることはあっても、「巨大な亀」といった表現で呼ばれるシーンはなく、「亀」という単語も一切使われない(いくつかミスはありますが)。

ガメラ女優

まずは、中山忍さん(中山美穂さんの妹です)。鳥類学者として、ギャオスの調査に乗り出します。ただしガメラは専門外。ゴジラ映画にも出て、両方出ている初めての女優さんです。

平成ゴジラといえば、中山忍さん(1と3)
実は ゴジラ VS メカゴジラにも… 国連G対策センターロボット技師

次は藤谷文子(あやこ)さん。ちなみに、お父さんはスティーブン・セガール(邦題 沈黙のxxx 映画シリーズで有名な)。ガメラと精神感応をする役で、勾玉とか持ってます。

そして藤谷文子さん(1,2,3)
お父さん。まあ似てる?

おまけ

水野美紀さんも、2で出てきます。
前田愛さんは、3で 
仲間由紀恵さん、ちょい役でレギオンに… 2です
すっかり有名になった佐藤二朗さんも、ガメラ1でヘリに乗ってます

お勧め

最後に、おすすめコースを。
1 普通のSFファンの方へ
 ネットで設定を確認しつつ、普通に平成1の「大怪獣空中決戦」を見て下さい。生体兵器としてのガメラと、同じ設定のギャオスの宿命の対決を確認しましょう。最後の一騎打ちシーンは、まるで西部劇。爆風スランプの曲もいいですね。
2 大泉洋さん・安田顕さん・鈴井貴之さん、水野美紀さんファンの方へ
 間違えずに、「ガメラ2 レギオン襲来」をどうぞ。
3 ガメラ好きの方へ
 当然見てますよね。映画の完成度は1、レギオンも面白いので2、3はちょっと微妙ってのが、映画の出来栄えかな。
 



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?